日産軽EVが魅せる未来|新時代の備蓄要員として一家に一台の家電製品に。
2021年末にEVが一斉に披露されて
「これからはEVの時代になるんだ~」とワクワクした人は
どれくらいいるでしょうか。
現実は『これがわが社のEVです!』と言われても
「え?」
「は?」
という感想の人が多いのかもしれません。
EV=高額のイメージがあるからです。
EVの登場でワクワクするのは一部の富裕層だけで
一般人にとってはただの高いもの。
ガソリン車が存在している間は、一般人の心に響く要素は
「憧れ」しかないのかもしれません。
2022年以降、EV化が加速?(笑)
加速しているのは製造メーカーや生産者、そして政治や経済の都合です。
経済的な絡みで、主に投資関係のお金が大きく動くのでしょう。
特にEVの乗用車が社会に広く普及するとしたら、価格次第ですね。
パソコンやスマホも出始めは「高い」と思われつつ、
各家庭にこれだけ普及し尽くしました。でも10~20年はかかってる。
EVの乗用車が一般家庭に浸透するには、同じくらいの期間がかかりそうです。
EVの乗用車は、一部富裕層が新製品に投資、
趣味の一環で購入するクルマになりそうですね。
一般人が手の届くEVは、手始めに軽自動車から浸透が始まり、
EVの乗用車はこれから10年かけて、徐々に普及していく予感です。
メーカーは虎視眈々とユーザーの次の動きを確かめていると思います。
軽自動車のEVは速く広く浸透していく?
一般人にとって軽自動車EVでも
価格がどの程度に抑えられるか次第です。
日産三菱新型軽EV(IMk)の価格は200万円程度
この価格から、補助金で税金軽減・免税が行われます。
実質負担額は軽自動車の上級グレード相当の200万円程度です。
安くはないですね。
また、日本には無理しなくても足替わりには足りる
スズキのアルトやダイハツのミライースがあります。
公共交通機関の少ない地方では必要最小限のモデルです。
本格軽自動車EVの主な購入層は誰?
軽自動車でもちょっといいグレードを購入する層。
売れ筋の装備や性能が充実した軽自動車を買う好奇心旺盛な人たちです。
軽EVは新時代の”備蓄”モデルに?
総電力20kWh駆動バッテリーは「非常用」電源にも
将来、まだまだ色んな未知への遭遇が待っています。
良いことだけならいいけど、
非常事態への危機管理能力も高めておかなければなりません。
食料の備蓄に続き、電気の”備蓄”で蓄電機能を果たす
乗用EVよりも安価な軽EVは、
必要最小限の準備として常識になる可能性も秘めています。
自分の身は自分で守る意味で。
一般家庭の一か月消費電力は50~150kWh
軽EVの20kWhだと10日前後の消費電力しか賄えませんね。
非常時備蓄は2週間~1か月が最低準備目安。
非常時生活維持にギリギリ足るレベルの電力確保は可能です。
リーフは総電力量40/62kWhなので、軽EVと2台持てば
フル充電で60kWh~82kWh賄える計算。
(アリア:総電力量66kWh/91kWh)
普段から「家⇔クルマ」で電気を相互供給(充電)する環境なら
一般家庭の一か月消費電力50~150kWhに届かずとも
非常用電源としては十分な備蓄性能が発揮されます。
移動・発電・非常用空間として活用できる軽EVが
新時代の備蓄品として一家に一台になると面白いですね。
およそ170km航続距離じゃ足りない?
月平均クルマ移動距離は100~300キロが半数
セカセカしないゆったり普通の生活を送っていれば
一充電航続距離170キロは必要充分な電費ということになります。
プロパイロットで安全に移動可能
ルークスベース予想の日産三菱軽EVは
デイズ・ekワゴン同等以上のプロパイロットが搭載されるでしょう。
日々の運転も、いざという時の運転も安全に移動できます。
関連情報
日産三菱新型軽EV SUV(IMk SUV)機能情報はこちら。
上級EV情報