新型スカイラインは2024年以降の登場が期待されています。
日産は2023年までに10種モデルを投入する計画ですが、そこにスカイラインは含まれません。
現行スカイラインは、2019年9月に内外装変更とプロパイロット2.0設定。
V6ターボ搭載といった大掛かりなマイナーチェンジを行いました。
新型スカイライン・セダンの登場は確実となり、”次世代インフィニティQ50と、どの程度外装が共通になるか”という点にも注目です。
一方、スカイライン・2ドアクーペは、現行モデル時点で導入されていません。
しかし、世界的に居住性ある4ドアクーペのトレンドになっています。
新型スカイラインに4ドアクーペを設定する可能性もあるでしょう。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- エンジン出力
- モータートルク
- トランスミッション
- 4750mm
- 1800mm
- 1440mm
- 2850mm
- 1550kg
- 1.5Lターボ+モーター
- –
- 340/71.4kgm
- –
目次
新型スカイラインのエクステリア特徴
基本的には、インフィニティのダイナミックな曲線ベースデザイン。
2019年のマイナーチェンジ版スカイライン以上に、スカイライン専用パーツを採用することに期待したいですね。
しかし、完全にインフィニティと別デザインとはならない可能性が高いです。
フロントとリアの差別化が限界でしょう。
丸目4灯のテールランプ復活が現行のマイナーチェンジで行われたため、新型はさらに進化した形で継続します。
フロントデザイン
日産やインフィニティの方向性から、大型グリルと細身で横方向に伸びるヘッドライトの可能性が高いです。
大きなL字型や、縦型ヘッドライトの採用は、可能性が低いでしょう。
ボディデザイン
セダンではなく、4ドアクーペの場合にも曲線的なデザインになる線が濃厚です。
90年台のスカイラインをモチーフにしたデザインになる可能性は、かなり低いと思います。
新型スカイラインのプラットフォーム
メルセデス・ベンツのFR専用プラットフォームMRA(Modular Rear Architecture)採用の可能性が高いです。
ダイムラー社とは2010年に提携関係を締結。V37型スカイラインで2.0Lターボエンジンの供給を受けています。
このことでコスト削減に成功。
日産の高級車ブランドであるインフィニティでも、すでにベンツのプラットフォームを採用しています。
新型スカイラインの内装予想
現行モデルの方向性の延長にあるものと考えられます。スポーツシート採用のような方向性にはならないでしょう。
シートカラー
基本的には現行ベースのアップデート、追加カラーはあっても1色程度でしょう。
インパネ周りではヘッドアップディスプレイの搭載。カーナビ用ディスプレイ大型化の可能性が考えられます。
新型スカイラインのパワートレイン予想
時期スカイラインに搭載されるエンジンにはいくつかの可能性があります。
【e-POWER】1.5Lターボ発電+前後2モーター
新型スカイラインには1.5Lターボエンジンで発電し、前後搭載モーターで駆動するe-POWER 4WD採用。
340ps/71.4kgmを発揮するハイパフォーマンスモデルをグレードにラインナップします。
4気筒2.0L可変圧縮比エンジンのVCターボも候補
このエンジンはコンパクトで軽量。
最大の特徴は運転状況に応じて最適な圧縮比を自動で選択することができることです。
これによって燃費性能が向上し、静粛性も高くなり、安定した走行が可能となります。
燃費は?
WTLCモードで15.0km/l近辺が限度。
排気量3.0L以上の6気筒ターボエンジンの搭載もあり得るでしょう。
ハイブリッドは?
エコにも配慮し、プラグインハイブリッドやEVモデルがラインナップされる可能性もあります。
これは三菱のEV技術を導入したもので、ルノーと日産、そして三菱の3社の連携の賜物。
デトロイト・モーターショー2018において、2021年以降に販売するインフィニティにEVモデルがラインナップされることが発表されています。
Infiniti Q50 EV|2025年コンセプト
スカイラインにもEVモデルが用意されることが期待されています。
トランスミッション
可変圧縮比エンジンのQX50ではCVTとなっています。
しかし、9速や10速ATなども考えられるでしょう。
DSGの可能性は低めです。
電動化テクノロジーに関しては不明瞭と言え、
- e-POWERの搭載
- 現行ベースのハイブリッド
- プラグインハイブリッド
上記すべてに採用の可能性が考えられます。
電気自動車に関してはやや可能性は低いでしょう。
足回り、ステアリング機能
ヒントとなるテクノロジーは発表されていません。現行をベースに、さらに性能アップを図ることが考えられます。
新型スカイラインの先進安全装備
登場時、最新の予防安全装備を搭載。
新機能になるのはプロパイロットのバージョンアップ中心でしょう。
ボンネット搭載のエアバッグといった新装備も、年代的に搭載してもおかしくないでしょう。
新型スカイラインにプロパイロット3.0が搭載される可能性
プロパイロット3.0は日産が開発中である”レベル3”の自動運転技術のことを言います。
自動運転技術は
- 全ての操作を運転者が行わなければならないレベル0
- 完全に自動で走行するレベル5
上記のように段階が設けられています。その中でレベル3というのは、条件付き自動運転です。
