【世界初披露】トヨタがbZ4X新型を欧州で公開!進化したEVの魅力とは?
欧州2025年後半発売予定
トヨタはカーボンニュートラル社会の実現に向け、「マルチパスウェイ戦略」のもと、欧州において次世代バッテリーEV(BEV)3モデルを世界初披露しました。その中でも注目を集めたのが新型bZ4X、そして新たなTOYOTA C-HR+、LEXUS RZです。
中でもbZ4Xの進化は目を見張るものがあります。

今回は、その魅力と背景にある技術、そして日本市場導入の可能性まで掘り下げてご紹介します。
トヨタ「bZ4Xツーリング」2026年春、日本発売へ!走りと広さにこだわった次世代BEVの魅力とは?

日本市場での導入は?
現時点では公式な日本導入の発表はありませんが、(2025年後半から欧州で発売を予定)トヨタはグローバルに同一プラットフォームを展開する戦略をとっており、既存のbZ4Xが日本でも販売されていることを踏まえれば、今回の改良型も導入される可能性は高いと見られています。
また、バッテリープレコンディショニング(下記②)の搭載や走行性能の進化は、日本市場においても「EV=不便」という印象を払拭する起爆剤になり得るでしょう。
bZ4Xが進化した3つのポイント
① 航続距離の選択肢が拡大
新bZ4Xは2種類のバッテリー容量(57.7kWh / 73.1kWh)をラインアップ。これにより、使用シーンや予算に応じて最適なモデルが選べるようになりました。
上位仕様では、従来型比で約70km延長(最大573km)という優れた航続距離を実現。
✅ なぜこれが魅力的?
→ EV購入で最もネックになる「航続距離への不安」に真っ向から応えるアップグレードだからです。
② 冬場も安心!「バッテリープレコンディショニング」搭載
寒冷地でのEV利用の課題である急速充電性能の低下。新bZ4Xは、初めてバッテリープレコンディショニングを採用し、寒冷時でも約30分で充電可能という性能を目指しています。
✅ なぜ重要?
→ ヨーロッパのような寒冷地域でも使える=「日本の冬」でも快適に使えるポテンシャルがあるということ。
③ 走行性能の大幅進化
高効率eAxle(電動アクスル)の搭載、出力アップ、そしてサスペンションの再設計によって、走行性と静粛性も大きく進化。EVならではの静かな走りが、より滑らかで安定したものへと昇華しています。
✅ なぜ魅力的?
→ 「静かだけど退屈」というEVのイメージを覆す、ワクワクする走りがそこにあるからです。
スペックハイライト(欧州仕様・開発目標値)
FWD(57.7kWh) | AWD(73.1kWh) | |
---|---|---|
航続距離 | 445km/573km | 520km |
システム最大出力 | 123kW/165kW | 252kW |
0-100km/h加速 | 8.6秒/7.4秒 | 5.1秒 |
バッテリー容量 | 57.7kWh/73.1kWh | 73.1kWh |
最後に:この進化は「選択肢」を広げるもの
トヨタが追求しているのは、「BEV一択」ではなく、多様なユーザーに応えるマルチパスウェイ戦略。だからこそ、EVにおいても「選べる」楽しさが求められています。
航続距離や使い方、地域性に応じて「最適なEVを選ぶ時代」が、ついに本格的に始まったのです。
メッセージ
「EVに迷っているあなたへ。トヨタの進化は、“使えるEV”の答えを提示してくれました。」
EVはもはや「未来の乗り物」ではありません。bZ4Xのように、実用性・安心感・選択肢を備えたモデルが登場することで、日本でも“EV元年”が加速するかもしれません。今後の展開に、ぜひ注目していきましょう。