NV200バネット仕様向上|使いやすさと心地よさが進化
「商用バン=仕事だけのクルマ」
そう思っていた時期がありました。でもNV200バネットは少し違うんですよね。荷室が広くて扱いやすいのはもちろん、暮らしや趣味に自然と寄り添ってくれる“素直な相棒”みたいな存在。

- バン価格:2,363,900円〜3,131,700円
- ワゴン価格:2,580,600円〜2,803,900円
今回の一部仕様向上は、その“相棒感”がさらに深まった印象です。長く使ってきた人ほど、「あ、これ嬉しい」と感じるポイントがしっかり追加されています。
■ NV200バネットの良さは「ちょうどいい距離感」にある

NV200バネットは、仕事で使う人にも、趣味で使う人にも、すっと馴染むクルマです。
荷物はしっかり積める。でも大きすぎない。
運転はしやすいけど、頼りなさはない。
昔から、商用バンの中では“気取らないやさしさ”があるモデルでした。
今回の仕様向上は、そのやさしさにさらに気づける内容になっています。
■ 今回の一部仕様向上のポイント

日産は2025年12月15日より、NV200バネットを一部仕様向上して発売。
主な改善点は以下のとおりです。
- 先行車発進お知らせ機能(停車中に前の車が動いたら知らせてくれる)
- ドアロック連動格納ミラー(キー操作と連動してミラーが自動で格納)
- コンフォートフラッシャー(軽い操作で方向指示器が数回点滅)
- サイドターンランプ付きドアミラー(一部グレードで視認性UP)
- 全席抗菌仕様シート(日常使いでの安心感が大きい)
- スパイナルサポート機能(運転席・助手席) → 長距離の疲れ軽減が狙い
ひとつひとつは“派手”ではないかもしれません。
でも、毎日使う人ほど違いを感じる改善です。
「わかってるなあ…」と思わずつぶやきたくなる方向性。
■ “商用バン”が暮らしの真ん中に来ている時代

ここ数年、NV200バネットを「仕事だけに使わない人」が増えました。
キャンプ仕様にしたり、車中泊にしたり、移動オフィスにしたり。
理由はシンプルです。
- 大きすぎず、小さすぎない“生活サイズ”
- 車内で「自分の時間」を作れる空間性
- 見た目を自分好みに育てやすい余白
商用バンは今、“住まい方・働き方”の変化に合わせて再評価されているカテゴリなんです。
今回の仕様向上は、まさにその流れに寄り添った進化。
「運転がラクになる」「居心地が良くなる」
その積み重ねは、日々の疲れを軽くしてくれるし、週末の楽しみも増やしてくれる。
ただのクルマじゃなくて、
**「私の日常を支えてくれる存在」**になりやすいからこそ、注目が集まっているんです。
■ カスタム派に向けた「Outdoor Black Edition」がうれしい

特に今回、ファンの間で話題になったのが、新たに追加された**「Outdoor Black Edition」**。
- サンドベージュのボディカラー
- ブラックのバンパー・ドアハンドル・ホイール
- 余白のあるプレーンな雰囲気
“飾りすぎない無骨さ”がちょうどいい。
キャンピング架装、ルーフラック、サイドオーニング…
どんなアレンジにも自然に馴染む色と空気感。
「やっとNV200にもこういう方向性が来たか…!」
そう思った人、多いはずです。
街にいても映えるし、山に置いても絵になる。
生活と冒険のあいだにあるちょうどいいスタンス。
■ 「MYROOM」仕様の詳細は12月発表予定

NV200バネットの車中泊系モデル「MYROOM」も仕様向上予定とのこと。
こちらは別タイミング(12月中旬)で発表されます。
個人的に、ここはかなり期待値高めです。
車中泊ブームという言葉ではとらえきれない、
“暮らしの形としての車内空間”に寄せた進化が来る予感。
■ おわりに:NV200は「自分の時間を運んでくれる車」

商用バンって、働く人の横にいるイメージが強いけど、
NV200バネットは、生き方そのものを運んでくれるクルマだと思っています。
・日常を淡々と支える日も
・ちょっと遠くの風景に会いに行く日も
さりげなく、でも力強く、寄り添ってくれる相棒。
今回の仕様向上は、その関係性をより心地よくしてくれるアップデートでした。
「クルマはただの移動手段じゃない」
そう感じている人ほど、この進化を嬉しく感じるはずです。