車線維持や車間距離維持、加速や減速などは自動で行うことができます。しかし、緊急時には運転者が対応しなければならないのがレベル3。
国の後押しもあって各メーカーが2020年オリンピックまでにレベル3の自動運転技術導入を目指しています。ちょうどスカイラインがフルモデルチェンジする時期と重なります。
そのため、プロパイロット3.0が次期スカイラインに搭載される可能性は高いと言えます。
【2020年9月14日】スカイライン一部仕様変更
- 外観新色2色追加
- スレートグレー
- ディープオーシャンブルー(2020年10月12日~)
- 内装新色
- グレー or ホワイト
400R専用内外装
- 外観スレートグレーに内装ホワイト
- ブラック加飾ドアウエストモールディング
価格帯は4,353,800円~6,444,900円。
次期スカイラインの噂
現行型スカイラインは登場から5年目を迎えることから、早くもスカイラインのフルモデルチェンジに関する噂も出始めています。
そのため、今回が現行型スカイラインの最終型となる可能性が非常に高く、現行型スカイラインが気になっている方にとってはオススメのモデルとなるでしょう。
【2019年9月】スカイラインマイナーチェンジ
プロパイロット2.0を搭載。
内外装を変更する過程で日産エンブレムを装着しました。
また、エンジンの種類にも変更が加えられています。
価格帯は4,274,640円~6,327,720円。
現行型スカイラインは2014年に登場した13代目。
2017年に一度マイナーチェンジを実施しています。
主にエクステリアデザインの変更が行われました。
今回のマイナーチェンジではどのような点が変更されるのでしょうか。
先進安全機能プロパイロット2.0をハイブリッド車に標準装備
プロパイロット2.0は、日産が新たに投入するプロパイロットの新型となっており、最大の特徴は
- 高速道路走行時、車線変更支援機能
- 同一車線内ハンズオフ機能
が付加される点となっています。
プロパイロット緊急停止時SOSコール
プロパイロット2.0で走行中、ドライバーが警報に反応なく、システムがクルマを緊急停止させた場合に、専用のオペレーターに自動接続する機能です。
NissanConnectサービス
- 自動ナビ地図更新|通信
- ドアtoドアナビ|ナビ・スマホ連携
- docomo In Car Connect|車内がWi-Fi環境に
現行スカイラインの安全機能
- インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- ハイビームアシスト
- アクティブAFS
- インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)
- BSW(後側方車両検知警報)
- インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
といった先進安全機能を搭載しており、低速域から高速域まで全方位運転支援システムを採用しています。
スカイライン マイナーチェンジ後のエクステリア
フロントグリルとリア周りを改良し、日産のデザインアイコンとなっているVモーショングリル、丸目4灯LEDリヤコンビネーションランプを採用し、一目でスカイラインとわかるデザインになりました。
現行スカイラインは、日産の上級ブランドであるインフィニティに準拠したデザインで、フロントグリルのCIバッジもインフィニティでした。
この変更には、賛否あるようです。しかし、いいものほど初めは否定されがちなもので、見慣れていくると魅力が分かってくるでしょう。
インテリジェントダイナミックサスペンション採用
400Rに標準装備、ターボ搭載GT Type SPにオプション設定。
- サスペンションの減衰力制御
- 挙動安定・揺れ低減・乗り心地
- スポーティ走行操縦安定性
スカイライン マイナーチェンジ後の内装
今回のマイナーチェンジでは、主に素材の変更や色調の変化によって質感の向上が図られることになります。ハイブリッド車に、日産国内初ヘッドアップディスプレイ採用、プロパイロット2.0専用装備を採用しています。
ダイレクトアダプティブステアリング採用
- ステアリングレスポンス向上
- 低速~中速の操舵過敏軽減
- 応答性向上
海外のスカイラインクーペには、第2世代ダイレクトアダプティングステアリングが搭載されていることでも注目されていました。
これはドライバーの好みによってステアリングのモードを「スタンダード」「エコ」「スポーツ」「スノー」など6つのモードに調整することができます。
スカイライン マイナーチェンジ後のパワートレイン
販売が低迷していることから魅力アップ対策として、北米モデルに採用されている3.0L V型6気筒ツインターボエンジンが追加されました。
インフィニティQ50から採用されたVR30DDTT型のターボで、国内の日産で初
- 新ターボシステム
- 水冷式インタークーラー
- 電動VVT
- ミラーボアコーティングシリンダーブロック
- エキゾーストマニホールド一体シリンダーヘッド
といった技術を採用しました。
- 最高出力
- 最大トルク
- 304ps/6400rpm
- 40.8kgm
- 405ps/6400rpm
- 48.4kgm
マイナーチェンジによって、スカイラインに搭載されているエンジンやハイブリッドシステムに手が加えられる可能性は低いとされていました。
【2017年12月20日】スカイライン マイナーチェンジ
フロントグリルを大型化して存在感を強調。
スカイラインLabo