欧州では2019年9月25日、新型カローラトレックが発表されました。
新型カローラトレックは欧州カローラツーリングスポーツの派生モデル。
アクティブな雰囲気を持たせたクロスオーバーSUVとなります。
クロスオーバー化の内容は、欧州仕様のカローラツーリングスポーツをベースに、最低地上高を20mmアップ。
カローラツーリングスポーツの1グレードという立ち位置です。
目次【◎=更新】
トヨタカローラトレック新型モデル情報”欧州発表”
日本仕様カローラツーリングにトレック設定の可能性は?
日本専用ボディをベースにします。
欧州と日本のカローラツーリングにはボディサイズが異なります。
- 全長
- 全幅
- 全高
- 4670mm
- 1805mm
- 1455mm
- 4650mm
- 1790mm
- 1435mm
- 4495mm
- 1745mm
- 1460mm
最低地上高は欧州カローラトレックが155mm。日本仕様は大雪の影響も加味して180mm以上が期待値として予想されています。
2019年10月に入り、トヨタはアウトドアテイストの特別仕様車をアクア・シエンタ・ポルテ/スペイドに設定しました。
東京モーターショーを前に、クロスオーバーSUVを想起させるモデルをアピールすることは、今後の方向性を示しているとも取れます。
また、子会社のダイハツもショー出展車でアウトドアテイストを前面に押し出しています。
カローラトレックと存在が近いと予想されている次期プリウスαの動向も含め、今後のラインナップ展開に注目です。
新型カローラトレックの予想価格は、ベースとなるカローラツーリング(201万~299万円)よりも高額の240万円スタートになると予想されます。
新型カローラトレックのエクステリアデザイン
カローラツーリングをベースに車高を少し上げて、前後フェンダーに樹脂モールを装着。
その上で、アクティブな雰囲気を与える専用フロントバンパーやルーフレールを装備します。
アクアクロスオーバーのような存在に
最低地上高を上げて、林道などある程度のオフロード走行も可能なモデルとなるでしょう。
ただ、このアクアとアクアクロスオーバー程度の関係性に留まるとの情報です。
旧モデル・カローラフィールダーもクロスオーバー風を発売していた
クロスオーバーSUV化させたコンプリートカー「カローラクロスフィールダー」を発売していました。
カローラクロスフィールダーは架装車のため、ベースのカローラフィールダーから全長や全幅が変更されています。
しかし、最低地上高は変わっておらず、あくまでもSUVルックの車です。
新型カローラトレックのインテリアデザイン
欧州カローラツーリングスポーツとほぼ同じデザインで、シート地を多少変更しています。
日本仕様のカローラトレックではシート・ラゲッジを水・汚れにも強い仕様へ変更されることが期待値として予想されています。
その通りになれば、内装全体にもSUVならではのハードな印象を持たせます。
撥水効果のあるシートやラゲッジルームで”アウトドア感がある”インテリアになるでしょう。
カローラツーリングのラゲッジを活かす仕様に
日本仕様カローラツーリングのラゲッジは598Lの容量があります。
後席シートを倒すと1000リットル以上の荷室容量を確保も可能。
これだけの広いラゲッジがあれば、SUVとしてアウトドアでかなり重宝する仕様として使い倒せますね。
新型カローラトレックのパワートレーン
- 1.2L直4ターボ
- 1.8L直4+モーター
- 2.0L直4+モーター
- 最高出力116ps
- 最高出力122ps
- 最高出力146ps
駆動にはカローラツーリングスポーツは2WDのみ。
日本仕様が発売されれば、2WDだけではなく、RAV4に採用された最新システムの4WD設定が期待されています。
新型カローラトレックの先進安全装備
カローラトレックの先進安全装備は、第2世代予防安全パッケージToyota Safety Senseが搭載されます。
ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた方式で、昼間・夜間を問わない歩行者の検知や昼間の自転車検知が可能となります。
- プリクラッシュセーフティ
- レーントレーシングアシスト
- 全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール
- オートマチックハイビーム
- ロードサインアシスト
- プリクラッシュセーフティ
追伸情報
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