エスクァイア一部改良
2020年4月密かに一部改良(対応整備)が行われました。
【2020年4月】エスクァイア一部改良
WLTCモード燃料消費率対応。
【2019年1月7日】エスクァイア一部改良
エスクァイア特別仕様車Gi“Premium Package・Black-Tailored”も新設定。
エスクァイアの先進安全装備
2019年一部改良でプリクラッシュセーフティに対歩行者を加え性能向上。
最新のToyota Safety Senseは対歩行者・対車両(昼夜)に対応します。
アクセルとブレーキを踏み間違えた時に
障害物を検知して自動的にブレーキをかける
インテリジェントクリアランスソナーも新設定されています。
エスクァイアの安全装備は2018年6月に
Toyota Safety Sense(レーザーレーダー+単眼カメラ)が
採用され、プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)が対車両のみに対応しました。
Toyota Safety Senseとは|第2世代予防安全システムトヨタセーフティセンス
Gi“Premium Package・Black-Tailored”
Giグレードベース
- フロントグリルモール
- バックドアガーニッシュ
といったメッキパーツに
ダークメッキやスモークメッキを施し精悍さを増しています。
ボディカラー
ブラックをメインに全4色設定。
内装色
特別設定色ブラックレーザーライン加飾を
- センタークラスターパネル
- フロントドアスイッチベース
に採用。
ブランノーブをシート表皮に設定し、
室内空間で上質な世界観を作れるようになっています。
- W×B専用エンブレム
- ホワイトステッチ
専用シート(合成皮革+ファブリックの消臭機能付)を特別装備。
- メッキ加飾ドアハンドル
- リアオートエアコン
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア
- デュアルイージークローザー・挟み込み防止機能付
- 6スピーカー
エスクァイアの人気ボディカラー
1位 ホワイトパールクリスタルシャイン
2位 ブラック
3位 シルバーメタリック
オーソドックスな色が人気となっています。
理由
「発売されたばかりで冒険したくない」
「実車を見て色に変化球を付けたくない」
という印象を持つ人が多いのだと想像できます。
エクステリアの高級感をフロントグリルの造形で強く表しています。
混合色(ミントやバイオレット)は、
若干イヤらしさを醸(かも)し出してしまうのでしょう。(個人の感想です)
ひとつずつ人気の秘密を見ていきます。
1位:ホワイトパールクリスタルシャイン
エスクァイアは雰囲気(というかオーラ?笑)が
強く出過ぎてしまうクルマです。
あまり凝ったボディカラーでは尚更。
これを抑えるには、エスクァイアが持つ色気と逆を行くほうが無難です。
ホワイトは純粋さを表します。
しかし明るい印象になりすぎないために
パールクリスタルシャインで高級感を保ちます。
高貴な白色は純白のドレスのように持つ者に気品を与えてくれます。
もし購入後、エクステリアが明るすぎだと思い「失敗したかな?」と感じても安心。
物足りない高級感は、ブラック基調で上質なインテリアによって補えます。
陰と陽を兼ね備えたホワイトパールクリスタルシャインの人気の秘密です。
2位:ブラック
先日夕方薄暗くなりかけたドライブの帰り道。
トヨタのディーラーからエスクァイア・ブラックの
試乗車が出てきて、信号待ちしていました。
正面切って初めて見るエスクァイアのエクステリアです。
ブラックのボディは夕暮れの薄暗い景色に溶け込み、
派手なフロントグリルとヘッドライトのみが輝いてます。
このとき思ったのは
- 『うわ、意外とカッコイイ』
グリルに『エスクァイアな主張』は感じても、
イヤらしい輝きは感じませんでした。
むしろ高級感があり目に焼きついて、
『カッコイイ』という良い印象だけが残りました。
夕暮れだったことも手伝いエスクァイアの実車はイケてました。^^
ブラックとシルバーの相性はいいですからね。
相互にバランスがとれた組み合わせです。
3位:シルバーメタリック
ホワイトもブラックも好きではないという人は、
高級感と言えばシルバーを選ぶかもしれませんね。
シルバーは
- 無難な色
- 人を選ばない色
- 交通安全に貢献する色
