レクサスの3列シートの電気自動車、TZ。発表を見て気になっていたけれど、日本でいくらになるのかが分からなくて、止まっている人も多いと思います。
アメリカでは、TZの値段が発表されました。いちばん安いグレードで6万4050ドルです。
日本での値段は、まだ出ていません。ただ、アメリカの値段と、日米両方で売られている別のレクサスの値段をくらべると、だいたいの目安は見えてきます。
この記事では、発表された事実と、そこからの予想を分けて整理します。
🗓 TZの日本発売はいつ?

レクサスの発表は「2026年冬ごろ」
TZは、2026年5月7日に世界で初めて公開されました。
そのときレクサスは、日本での発売を2026年冬ごろの予定と発表しています。アメリカでも、2026年の後半に売り出す予定です。
TZは、レクサスで初めての、3列シートの電気自動車。大人数で乗れて、ガソリンを使わないレクサスは、これまでなかったんですね。
日本の値段は、まだ発表されていない
日本での値段やグレードは、まだ公表されていません。
アメリカで値段が先に出たのは、あちらの発売が近いためだと思います。日本の値段は、冬の発売に向けて明らかになるはずです。
💵 アメリカの値段は、日本円でいくら?
アメリカでは3つのグレード
アメリカのレクサス公式の発表では、TZは3つのグレードで売られます。値段には、配送料の1550ドルがふくまれています。
| グレード | アメリカの値段 | 為替でそのまま換算 | RZの差から考えた目安 | 見送りたい人 |
|---|---|---|---|---|
| TZ Premium | 6万4050ドル | 約1008万円 | 約1044万円 | 長い距離をよく走る人 |
| TZ Premium Touring | 7万2050ドル | 約1134万円 | 約1174万円 | 大きなホイールの見た目がほしい人 |
| TZ Luxury | 8万550ドル | 約1267万円 | 約1313万円 | 1回の充電で走れる距離を最優先する人 |
為替でそのまま換算した値段は、2026年9月30日の1ドル157.35円で計算しました。
そのまま円にすると、安く見えてしまう
ここは、見まちがえやすいところです。
アメリカの値段には、消費税にあたる税金がふくまれていません。日本の値段は、消費税10%込みで表示されます。それに、日本まで運ぶ費用や、日本向けの仕様の費用もかかります。
なので、ドルをそのまま円にした約1008万円は、日本の値段としては低めに出てしまうと思います。為替も毎日動くので、1円変わるだけで6万円以上ずれてしまいます。
RZの値段から考えた目安
そこで、日米どちらでも売られているレクサスの電気自動車、RZの値段をくらべてみます。
RZ550e F SPORTは、アメリカの販売店の情報では5万8295ドル、日本では950万円です。1ドルあたりに直すと、約163円になります。
この約163円をTZに当てはめると、約1044万円、約1174万円、約1313万円。これが、日本の値段を考えるときの、より近い目安だと思います。
🔋 日本で売られるTZは、どのグレードに近い?

日本仕様の電池は95.82kWh
レクサスが日本向けに公表した数字では、TZの電池の大きさは95.82kWhです。
アメリカでは、電池が2種類あります。小さいほうが76.96kWhで、いちばん安いPremiumに使われます。大きいほうの95.82kWhは、Premium TouringとLuxuryに使われています。
つまり、日本で公表された電池は、アメリカの上の2グレードと同じ大きさなんです。
620kmは、アメリカの数字とくらべられない
日本向けの発表では、1回の充電で走れる距離は620kmです。22インチのタイヤをはいたときの数字とされています。
報道によると、アメリカで同じ22インチのLuxuryは約449kmです。数字がずいぶんちがいますよね。
これは、国によって距離の測り方がちがうためです。日本の測り方のほうが、長めの数字が出やすいと言われています。どちらが正しいというより、同じ国の数字どうしでくらべるのが大切です。
日本の値段は1100万円台後半からと予想
電池が上のグレードと同じなら、日本のTZは、アメリカのPremium TouringかLuxuryに近い中身になると思います。
そう考えると、日本での値段は、RZの差から出した約1174万円から約1313万円のあたり。1100万円台後半から、というのがわたしの予想です。
ただし、これはあくまで予想です。日本だけのグレードが用意される可能性もあります。
🛋 その値段に見合う中身は?
いちばん安いグレードでも、3列目まで電動
報道によると、アメリカのPremiumでも、装備はかなり充実しています。
20インチのホイール、12.3インチのメーター、14インチの画面、大きなガラスの屋根。前の席には、温めたり風を出したりできるシートがつきます。
2列目は、ひとりずつ座れる独立したシートで、電動で背もたれを倒せます。3列目は電動で折りたためます。2列目と3列目をたためば、荷室は約2591Lまで広がるそうです。
上のグレードで増えるもの
Premium Touringでは、電池が大きくなり、走れる距離が約507kmにのびます。後ろのタイヤも向きを変えて曲がりやすくする仕組みや、後ろの席の人が快適に過ごせる走り方のモードも加わります。
いちばん上のLuxuryでは、ホイールが22インチになり、前のブレーキも大きくなります。21個のスピーカーを使ったオーディオや、2列目の温めと送風機能、足をのせる台もつきます。
走れる距離はPremium Touringより短くなりますが、その分、ゆったり過ごすための装備がそろっています。
🧭 TZを待つかどうか、どう考えればいい?
向いていない人
1000万円より下で3列シートのクルマを探している人には、TZは合いにくいと思います。いちばん安い目安でも、1000万円をこえそうだからです。
家で充電できない人も、よく考えたほうがいいと思います。電気自動車は、家で夜のうちに充電できると、ぐっと使いやすくなります。
換算した値段を、そのまま予算にしない
この記事の値段は、どれも予想です。
日本の正式な値段が出る前に、この数字で予算を決めきってしまうと、発表のあとで計画がくずれるかもしれません。100万円くらいは幅を見ておくと安心です。
冬の発表を待ちながら、できること
TZが気になるなら、まずは家に充電の設備を置けるか、確かめておくのがいいと思います。
そのうえで、2026年冬ごろの日本での発表を待って、値段とグレードを見くらべてみてください。
TZと同じレクサスの電気自動車、RZの仕組みはこちらでくわしく書いています。
レクサスRZ改良2025|ステアバイワイヤが切り拓くBEVの未来
ハイブリッドと電気自動車の両方を選べる新しいESも、あわせて見てみてくださいね。
ほかのレクサスがいつ新しくなるのかは、こちらにまとめています。


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