ダイハツのミライースに、スポーツ仕様のターボ・5速MT仕様追加が長いこと噂されていました。スズキアルト&アルトワークスのモデルチェンジの噂が出て、ミライースも噂が再燃しています。
しかし、東京モーターショーにはそれらしきモデルは出展されていません。ダイハツは事前に新モデルを発表しない傾向にあるため、ミライースターボモデルの情報は期待だけになります。
登場した場合の装備は、専用スポーツサスペンション・スタビライザーが考えられ、スズキアルトワークスに対抗する最高の軽自動車スポーツモデルとして誕生します。
このミライースターボは”TR-XX”を名乗るとの情報です。かつてラリー競技モデルとして存在した「ミラTR-XX」のようなハイスペックモデルとして登場が期待されます。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 車重
- エンジン
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- 足回り
- 安全装備
- ライバル
- 3395mm
- 1475mm
- 1500mm
- 2455mm
- 710kg
- 658cc 直3ターボ
- 64ps/6400rpm
- 9.4kgm/3200rpm
- 5MT/CVT
- サーキット対応
- スマアシⅢ
- アルトワークス
目次
ミライースターボTR-XXのパワートレイン
ミライースターボのエンジンは、ムーヴが搭載するKF型に、トルク重視の改良を加えたものになります。競技重視で乗る場合、トルクアップによるコーナー後の立ち上がりが早ければ、先の先のラインまで頭が回りますよね。
しかも、変にコーナーに突っ込んだりしなくて済むし、下手な慣性を残そうと思わずにブレーキングを躊躇なく行えます。
燃費予想|26~29キロ
これだけ走れば十分。でも、競技となれば10キロ以下でしょうか。ハイオクじゃないのが救いです。
ミライースターボTR-XX専用チューニング
ターボ化のため、インタークーラー分、フロントが重くなります。フロント重量変化によるバランスをとるために、スタビライザーが装備されるという情報が出ています。
エンジントルク向上とボディ剛性の強化に合わせて、足元を支えるサスペンションもスポーティ仕様を採用。新型ミライースTR-XXの素早く軽快に走る姿が浮かびますね。
ノーマルよりもしっかり足周りは固まり、横揺れの挙動は減り一方で、縦揺れの挙動が増えるため、一般的に街乗りには向きません。
しかし、購入する人はそれが好みでしょうし、もっとイジるでしょうから、よりサーキット仕様になっちゃいますね。
そうなるとミライースターボ所有に向いているのは、独身者。そして、競技専用購入。家族持ちでもセカンドカーとして、趣味と近所の買い物を兼ねるJOYカーとなりそうです。
ミライースターボTR-XXのトランスミッション
5速MTに加え、CVTも採用されるとの情報です。
ダイハツ軽自動車のトランスミッション事情
ダイハツで現在、軽乗用車に5速マニュアルを採用しているのはコペンだけです。キャストスポーツはCVTです。
ミライースターボ5速MTが登場すると、キャストとトコットにも同様のターボ5速MT車が登場する可能性が出ることになります。
さらに、ミライースの商用バン仕様にも非ターボ5速MTを登場させなければならない状況になります。
ミライースターボTR-XX発売でトコット スポルザVer.登場の可能性も
2019年東京オートサロンで、トコット スポルザVer.というトコットのスポーツバージョンが発表されています。
ミライースターボ5速MTが発売されるのなら、トコットのスポーツバージョンが発売されてもおかしくありません。
しかし、こちらはトランスミッションが公表されていません。MT+ターボの”期待を受けているコンセプトカー”という立ち位置になります。
ミライースターボTR-XXのエクステリア
ミライースTR-XXの外観はシックに仕上げられるとの予想。フロントグリル・アルミホイールにマットブラックの装飾が追加されます。
一般車と見分ける意味で、何らかのカラーアクセントをつけることも考えられます。さらにアルトワークスに対抗するフロント・リアスポイラー、エアロパーツを装着したものとなるでしょう。
ミライースターボTR-XXに採用されるボディカラーは?
赤いストライプやステッカーの採用もありえるでしょう。トコット スポルザVer.のような下部がブラックのツートンとなることも考えられます。
ミライースターボTR-XXの内装
インパネシフトからフロアシフトへの変更が必要なため、大幅にインテリアが変更され、フロントシート形状の変更も行われます。
ミライースターボTR-XXに予防安全装備は採用される?
ダイハツの5速MT軽自動車にも、予防安全装備であるスマートアシストⅢは装備可能となっています。以下の機能は装備可能なはずです。
- 対車両・対歩行者衝突回避支援ブレーキ機能
- 対車両・対歩行者衝突警報機能
- 車線逸脱警報機能
- オートハイビーム
ただ、誤発進抑制機能は装備されません。そして、ミライースターボのスポーツ性の度合いでは、予防安全装備自体装備されないというケースもあります。
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