レクサスのスポーツモデルRC FがRCと同時に一部改良を実施して、2020年9月17日発売されました。価格帯は10,420,000円~14,320,000円。
目次
予防安全装備追加(全車標準)
- クリアランスソナー
- バックソナー
ボディカラー全6色
- 新色ソニッククロム
スマホ連携機能対応
マルチメディアシステムがSmartDeviceLink・Apple CarPlay・Android Autoに対応しました。
【2019年5月13日】レクサスRC F マイナーチェンジ
RC Fは、持ち味としている優れたパフォーマンスを絶え間なく進化させていくことを目指し、空力性能やパワートレイン、サスペンションなど、あらゆる面で改良が加えられています。Performance packageを設定。価格帯は1021万~1404万円。
高性能バージョンのPerformance Package登場
RC Fがマイナーチェンジを実施する大きな目的となっているのが、「サーキットでのポテンシャルの更なる向上」とされています。
これはRC Fがレクサスの走りのイメージの牽引役となっていて、もっとハイレベルな走行性能が要求されているからで、レクサスはその答えとして高性能バージョンの「Performance Package」を設定しました。
Performance Packageは主に空力性能の向上と軽量化が図られていて、空力性能の向上として固定式のカーボンリヤウイングを採用。
軽量化にはエンジンフード、ルーフなど各所をカーボン製への置き換えや、
- チタンマフラー
- 軽量なブレンボ製カーボンセラミックブレーキローター
- 19インチBBS鍛造アルミホイール
などの採用により、通常のRC Fから70kgもの軽量化を実現しています。
RC Fのエクステリアデザイン
レースシーンで培われた空力デバイスや形状を最大限にスタイリングに織り込んでいるのが大きな特徴です。
フロントバンパーコーナーにはカナード形状を採用することでダウンフォースを向上させています。
サイドのロッカーモール後端にアンダーカット形状を作ることで、リヤタイヤ周辺の乱気流を抑制し、前後のホイールハウスにダクトを設けることで、ホイールハウス内に溜まった空気の圧力低減など空力性能を向上させています。
この他にも、新設計のスピンドルグリルとLEDヘッドライトが採用され、ヘッドライト内部にはデイタイムライトを装備。
リヤにもデザインを見直したLEDテールライトを採用することでスタイルの一新を図っています。
RC Fの内装
RC Fのパワートレイン
マイナーチェンジ後のRC Fに搭載されるのは5.0L V8エンジンで、現時点でレクサスのスポーツ系モデルのトップに立つモデルとなります。
このエンジンは自然吸気モデルならではのリニアな加速フィーリングを際立たせるため、エンジン出力を5馬力/0.8kgfmアップしています。
また、エアクリーナー形状変更による吸気性能向上とスロットル制御の見直しにより、アクセルレスポンスを向上させています。
さらに、エンジンに組み合わされる8速ATのセッティングを見直して、これまでより低いファイナルギアを採用することにより対応力の向上。
それに加えて、ミシュランと共同開発した新設計のパイロットスポーツ4Sタイヤを装着することで、RC Fの走行性能にマッチさせています。
この他にも新設計のインテークマニホールドやエアコン用コンプレッサーなどを採用することで、20kgもの軽量化してアンダーステアを減少させています。
RC F Labo