トヨタ新型ランドクルーザーFJ、2026年に世界デビューへ!?|“小さな巨人”が変えるSUVの未来

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2026年秋登場予想

予想価格3,500,000円~4,500,000円
予想サイズ|全長4500mm 全幅1830mm 全高1850mm ホイールベース2750mm
ラダーフレーム採用
ボディサイズ比較ランドクルーザーFJ(ランクルミニ)ランドクルーザー250
全⻑4500mm予想4925mm
全幅1830mm予想1980mm
全高1850mm予想1870mm
ホイールベース2750mm予想2850mm
重量1500kg予想2450kg予想

このデザインを見て個人的に思うのは、ついに発売されたスズキのジムニーシエラ5ドア。

ランドクルーザーFJには背面タイヤが設定されるなど、似た部分もあります。

新型ジムニーノマド 2025【ジムニーシエラ5ドア】ジムニーシリーズ初の5ドアモデル

比較ランドクルーザーFJカローラクロス
全長4500mm予想4490mm
全幅1830mm予想1825mm
全高1850mm予想1620mm
2.7L NAエンジン(2TR-FE型)
163ps/25.1kgm
 ※ランドクルーザー250搭載エンジンの1つ
ほか候補だったパワートレイン
2.7L HEV(2TR-FE型+モーター)
2.8Lディーゼルターボ(1GD-FTV型)

トヨタが本気で送り出す、次世代コンパクトオフローダーの魅力に迫る

もともとは2024年後半の登場が噂されていましたが、各種認証の遅れや生産計画の調整、さらには国際的な貿易の不透明さも影響しているようです。

しかし、この延期は単なるスケジュールの後ろ倒しではなく、「本物のオフロード性能」と「グローバル市場に適応した商品力」を両立させるための準備期間とも言えるでしょう。


■ ベビーでも本格派:ラダーフレーム採用の理由

このランドクルーザーFJ最大の注目ポイントは、小型ながらもラダーフレーム構造を採用している点です。これは近年のコンパクトSUVがこぞって採用しているユニボディ構造とは一線を画します。

なぜラダーフレームにこだわるのか?
それは、ランドクルーザーが「悪路を走破するための道具」であるという伝統を守るためです。
ラダーフレームは耐久性と剛性に優れ、アウトドア愛好家や冒険志向のユーザーにとっては「信頼の証」と言える構造です。


■ サイズ感とデザイン:都市と自然をつなぐ絶妙なバランス

FJは、カローラクロスよりやや大きく、RAV4よりもコンパクトなサイズ感。全長は約4500mmと、取り回しやすさと居住性のバランスが絶妙です。

デザインは、クラシックな70系ランドクルーザーと、近未来的なEVコンセプト「コンパクトクルーザーEV」を融合させたような箱型で頑丈なルックス。直立したフォルムにLEDアクセント、フラットなテールゲートにはスペアタイヤも備えられ、本格オフローダーの意志を感じます。


■ 魅力の裏にある「なぜ?」

では、なぜ今トヨタはこのタイミングで“ベビーランドクルーザー”を出すのでしょうか?

答えは明快です。
本格SUVの需要が「価格」「サイズ」「燃費」の観点から多様化しているからです。

特に若年層やファミリー層では、「街乗りもできて週末はアウトドアにも対応できる」万能SUVが求められています。

FJはその中でも「頑丈で信頼できる、だけど手頃」というポジションを狙っているのです。


■ パワートレインと価格:ニーズ別に多彩な選択肢を

現時点では、FJのエンジンに関していくつかの可能性が浮上しています。

  • 日本やアジアでは2.7L自然吸気ガソリン(2TR-FE)
  • 欧米ではハイブリッドやターボモデルの投入も視野

将来的にEV仕様も検討されているとのことで、環境意識の高い市場にも対応できるフレキシビリティがポイントです。

価格は、日本では400〜450万円前後、北米では35,000ドル前後と予想されており、現行のランドクルーザー250や300と比べて大幅に安価。

これは「ランドクルーザーのDNAを受け継ぐ車を、より多くの人に手が届く価格で」というトヨタの意志を感じさせます。


■ まとめ:FJが示す“未来のランドクルーザー像”

FJは、ただのコンパクトSUVではありません。
それは「本格オフローダーの魂を、もっと身近に、もっと自由に」という挑戦です。

ラダーフレームを捨てなかった理由も、パワートレインの多様性も、そして価格の手頃さもすべて、「なぜランドクルーザーが今なお世界中で支持されているのか?」という問いへのトヨタなりの回答だと言えるでしょう。


🚙 最後にメッセージ

「オフロード車は大きくて高いもの」という常識を、FJは覆すかもしれません。
キャンプやアウトドアが好きな人、RAV4やジムニーに惹かれていた人、本物の“遊び道具”を探していた人にこそ、このFJは刺さるはずです。

2026年のデビューまで、あと少し。
この“ベビー”がどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみにしていきましょう。