新型クラウンは2022年6月登場が期待されています。
SUVになるのは世界展開を考慮した結果ですね。今後、クラウンSUVは中国・北米にも展開する予定です。
ポルシェのマカン・カイエンのような展開で、世界を熱くするモデルになってほしいですね。
自動車業界は馬がクルマに置きかわったときのような「100年に一度の大変革の時代」に入っていると、トヨタは2018年である2年前のこの時期に、決意表明しています。
そのもっともインパクトのある動きがこのクラウンの方向転換に現れているといえるでしょう。
電動化・自動化・コネクティッド・シェアリングなどの技術革新にともない、生き残りをかけて自動車をつくる会社から、モビリティ全般で社会に影響を与えていくと宣言しました。
ロングセラー商品をリニューアルし、未来、そして世界への挑戦が始まる前兆のように感じられますね。未来のモビリティカンパニー・トヨタグループが動き始めます。
GA-Lプラットフォームは先日モデルチェンジしたMIRAIが採用しており、クラウンの位置をMIRAIが担う見方もあるようです。クラウンの使用数多い公人・法人に燃料電池車を普及する狙いもあると予想します。
ハイランダーは、日本で2000年から2007年まで「クルーガー」として販売され、生産終了後、海外専用モデルです。
2代目をいまも所有して普段使いしている根強いユーザーも見かけますし、現行海外ハイランダーも「日本で発売は?」と期待されるほど人気です。
このGA-Kプラットフォームを使用した人気モデルと土台を同じくして、SUVで生産される予定となるのが次期クラウンです。
なぜ、そうするのか?
クラウンをセダン以外の新ジャンルで展開していきたいからです。
この展開はなんだか、初めに情報が流れた「マツダとの協業」にもつながってきますね。マツダが行ってきたミニバンからSUVへの展開をトヨタが学びとった結果なのかもしれません。
次期クラウンのモデルチェンジは、変化を楽しめる人にとっては期待値がグングン上がりそうですね。
以下の記事内容は、この事実が明らかになる前の、セダンのフルモデルチェンジの噂です。
目次
クラウン後継SUVのエクステリア
VISION COUPE
マツダ直6スポーツサルーンとプラットフォーム共有した場合のクラウンは、V6エンジン搭載車と比べ、若干ボンネットが低くなることがスタイリングの大きな特徴となるでしょう。
ただし、マツダと共通プラットフォームを採用しても、クラウンはある程度キープコンセプトのデザインが求められている車種です。そのため、マツダの魂動デザインを導入するような変化はないでしょう。
また、6ライトウィンドウの構成を現行から引き継ぐ線も濃厚となります。さらに、マツダ直6スポーツサルーンの外観がクラウンのOEMとなる可能性はゼロです。
【動画】クラウン 3.5Lハイブリッド Gエグゼクティブ
クラウン後継SUVのボディカラー
Mazda6
マツダのボディカラーソウルレッドクリスタルメタリック、マシーングレーメタリックの採用も期待されます。ただ、クラウンという車種に似合う色とも言い難く、色部分の協業は見られないといっていいでしょう。
クラウン後継SUVの内装
次世代クラウンのインテリアに関しては、最もマツダとの協業の影響が少ない部分と考えられます。それは現行クラウンの要素を色濃く継承したものになる可能性が高いでしょう。
マツダのスポーツサルーンと比べれば、全高も高く広めの室内となるはずです。また、インパネ周りのデザインやコネクトといった機能はトヨタのものとなります。
クラウン後継SUVのパワートレイン
この部分の予測が最も不透明で難しいです。いかにマツダの直6エンジンスカイアクティブXといえど、直列4気筒+ハイブリッドより圧倒的に燃費で優れるとは言い難いからです。
そのため、ハイスペックグレードのような形でマツダのエンジンを搭載することも考えられます。ただ、スカイアクティブディーゼルエンジン搭載の可能性はあるでしょう。
スバルとトヨタ協業の86/BRZのように、全グレードスバルエンジンといった感じでマツダエンジンを採用することはないはずです。また、G-ベクタリングコントロールプラスを採用する可能性はあり得ます。
【参照】新型MAZDA6のパワートレイン
ガソリン[SKYACTIV-X]
- 排気量
- マイルドハイブリッド
- 最高出力
- 最大トルク
- 燃費(WLTC)
- 3.0L
- 48V
- 300ps
- 35.0kgm
- 15.0km/L
【参照】マイルドハイブリッドの仕組み
SKYACTIVエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムです。このマイルドハイブリッドはi-ELOOPの強化版で、モーターにより低速域・加速時のエンジン補助を行います。
減速エネルギー回生システムとフルハイブリッドの間の性能なため、モーター単独による走行は不可能。しかし、条件によっては「停車→発進」の際に、10秒のクリープ走行で駆動補助を可能にします。
ディーゼル
- 排気量
- 最大トルク
- 3.0Lターボ
- 60.0kgm
プラグインハイブリッド設定?
時期遅れて投入されると予想も出ています。RAV4 PHVが2020年6月に登場するため、クラウンと併せプラグインハイブリッドが導入されてもおかしくはないですね。
クラウン後継SUVのToyota Safety Sense
予防安全装備はクラウンであるためToyota Safety Sense搭載。マツダのテクノロジーは関わらないでしょう。
【2020年11月2日】クラウン(セダン)一部改良
- 内外装の質感アップ
- 予防安全装備を最新版へ
- 価格帯:4,899,000円~7,393,000円
Toyota Safety Sense追加機能
- ドライバー異常時対応システム
- クルコンカーブ速度抑制機能
- 右左折対向直進車・歩行者検知
- 低速時加速抑制機能
- 緊急時操舵回避支援機能
エクステリア変更点
- スパッタリング塗装18インチアルミ(RSアドバンス・RSアドバンスFour)
- プレシャスホワイトパール・プレシャスメタル・エモーショナルレッドⅡ
インテリア変更点
- 12.3インチタッチT-Connect SDナビ
- 本革シート(RSアドバンス・RSアドバンスFour・G・G Four)
【2020年4月27日】クラウン(セダン)一部改良
- 特別仕様車RS“Limited”設定
- スマートフォン連携ナビ対応
クラウンLabo