【ホンダグレイス2020年7月日本販売終了】タイ販売新型シティは海外で継続
新型シティが次期グレイスになることはなさそうです。
2019年11月25日にタイのモーターショーにおいてホンダはシティの新型を発表しています。このシティは日本ではグレイスとして販売されている4ドアセダンでした。
しかし、日本市場では価値の需要と供給が合わず、シビックセダン・ジェイドと共に、日本市場から撤退することになりました。
新型シティと現行グレイスのサイズ・スペック差
新型シティのサイズは
- 全長
- 全幅
- 全高
- 4553mm
- 1748mm
- 1467mm
となっており、国内導入された場合は全長4555mm×全幅1750mm×全高1470mmと切り上げられる予想でした。サイズ的には全長が4450mmのグレイスと比べてより大きく、全幅も3ナンバーサイズとなっています。
シティのエンジン
1.0L・3気筒VTECターボエンジンで122馬力を発生し、変速機はCVTとなっています。
- エンジン
- 最高出力
- 燃費
- 1.0L直3ターボ
- 122ps
- 23.8km/L
日本国内のホンダ車で1.0ターボは現時点で製造されておらず、少なくともフィットのグレードにこのエンジンが採用されない限りは、日本仕様のグレイスには採用されないとみられていました。
先代フィットまたは現行ヴェゼルに搭載する1.5L直噴エンジンをキャリーオーバーで搭載する方向性も考えられましたし、グレイスが新型になった際はフィットと同等の1.5Lガソリン+e:HEVの組み合わせとなる予想でした。
新型シティと現行グレイスのエクステリア
シティとグレイスの関係は現行グレイス後期型と先代シティ後期型ではエンブレムなど以外の差はほぼなくなっています。
シティの時点でLEDヘッドライトも装備されているため、新型シティをベースとした新型グレイスが登場していたら、シティと同等のスタイルとなっていました。
新型シティとグレイスのボディカラー
新型シティのボディカラーには
- プラチナパールホワイト
- タフタホワイト
- ルナシルバー
- モダンスティールグレー
- イグナイトレッド
が設定されています。
グレイスとして登場した場合、ブリリアントスポーティブルーメタリックの追加やイグナイトレッドのプレミアムクリスタルレッドメタリックへの変更、ルーセブラックの追加、タフタホワイトの削除などが考えられます。
2トーンカラー採用の可能性は非常に低いでしょう。
新型シティと現行グレイスの内装
新型シティのインテリアは新型フィットとほとんど共通点のないものとなっており、ボディスタビライジングシートなども搭載されず、ステアリングホイールも3本スポークとなっています。
この点において、国内導入が無いことは決まっていたのでしょう。また、電子式パーキングブレーキではないという点も注目ポイント。
新型シティのインパネには8インチのディスプレイが装備可能で、ホンダコネクトにも対応しています。リアシートにはセンターアームレストも装備されており、トランクスルーによって長い荷物にも対応しています。
フィットのような多彩なシートアレンジは不可能となっています。シートカラーはブラックが採用されています。
新型シティと現行グレイスのグレード構成
新型シティにはトップグレードにRSが用意されており、専用エンブレムやリアスポイラーが装着され、スポイラーとドアミラーがブラック仕様、イグナイトレッドのボディカラーが選択できるようになっています。
この仕様がそのままグレイスとして導入される可能性は非常に低く、まず現行のフィットにRSが設定されてようやく可能性が出てくるというレベルでした。
国内仕様が登場していたら、
- e:HEVの搭載車種が2~3グレード
- ガソリンエンジン車は1グレード
に収まっていたはずです。また、ガソリン車は前述のターボエンジンの設定の関係度から当初から設定される可能性はかなり低めでした。
新型シティの予防安全装備
新型シティには予防安全装備が設定されていないようです。
【2018年12月14日】グレイス 特別仕様車BLACK STYLE
\GRACE特別仕様車「BLACK STYLE」12/14日(金)発売!/コンパクトで優れた燃費性能を備えた5ナンバーセダン「GRACE(グレイス)」のタイプ「HYBRID LX Honda SENSING」と「HYBRID EX Honda SENSING」に特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」を設定し12/14(金)発売!⇒https://t.co/2vmmMtlb4X pic.twitter.com/I2ufCbCoIc
— Honda 本田技研工業(株) (@HondaJP) December 13, 2018
エクステリア
HYBRID LX Honda SENSING、HYBRID EX Honda SENSINGベース。
- フロントグリル
- ヘッドライトガーニッシュ
- アウタードアハンドル
- ダークメッキリアライセンスガーニッシュ
- スモークタイプLEDリアコンビネーションランプ
ボディカラー|全5色
- プラチナホワイトパール
- ルナシルバーメタリック
- クリスタルブラックパール
- ミッドナイトブルービームメタリック
- スーパープラチナグレーメタリック|新色特別設定
内装インテリア
共通
- グレーステッチファブリックシート
- 本革巻ステアリングホイール
HYBRID EX Honda SENSING BLACK STYLE
- スムースレザー
- ユーロステッチ
HYBRID LX Honda SENSING BLACK STYLE
- 15インチアルミホイール
- スチールラジアルタイヤ
【2017年7月6日】グレイス マイナーチェンジ
マイナーチェンジ後の価格帯は175万円~242万円(ガソリン~ハイブリッド)。
ガソリンモデルは自動車学校の教習車にもなっている、セダンの模範と言えるクルマです。
Honda SENSINGの主な機能
- 衝突軽減ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 車線維持支援システム
- 路外逸脱抑制機能
- 誤発進抑制機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
グレイス(ガソリン/2WD)のスペック
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- 駆動
- 燃費
- 価格
- 4440mm
- 1695mm
- 1475mm
- 2600mm
- 1110kg
- 1.5L i-VTEC
- 132ps/6600rpm
- 15.8kgm/4600rpm
- CVT
- 2WD/4WD
- 21.8km/L
- 175万円
グレイス(ハイブリッドDX)のスペック
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- 最高出力
- 最大トルク
- モーター出力
- モータートルク
- トランスミッション
- 駆動
- 燃費
- 価格
- 4440mm
- 1695mm
- 1475mm
- 2600mm
- 1170kg
- 1.5L i-VTEC+i-DCD
- 110ps/6000rpm
- 13.7kgm/5000rpm
- 29.5ps
- 16.3kgm
- 7AT
- 2WD/4WD
- 34.4km/L
- 195万円(2WD)
ホンダ次世代グレイス情報Labo
画像引用元:https://www.motor1.com/