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RX-7/RX-8の魂は甦るか?マツダのロータリー復活劇

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「またあの高回転の咆哮を耳にしたい」——そんな思いを抱え続けているあなたへ。

かつて、Mazda RX‑7 や Mazda RX‑8 に魅せられた私たちファンは、マツダが再びロータリーエンジンに情熱を注ぎ、未来のスポーツカーを描いていることを知っています。
2023年10月25日(水)に東京モビリティショーで登場した「アイコニックSP」は、RX-7/RX-8の後継として語られ、発表以来、私たちの胸に“まだ終わっていない物語”を刻み続けています。

しかしその道のりは順風満帆とは言えません。資金、技術、時代の流れ――すべてを巻き込んで、マツダが今、挑んでいるのです。
この先にある希望をともに描きながら、ロータリー復活への旅路を辿ってみましょう。

あのロータリー伝説からの宿題

RX-7、RX-8――それぞれの時代で、マツダはロータリーエンジンを「信念」として掲げました。軽量なボディと高回転型エンジンがもたらす“人馬一体”のドライブフィールは、数多のスポーツカーファンの記憶に深く刻まれています。
しかし、RX-8の生産終了(2012年8月)以降、マツダはロータリーに明確な次のステップを示せず、“ロータリー=未来”という構図に黄信号が灯ったのも事実です。
それでもファンとして諦めきれなかったのは、「マツダならまたやってくれる」という期待があったから。私自身も、「いつかまたあのロータリーの高揚を感じたい」と願い続けてきました。

なぜRX-7・RX-8後継ロータリーが注目されるのか?

では、なぜ今、マツダのこの“ロータリー後継”プロジェクトが、ただの懐古趣味ではなく、未来の一歩として注目されているのでしょうか。
まず第1に、マツダ自らが「このクルマはRX-7の“良い後継車”になる」と明言している点です。
2025年6月に同社最高技術責任者の梅下隆一氏がインタビューで「You can expect Iconic SP will be a good successor for RX-7」と語りました。

第2に、技術的チャレンジが“単なる復刻”ではなく、未来に向けたロータリーの再構築という軸であること。
例えば、アイコニックSPコンセプトではロータリーエンジンを発電機(レンジエクステンダー)として用い、ハイブリッド駆動を目指す設計が示されています。

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第3に、マツダというブランドがスポーツカーを捨てず、軽量・走り・運転の喜びを守ろうとする姿勢を改めて示していること。これが、ロータリーというエンジン技術だけでなく、マツダの“走る歓び”というアイデンティティを象徴しているのです。

つまり、この後継車構想は、過去の栄光をなぞるだけでなく、「次の時代でもマツダがスポーツカーで勝負する」という宣言でもある。ファンとしては、それが胸に響かないわけがありません。

今、RX-7/RX-8後継開発の何が問題なのか?

とはいえ、現状は決して順風満帆ではありません。最も大きな壁として浮かび上がっているのが「資金/事業性」の問題です。
梅下氏は「技術的には可能ですが、唯一の課題は資金面です」と率直に語っています。

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マツダは電動化へ向けた予算を5,000億円(約33億ドル)削減し、BEV・ハイブリッド・内燃機関を融合させた「マルチソリューション戦略」へと舵を切りました。
つまり、資源のゆとりがあるわけではなく、数少ない「特注スポーツカー開発」への投資は、他の優先課題に比べて厳しいものがあります。

また、ロータリーをただ復活させるだけではダメで、「時代の規制」「環境性能」「量産性」といった現代の条件をクリアする必要があります。
開発期間として「あと2〜3年」が見込まれているという情報もあります。

こうした現実を前に、「夢だけで走れない」というファンとしての複雑な思いも芽生えます。けれど、私たちはそれを無視できないのです。

RX-7/RX-8後継開発プロジェクトの具体的な現在地

2023年10月25日(水)にお披露目されたアイコニックSPは、ロータリー+電動モーターという次世代ハイブリッドを採用するコンセプトカーとして登場しました。
出力は約365馬力(272kW/370PS)相当という公開情報もあり、2,590mmのホイールベース、4,180mmの全長など、現実味あるボディサイズも伴っています。

マツダRX-7後継2028|ロータリーマイルドハイブリッドで蘇る“伝説”

さらに、2025年には「ビジョンXクーペ」という別モデルも出てきており、ターボ付きロータリーと電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドで503馬力(375kW/510PS)という説も報じられています。

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マツダビジョンXクーペ 夢と革新が交差する次世代ロータリー

こうした情報から、マツダはロータリーを“ただのエンジン”ではなく、「発電/駆動/ドライブフィール」を総合的に再定義しようとしていることが見えてきます。

そしてファンとして注目すべき点は、このプロジェクトが「RX-7/RX-8の系譜を継ぎながら、新たな技術・価値を搭載して登場しようとしている」点です。
「いつ出るのか?」という問いには、「2026年くらいに生産開始の可能性」という報道も出ていますが、それはあくまで“条件付き”です。

ファンとしての“体験価値”を想像する

ここで、少しだけ想像を巡らせてみましょう。
あなたが夕暮れのワインディングを走る。ハンドルを握る手に伝わるカチッとした精度、ロータリー特有の高回転リズム、エンジン音と風の音が共鳴する瞬間――。

その体験が、ただのノスタルジーではなく、未来へとつながるものだと感じられたら――それこそがマツダが目指す“スポーツカーらしさ”です。

RX-7/RX-8世代を愛してきた私たちだからこそ、この先にある「次の章」をともに感じたい。
技術仕様や価格帯を追うのではなく、心臓が高鳴る“ドライブ体験”を想像したいのです。

もしこのクルマが実現すれば、私たちはただ「懐かしむ」立場ではなく、「未来のドライバーとして」の視点に立てる。そこにこそ、共感と誇りがあります。

まとめ:“まだ終わらない物語”として

RX-7/RX-8という章は確かに終わりました。しかし、そのエンジン音や走りの質感は、私たちの記憶の中だけで終わるものではありません。
マツダは、ロータリーを“過去の遺産”として片付けず、“未来への旗印”として掲げています。そしてそれが、この後継プロジェクトに込められた最大のメッセージだと思います。

資金の壁、時代の制約、規制への対応――課題は山積みですが、ファンである私たちは「挑む姿勢」にこそ価値を見出したい。
なぜなら、スポーツカーにおいて最も大切なのは、速さや数字ではなく、「その瞬間に胸が踊ること」だから。

この物語が現実になるかどうかは、まだ確定ではありません。しかし、私たちがその到来を待ち続ける意味は確かにある。
だから一緒に、期待と情熱を持って。ロータリー復活のその日を、ドライブの歓びを再び味わえる未来を、信じて待ちましょう。