です。夜道でも、対向車のライトや街灯に反射して輝くからです。
またドライバーの視認性ナンバーワンとなっています。
ボディカラーと事故率の統計学【事故に遭う確率と進出色・後退色が生む視覚効果】
無難な色と言える理由
シルバーは原色とも混合色とも取れるからです。
メタリックが入っていることにより
光の当たり方によってホワイト・ダーク色、どちらにも見えます。
変幻自在。
昼と夜の明かりの違いでも、与える色の印象を変えるのがシルバーです。
飽きが来ないという意味でシルバーは無難な色。
色に変化がある分どんな人も満足させます。人を選びません。
単色ブラックが最近人気
最近のトヨタのブラック塗装は、光の当たり方により
ダークバイオレット・ダークブルーに見えるものがあります。
- ダークバイオレットマイカメタリック
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
です。
一見ブラックかと思わせといて
- 光が当たると青や紫を感じさせるブラック
です。
単色ブラックが最近人気なのは
こんな変化球の色が存在するためかも。^^
【2014年10月29日】エスクァイア登場
話題の高級路線ミニバン・エスクァイアがノア&ヴォクシーの姉妹車として発売。
エスクァイアは発売から半年以上経過し街で普通に見かけるようになりました。
デビュー当時に感じたグリル造形の違和感はなく、すごく街の景観に馴染んでいます。
アルファードの圧倒的なグリルに慣れたからかもしれませんね。
エスクァイアは高級路線&ハイブリッド推し
英語の正式表記はESQUIRE。
読みはエスカイアでもエスクワイアでもなくエスクァイアです。
直訳で「~様」「~殿」といった男性への敬称を表します。
ノア&ヴォクシーの高級車版という位置づけにふさわしい名称ですね。
乗る人に敬意を払っています。
ターゲットは?
ノア&ヴォクシーは若い男性(お父さん)やお母さんをターゲットにしています。
エスクァイアはその1つ上の世代を狙っているのでしょう。
大人が落ち着いてクルーズするイメージですね。
そんなイメージや雰囲気を漂(ただよ)わせるエスクァイア。
プラットフォームや内装はノア&ヴォクシーと共通しています。
しかし、価格は10~15万円高。この価格の違いは装備の充実にあります。
エスクァイア装備
- フロントフォグランプ
- スーパーUVカットガラス
- 快適温熱シート
装備が初めから採用されています(ノア&ヴォクはオプション扱い)
つまり、エスクァイアは初めから上質な装備をまとったミニバン。
ターゲットを絞り込んでいます。
エスクァイアを併売するのはなぜ?ノア&ヴォクがあるのに
トヨタの販売店舗は
- トヨタ
- トヨペット
- カローラ
- ネッツ
とあります。
このうち、5ナンバーサイズミニバンを扱っているのは
カローラ(ノア)・ネッツ(ヴォクシー)だけ。
つまり、トヨタ店・トヨペット店は
5ナンバーサイズミニバンの扱いがありませんでした。
トヨタ店・トヨペット店が扱っていたミニバン
- トヨタ(エスティマ/アイシス)
- トヨペット(アルファード)
オーバーサイズ・ミニバンのみ。
ミドルサイズのミニバンを導入したいという意向は以前からあったようです。
ようやく取扱いを始めて、ユーザーに選択の幅ができました。
これまで、お客さんからも「中間のモデルはないの?」という要望もあったことでしょうね。
で、ご存知のように全店併売開始
これが今回生産終了を迎える理由の1つなのでしょう。
ミニバンを個別に用意する理由がなくなりました。
Lサイズのアルファードも好調です。
ノア・ヴォクシーで足りるユーザー動向も出てきました。
- エスクァイアは役目を果たした
と言っていいでしょう。
エスクァイアのスペック
全幅:1,695mm
全高:1,825mm
エンジン:ハイブリッド1.8L+モーター(ガソリン2L)
燃費:ハイブリッド23.8km/L(ガソリン16km/L)
価格:262~320万円
エスクァイアを投入したトヨタの狙い
トヨタは他社がダウンサイジングターボ、
マイルドハイブリッドを採用する中、
高級モデルを打ち出し差別化を図る狙いです。
なので、高級路線のエスクァイアを発売したのでしょう。
5ナンバーサイズ・ミニバンはファミリーカーのみでした。
何か物足りなかった気もします。
目新しいモデルを投入したトヨタの狙いはヒットしましたね。