三菱を代表するスポーツモデルである「ランサーエボリューション」が新型モデルとなって復活するとの噂。
もし復活すると仮定して、これまでのランサーエボリューションの特徴であった「セダン」・「2.0L直列4気筒ターボエンジン」という要素は、新型ランサーエボリューションでは引き継がれない可能性が高いです。
新型では、現在の三菱自動車の大きな強みとなっている「EV技術」・「SUV」・「4WDシステム」といった特徴を活かしたモデルとして復活する可能性が高く、
EVクロスオーバースポーツになったり、かつて販売されていた「パジェロエボリューション」のような、エクリプスクロスをベースとしたエボリューションモデルとして復活することも考えられます。
三菱自動車は経営悪化してから本格的なスポーツモデルが登場しておらず、新型ランサーエボリューションに関する情報から目が離せないです。
今回は新型ランサーエボリューションまたは、ランエボ後継モデルに関する情報を紹介したいと思います。
ランサーエボリューション復活
ランサーエボリューションの概要
ランエボこと「ランサーエボリューション」は三菱の4ドアセダンである「ランサー」をベースにチューニングが施されたモデルで1992年に初代モデルが登場しました。
ランエボはラリーを中心とした数々のレースで鍛えられた先進的な4WDシステムによる走りで自動車ファンから絶大な支持を集めていました。
しかし、ランエボは三菱の経営悪化やエコカー人気により、10代目モデルであるランサーエボリューションⅩを最後にして2015年に生産終了となりました。
ランエボは後継車として復活か?
ランサーエボリューションが復活するとの噂が流れた理由には、2017年6月に行われた三菱自動車の株主総会にて益子修CEOが「ランサーエボリューションの新規開発について前向きの検討したい」と発言したことか挙げられます。
この発言には三菱自動車を傘下に収めた日産の会長で、三菱の会長(現在解任)にも就任したカルロス・ゴーン氏の影響が考えられており、三菱の象徴するスポーツモデルであるランサーエボリューションの復活を三菱復活の目玉にするのではないか、と噂されました。
次期ランエボはセダンではなくなる?
新型ランサーエボリューションを考察する上で注目するモデルに、2018年3月に行われたスイス・ジュネーブ国際モーターショーで発表された「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」があります。
MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPTは三菱自動車のヘリテージの一つである優れた四輪制御によるハイパフォーマンス性能に対する挑戦を示したモデルとなっており、
そのエクステリアデザインには四輪で大地をグリップする力強さや、高速で大地を駆け抜ける軽快感を表現した新しいSUV像を創造しています。
そのため、MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPTではセダンではなく、SUVの形状をベースとしながらもスポーティーな印象を与えるモデルとなっています。
また、MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPTでは「e-EVOLUTION」という名前が示す通り電気自動車となっており、小型・高出力モーターをフロントに1基、リアに2基搭載するパワートレインが採用されており、
大容量の駆動用リチウムイオンバッテリーと組み合わせることで、一般道から高速道路まで様々な道路状況でもEVスポーツカーに相応しい、静かでありながらも力強い走りを実現しています。
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