トヨタはGRヤリスを2020年9月に発売。さらに、GR YARISから遅れてヤリスGR SPORTも発売されます。
GRヤリスのエクステリアは
- 全幅1805mmになる張り出したフェンダー
- ベースモデルとは異なる3ドアボディ
が特徴です。
目次
GRヤリスラインナップ
RZ|396万円
先行して特別仕様車として発売されたRZはヤリスの限界を引き出す高出力モデルです。ラリー競技レース仕様のエンジンを積んだ戦えるグレードです。実際、WRCの勝利を狙うクルマです。
加速・エンジン回転数の伸び・走行安定性に特徴があり、人馬一体を体感できるハイパフォーマンスカーと言えるでしょう。
そのハイパフォーマンスを魅せてくれるエンジンには、新開発・直列3気筒1.6Lターボ高出力エンジンを搭載しています。
スペックは以下のように中低速域トルク重視で、カスタマイズ・チューニングを楽しんでいくモデルになるでしょう。
- 最高出力
- 最大トルク
- ボア
- ストローク
- 圧縮比
- トランスミッション
- 駆動方式
- 272ps
- 37.7kgm
- 87.5mm
- 89.7mm
- 10.5
- 6速MT(iMT)
- GR-FOUR
【先行Web予約モデル】特別仕様車RZ|受付6月30日迄
特別仕様車RZ“First Edition”
3,960,000円
特別仕様車RZ“High-performance・First Edition”
4,560,000円
- 全長
- 全幅
- 全高
- エンジン
- エンジン型式
- 駆動
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- タイヤサイズ
- 3995mm
- 1805mm
- 1460mm
- 1.6L直3ターボ
- G16E-GTS
- 4WD
- 272ps
- 37.7kgm
- 6MT
- 225/40ZR18
RS|265万円
RSはRZよりも気楽にドライビングを楽しめるモデルとして1.5L直列3気筒エンジンを搭載し発売されます。
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- 駆動方式
- 120ps
- 14.8kgm
- CVT(10速パドル)
- 2WD
RC|330万円
RCは競技仕様として用意されるため、最上級モデルRZと同じく新開発直列3気筒1.6Lターボ高出力エンジン、GR-FOUR、6速MT(iMT)を採用しています。
ディスプレイオーディオレス化など、走りに特化するため、必要最低限の装備となる軽量モデルです。
GRヤリスのタイヤサイズ
GR YARISのタイヤサイズは前後ともに225/40ZR18です。ノーマルのヤリスが185/55R16なので、ワイドで扁平率が非常に高くなっています。
18インチアルミホイールは、グレードによって鋳造アルミホイールか鍛造アルミホイールを選択可能です。
なお、スペアタイヤは装備されず、パンク修理キットが搭載される点はノーマルのヤリスと同等です。
GRヤリスのボディカラー
GR YARISもあまり多くの色が採用されません。ヴィッツGRMNはホワイトのみの設定でした。
新型GR YARISはスーパーホワイトⅡを継続。ついでエモーショナルレッドⅡ・プレシャスブラックパールを設定。
2トーンカラーは登場しないものの、2トーンっぽい外観になっています。
GRヤリスの内装
チタン製シフトレバーの採用、特にシートを中心にスポーツ仕様となります。
メーターデザインも専用仕様に。
GRヤリスの特別装備
特別仕様車RZ“First Edition”
- RZグレードベース
- マットブラック塗装ラジエターグリル
- フロントサイドディフューザー
- リヤスポイラー
- リヤバンパー
特別仕様車RZ“High-performance・First Edition”
- トルセンLSD
- 冷却スプレー機能付空冷インタークーラー
- マットブラック塗装BBS製鍛造アルミホイール
サスペンションやダンパーも強化
- マクファーソンストラット式フロントサスペンション
- ダブルウィッシュボーン式リアサスペンション
- フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
GRヤリスのパワートレイン
- エンジン
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- タイヤ
- 駆動
- 1.6L直3ターボ
- 272ps
- 37.7kgm
- 6速MT
- 225/40R18
- GR-FOUR
iMT採用(インテリジェントマニュアルトランスミッション)
「半クラッチ」や「ギア合わせ」を気にせず、自動で回転数を合わせてくれるマニュアルトランスミッションが採用されます。
マニュアル初心者や苦手な人でも、最初からストレスなくマニュアル運転を楽しめる仕様となります。
どんな人も好きなクルマに乗れます。
インテリジェントマニュアルトランスミッション”操作”の仕組み
SPORTモードで「iMT」がスタンバイ状態に。
この状態でドライバーの変速を検出してコンピューター制御により、エンジン回転数をクルマが自動的に合わせスムーズな変速をアシストしてくれます。
クラッチ操作が苦手でもショックが少ないため、ワインディングや登降坂路でスポーティなドライビングが楽しめる仕様です。
一方で、SPORTモードにしなくても発進アシスト機能が作動します。
発進時のクラッチ操作を検出し、エンジン出力を最適に調整(トルクアップ)。
クラッチのみで発進操作をスムーズに行える仕組みとなっています。
新開発スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”
多板クラッチ採用の前後で駆動力を可変できるシステムを採用しています。
GRヤリスの予防安全装備
GRヤリスは”パッケージオプション”として
- プリクラッシュセーフティシステム
- レーダークルーズコントロール
- オートマチックハイビーム
上記機能を持ったToyota Safety Senseが搭載できる点も大きな特徴です。この方向性のスポーツカーとして予防安全装備が搭載できる車種はあまり多くありません。
”日常使用”も安心できる点が強みといえるでしょう。ただし、踏み間違い防止機構を持つインテリジェントクリアランスソナーの装備に関してはアナウンスされていません。
また、全グレードにディスプレイオーディオが標準で搭載。RZではヘッドアップディスプレイが搭載され、圧倒的な出力の車ながらスポーツ一辺倒ではないパッケージであることがうかがえます。
GRヤリスのベースとなるヤリス
GR YARISのベースとなるヤリスは、ヴィッツからヤリスへと名称変更。TNGA「GA-Bプラットホーム」を採用します。
ヴィッツから大幅に剛性や走行性能を向上し、スポーティなフォルムで登場です。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- 3940mm
- 1695mm
- 1500mm
- 2550mm
- 950-1050kg
- 1.0L直3DOHC
- 72ps/6000rpm
- 9.6kgm/3800kgm
- CVT
一方でGR YARISの下位モデルGR SPORTも発売される予定です。
ヤリスGR SPORT情報2020
GR YARIS Labo