ホンダ「スーパーワンEV」電気で走る“擬似MT”が呼び覚ます、走りの記憶【2026年7月登場予想】

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「エンジンがなくても、心が熱くなるクルマがある。」

2025年10月、ジャパンモビリティショーで公開されたホンダのスーパーワン プロトタイプは、EVという枠を超えて“感情に訴えかける存在”として大きな注目を集めた一台。
そしてここにきて、新たなキーワードが浮上する。

――シティターボⅡが、BEVとして復活するのではないか?

この噂とスペック情報が重なったことで、スーパーワンの輪郭は一気に鮮明になってきた。

ホンダが見せた「電動×走り」の未来像

スーパーワンは、単なるコンパクトEVではなく、
**「ドライバーの心を再び震わせる電気自動車」**をテーマに開発されたモデル。

張り出したホイールアーチ、コンパクトなリア、攻めたスタンス。
その姿はどこか、80年代のホンダが持っていた尖りと遊び心を思い出させる。

会場で聞かれた
「ホンダが帰ってきた」
という声は、決して誇張ではなかった。


シティターボⅡがBEVで蘇る?──サイズとプロポーション

新情報として注目なのが、スーパーワンのボディサイズ

  • 全長:3,495mm
  • 全幅:1,575mm
  • 全高:1,540mm
  • ホイールベース:2,520mm
  • 車重:約1,100kg

この数値、どこか懐かしさを感じないだろうか。

コンパクトで軽量、でも走りを諦めない。
それはまさに、かつてのシティターボⅡが持っていた思想そのもの。

「令和のシティターボⅡ」
そんな呼び方が出てくるのも、自然な流れかもしれない。


EVなのに“擬似MT”──走りの演出が本気すぎる

スーパーワン最大のトピックは、やはりここ。

擬似7速トランスミッション搭載

EVでありながら、ドライバーがシフト操作を行う体験を用意。
加速に合わせてギアを刻む感覚は、ただ速いEVとはまったく別物。

アクティブサウンドコントロール+ブーストモード

  • エンジン車を模したサウンド演出
  • 回転上昇・シフトアップ時の音の抜け感を再現
  • ブーストモードでは音・トルク・演出が完全連動

擬似的でありながら、感覚はリアル
ここにホンダの「割り切らなさ」がある。


パワートレインと性能(予想)

現時点で見えてきたパワーユニットは以下の通り。

  • モーター駆動(BEV)
  • 最高出力:100ps
  • 最大トルク:25.0kgm

数値だけ見れば派手ではない。
でも、車重1,100kg × 高トルク × 演出という組み合わせは、
「操る楽しさ」を前提にした設計だと分かる。


室内はN-ONE e:ベース──日常性も忘れない

インテリアは、**N-ONE e:**とほぼ共通。

  • シンプルで視認性の高いデジタルメーター
  • 大型センターディスプレイ
  • 直感的な操作系

つまりスーパーワンは、
特別すぎない。だけど運転すると特別。

ホンダが昔から得意としてきた
「日常×非日常のバランス」が、ここでも貫かれている。


価格帯は320〜350万円──“走り好きEV”の現実解

予想価格は
320万円〜350万円前後

航続距離や装備競争に振り切らず、
「体験価値」にお金を使うEVとしては、かなり現実的。

速さよりも、
静かさよりも、
気持ちよさを買うEV。

この立ち位置は、今の市場ではかなり貴重だ。


まとめ|EVに“魂”を戻そうとするホンダの答え

ホンダ・スーパーワンEVは、
単なるホンダeの後継でも、懐古主義でもない。

それは
「EV時代に、どうやって走る歓びを残すか」
という問いへの、ホンダなりの答え。

擬似であってもいい。
演出であってもいい。

それでも――
ハンドルを握った瞬間に、心が動くかどうか。

そこを一番大切にしているからこそ、
スーパーワンは多くのファンの記憶を刺激する。

EVの時代になっても、
「走るのが好きだ」という気持ちは消えない。

スーパーワンは、その想いに
ちゃんと火をつけてくれる一台になりそうだ。