新型インサイトは、ハイブリッド専用小型車としてシビックの上位モデルに位置される「5人乗りセダン」です。
SPORT HYBRID i-MMDと同じ「2モーター方式」のハイブリッドシステムを1.5Lエンジンに組み合わせて搭載します。40キロ前後の燃費が目標。
新型インサイト(INSIGHT)|モデルチェンジ情報
- ハイブリッド専用5人乗りセダン
- 1.5Lエンジン+2モーター方式ハイブリッド初搭載
- JC08モード燃費:LX 32.4キロ/EX 31.4キロ
- プリウスとボディタイプを差別化し競合しない
- グレイスベースでリアを延長し居住空間拡大
- 荷室:500L
- 価格帯:302万円~339万円
ページコンテンツ
エクステリア|北米仕様
- 全長:4630mm
- 全幅:1798mm
- 全高:1414mm
- ホイールベース:2700mm
日本仕様はこのボディサイズよりも大きくなるようです。
同時に実用性も高くなり、新型インサイトはボディサイズで言えば
- グレイスハイブリッド
- アコードハイブリッド
の「中間」に位置するハイブリッドモデル、という扱いになるかもしれませんね。
海外のエクステリアの特徴を解説する動画も出ています。
【動画】新型インサイト|エクステリア解説
続いて、新型インサイトのインテリア情報です。
ただ、様々な高機能が装備されることは間違いなさそうですね。
インテリア|北米仕様
- 8インチタッチスクリーン装備
- インフォテインメントシステム装備
- 7インチLCDディスプレイメーター装備
インフォテインメントシステムとは?
- カスタマイズ可能なアプリのタイル表示とショートカット
- Apple CarPlay・Android Auto
に対応しています。車載Wi-Fi機能を通して無線でアップデートが可能に。
インテリアの高機能に伴い、先進安全性能も標準装備されるでしょう。
Honda SENSING|標準装備
- 衝突回避被害軽減ブレーキ
- 車線逸脱警告
- 車線維持支援機能アダプティブクルーズコントロール
- 標識認識機能
- レーンウォッチ(ドライバーの死角を監視)※EX以上のグレードに搭載
安全システムを充実させて、走行性能を高めます。
搭載エンジン|1.5L+2モーター「i-MMD」
1.5Lスポーツハイブリッド i-DCDの1.5Lエンジンに「2モーター」を組み合わせる「i-MMD」を新開発。
- 最高出力:153ps
- 最大トルク:27.2kgm
この「1.5L+2モーター方式」のハイブリッドユニットは、
2019年以降、フィット・シャトル・ヴェゼル・グレイスに順次搭載されていくようです。
では、ここまでの新型インサイトのスペックをまとめています。
予想スペック
全長:4395mm
全幅:1695mm
全高:1425mm
ホイールベース:2600mm
エンジン:直4DOHC1.5L i-VTEC
システム:2モーター式「i-MMD」
最高出力:153ps/6600rpm
最大トルク:27.2kgm/4600rpm
トランスミッション:CVT
また、新型インサイトは以下のようなパワートレーン搭載も予想されています。
レンジエクステンダー搭載?
日産のノート・セレナに搭載された「e-POWER」のように、
- エンジンを発電のみに使用し
- モーターを動力とする
レンジエクステンダーが採用されるかもしれません。
すでに、アコードハイブリッドやオデッセイハイブリッドは、エンジンを発電に使う比率を高めた仕様になっています。
つまり、エンジン動力に頼らないモーター動力中心の「EV寄りのハイブリッド方式」なんです。
新型インサイトは、ボディ拡大で重量も増える分、もし「1.5L スポーツハイブリッド i-DCD」を採用するなら、レンジエクステンダーでモーター出力を高めた仕様のほうが効率がいいようです。
また、PHVを設定するかもしれない、という予想も見かけました。
「新型インサイトPHV」をグレード設定?
新型インサイトが予想以上に売れ、ハイブリッド性能・走行性能・居住空間の実用性が「好評」と判断された場合に限る、のだと思います。
ホンダの計画では、2030年を目標に4輪ラインナップの3分の2を電動化(PHV/HV/FCV/EV)する
という発表をしています。
つまり、「新型インサイトがこのラインナップに選ばれる可能性がある」ということですね。その前に、新型クラリティPHEVの登場です。
ハイブリッド専用車の新型インサイトはどれほどの「費燃」になるでしょうか。
燃費
- LX:32.4キロ
- EX:31.4キロ
ここまで見てきた高機能を搭載する新型インサイトの価格はどんな予想でしょうか。
価格
- LX:302万円
- EX:324万円
- EX(BLACK STYLE):336万円
- EX(レザーシート):339万円
ホンダセンシング・ナビは標準装備との情報です。
以上、新型インサイトの情報でした。
以下からは、初代~2代目インサイトの参考程度の情報になっています。
【2013年5月16日】インサイト/インサイト エクスクルーシブ|一部改良
本田技研工業は5月16日、「インサイト」「インサイト エクスクルーシブ」を一部改良して発売。
インサイト|改良内容
- ウォッシャー付間欠リアワイパー:全タイプ標準装備
- スマートキーシステム:Lタイプに1個追加
- USBジャック:オプションのHondaインターナビに装備
- インサイト価格帯:193万円~213万円
インサイト エクスクルーシブ|改良内容
- スモークメッキ化フロントグリル(LEDアクセサリーランプ内蔵)
- スモークメッキ化サイドシルガーニッシュ
- スモークメッキ化リアライセンスガーニッシュ
- 質感の高い専用インテリア採用:高輝度ダークシルバー塗装/色調統一
- ウォッシャー付間欠リアワイパー(リバース連動):全タイプ標準装備
- Hondaスマートキーシステム:XL・XL・インターナビセレクトタイプに1個追加
- USBジャック:Hondaインターナビに装備
- インサイト エクスクルーシブ価格帯:208万円~255万円
インサイト|価格
インサイト
直列4気筒SOHC 1.3リッター+IMA|CVT 2WD(FF)
- G:193万円
- L:213万円
インサイト エクスクルーシブ
直列4気筒SOHC 1.5リッター+IMA|CVT 2WD(FF)
- XG:208万円
- XL:225万円
- XLインターナビセレクト:255万円
追伸情報
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画像引用元:https://www.motor1.com
画像引用元:http://www.honda.co.jp
画像引用元:http://www.honda.co.jp/auto-archive/insight/2014/
グレイスベースでリアを延長し居住空間拡大
リアドアに「延長」の加工がされた痕跡が見受けられます。この量だけ拡大され、グレイスよりも広い後席空間を確保。
またリアの延長によって、後席足元に余裕が生まれ、先代よりも居住性が高くなります。
「先代インサイト」
ホンダの簡易コンパクトハイブリッドシステム・IMAを搭載し、価格的有利な点でプリウスに対抗したコンパクトハイブリッドモデルです。
189万円というスペシャルプライスで登場し、初期販売は好調でした。