GRヤリス MORIZO RRの真価【2026年春以降発売予定】100台限定の理由

正直、このニュースを見た瞬間に「これは別次元だな」と感じた人、多いんじゃないでしょうか。
2026年1月9日、**東京オートサロン**の会場で発表された「GRヤリス MORIZO RR」。
ただの特別仕様車ではありません。
これは、“モリゾウがニュルで本気で鍛え上げたGRヤリスの到達点”とも言える一台です。
すでにGRヤリスを知り尽くしているファンだからこそ、
- 「なぜ今、このクルマなのか?」
- 「なぜ100台限定なのか?」
そこにこそ、今回のMORIZO RRの本質があります。
🔥 MORIZO RRは「記念モデル」ではない

まず最初に強調したいのは、
GRヤリス MORIZO RRは“飾るための限定車”ではないということです。
このクルマは、
豊田 章男(モリゾウ)が
ニュルブルクリンク24時間耐久レースに6年ぶりに参戦し、
その現場で得た“生きたフィードバック”を、そのまま市販車レベルに落とし込んだ存在。
実際にモリゾウ自身が
「8速ATじゃなかったら、15周走れていなかった」
と語ったエピソードは、GR-DAT(8速AT)の完成度を何より雄弁に物語っています。
🏁 ニュルで鍛えた足回りが示す“本気度”

MORIZO RR最大の特徴のひとつが、ニュルで鍛えられた専用足回り。
- 専用ショックアブソーバー
- 専用EPS(電動パワーステアリング)制御
- 路面追従性を重視した減衰力特性
ニュル特有のうねりやギャップでも、
「タイヤが路面を掴み続ける感覚」を失わない。
それでいて、日常域では不思議なほどストレスがない。
ここが重要で、
“速いだけの足”ではなく、“信頼できる足”
という思想が一貫しているんですよね。
🤔 なぜMORIZO RRは「4WD:50:50」にこだわったのか?

ここで一度、深掘りしてみましょう。
GRヤリスといえば、
FR寄りにも、FF寄りにも振れる可変4WDが魅力。
それなのにMORIZO RRでは、
あえて「MORIZOモード=前50:後50」という固定配分を採用しています。
理由はシンプルで、
“ニュルを安心して走り切るため”。
限界域でドライバーが余計なことを考えず、
クルマとの対話に集中できる状態を作る。
これこそが、モリゾウが求めた“いいクルマ”。
速さよりも、
信頼感・一体感・最後まで走り切れる安心感。
ここに、MORIZO RRの哲学が凝縮されています。
🪽 レース直系エアロがもたらすリアルな効果

装着されるカーボン製リヤウィングは、
完全にニュル24時間耐久レース由来。
- 高速域でのリアの安定感
- 起伏の激しい路面での接地性向上
- ドライバーの心理的余裕
これらは、見た目以上に“効く”要素です。
フロントスポイラー、サイドスカート、
さらにカーボン製エンジンフードまで含め、
すべてが「走るため」の装備。
🎨 グラベルカーキに込められたモリゾウの美学

専用ボディカラー「グラベルカーキ」。
派手すぎず、でも確実に只者じゃない存在感。
この色、
サーキットでも、日常でも成立する
という絶妙なバランスを狙っています。
さらに、
・ブロンズホイール
・イエローキャリパー
・ピアノブラックグリル
“速さ”と“品”を同時に成立させる、
大人のGRヤリスと言っていい仕上がりです。
🧠 インテリアは「操作する喜び」に全振り

インテリアも抜かりなし。
- 小径化された専用ステアリング
- スエード表皮+イエローステッチ
- 独立形状スイッチ(Rally2由来)
そして、
MORIZO RR専用シリアルナンバープレート。
この一枚があるだけで、
「自分はこの100人のひとりなんだ」
という感覚を、毎回乗るたびに思い出させてくれます。
🌟 100台限定、その意味をどう受け取るか

正直、100台という数字は少なすぎます。
でも、それでいい。
MORIZO RRは
大量生産できる思想のクルマじゃない。
モータースポーツを起点に、
人が本気で関わって、
現場で鍛えて、
ようやく生まれた一台。
だからこそ、
「欲しい人全員に行き渡らない」こと自体が、
このクルマの価値を物語っている気がします。













