トヨタは、プリウスのマイナーチェンジを実施し、2018年12月17日に発売。
シリーズとなるプリウスαは、このマイナーチェンジ以降になります。
- 価格:2,518,560円~3,478,680円
- フロント・リアのデザイン変更
- ボディカラー:新色追加
- インテリアカラー:クールグレーorブラックに新色追加
- Toyota Safety Sense全車標準装備
- リチウムイオンバッテリーに一本化
- 特別仕様車カタログ化
目次【◎=更新】
トヨタプリウス マイナーチェンジ情報2018
【動画】プリウスA Premium展示車両
デザイン変更
- 15インチアルミホイール:ツインスポーク形状採用
- 17インチアルミホイール:樹脂部をチタン調に変更
「涙目」形状を廃止し、LEDランプをバンパーへ独立させたデザインへ変更しました。
また、フロント周辺の変更と同時に「リアデザイン」も変更しています。
ミニバンのように上下に間延びさせたテールランプの下に伸びる部分を廃止。
▽マイナーチェンジ前のリアデザイン
リアもプリウスPHV寄りのデザインに。
以上のように前後の印象を大きく変える新生プリウスには、新しいボディカラーも追加されます。
ボディカラーに新色を追加
現行「全9色」のボディカラーを見直し、「新色」を追加します。
- ダークブルーマイカメタリック・エモーショナルレッド廃止
- ブルーメタリック・エモーショナルレッドⅡ追加
- 幾何学調ルーフフィルム:オプション設定
幾何学調ルーフフィルム
- ドアミラー&ルーフアンテナ:ブラック塗装の2トーン
- サーモテクトライムグリーン
- アティチュードブラックマイカ
- スーパーホワイトⅡ
以外のボディカラー6色にオプション設定。
続いて内装は、シックだけど暗い色ばかりだったシート地に新しい色を採り入れて、新鮮さを持たせる仕様に変更されました。
インテリア変更|ナビをPHV寄りに
▽マイナーチェンジ前のインテリア
インパネのエレクトロシフトマチック・フロントコンソールトレイのホワイトカラーをブラックに変更しています。
機能面では、シートベンチレーションを設定し、おくだけ充電のスペース(オプション)を拡大しています。
また、全車DCM(Data Communication Module)標準装備。
T-Connectナビオプション搭載により、コネクティッドサービスを利用可能に。
2018年に発売される全トヨタモデルには、次世代版安全装備が搭載されます。
「Toyota Safety Sense」全車標準搭載
「晴天日・夜間」「歩行者・自転車」などを検知する調整がされ、より安全性を向上します。
また、駐車後退時、車両検知機能であるリアクロストラフィックアラートを一部オプション設定します。
次にパワートレーン関係です。
ハイブリッドシステム
効率のいいリチウムイオンバッテリーのみに変更します。燃費は安全装備による重量増加で若干低下します。
- Eグレード:車両重量10kg増加
- JC08モード燃費40.8km/L:39.0km/Lに変更
以上のような充実の改良を実施するので価格も改訂されました。
価格
2WD
E
2,518,560円
S
2,565,000円
Sツーリング
2,732,400円
A
2,842,560円
Aツーリング
3,006,720円
Aプレミアム
3,175,200円
Aプレミアムツーリング
3,284,280円
E-Four
S
2,759,400円
Sツーリング
2,926,800円
A
3,036,960円
Aツーリング
3,201,120円
Aプレミアム
3,369,600円
Aプレミアムツーリング
3,478,680円
※Sグレード設定の特別仕様車を廃止
【2017年11月】プリウス|一部改良
- ヘッドアップディスプレイ:オートクルーズ表示追加
- コンソールボックス:ブラックに変更(現在まぶしいほどのホワイト)
- ワイパー(フロント)改良
- オプション追加:11.5インチナビ
- プリウス発売20周年を記念する特別仕様車・ツートン仕様を追加
【2015年12月9日】4代目プリウス|デビュー
- TNGA(Toyota New Global Architecture)新開発プラットフォーム初採用
- 30系プリウスより広い室内空間/ノーズが70mm低い低重心ボディに
- トヨタマークの位置は86と同じぐらいの高さ
- 現行よりも空気抵抗を無くした「究極の空力フォルム」
エクステリア改良
ボディサイズ
全長:4540mm
全幅:1760mm
全高:1470mm
ホイールベース:2700mm
ライト全てにLED採用
- LEDフォロントフォグランプ
- LEDサイドターンライト
- LEDハイマウントストップランプ
- LEDライセンスプレートランプ
ヘッドライトユニットは1眼でハイビームとロービームを使い分けるBi-Beam LEDヘッドライトを採用。
パワートレーンも大幅に効率向上。
エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上
パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。
ハイブリッドシステム
- 駆動ユニットの配置見直し
- モーター・インバーター・電池の小型化
- 高効率化を図る
ことで、先代より燃費の15%以上向上しています。
エンジン
最大熱効率40%を実現した改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」搭載。
エンジン+ハイブリッドシステム全体で「約20%の低損失化」を達成しました。
この恩恵は燃費へと還元されます。
最高「40.8キロ」の低燃費を達成
- Eグレード:JC08モード走行燃費40.8キロ
- 2WD:JC08モード37.2キロ
- E-Four(電気式4輪駆動方式):JC08モード34キロの低燃費を実現
そして、安全装備には「P」が採用されました。
安全技術Toyota Safety Sense P搭載
2018年からは「C」「P」を統合して「Toyota Safety Sense」となります。
追伸情報
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