30年。
この数字が、ただの年数じゃないことを知っている人ほど、今回の特別仕様車はちょっと胸にくると思います。
1996年に「家族のためのミニバン」として生まれ、時代ごとに家族の形や価値観に寄り添ってきたステップワゴン。
2025年12月、Hondaは、その歩みをきちんと形にした
「STEP WGN e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車」
「STEP WGN e:HEV SPADA 30周年特別仕様車」
を世に送り出しました。
これは派手な記念モデルではありません。
むしろ「わかる人に、ちゃんと刺さる」30周年です。
🚐 30年変わらなかった“ステップワゴンの軸”
初代ステップワゴンが登場した1996年。
当時としては珍しいFFレイアウト×広大な室内空間という思想は、
「家族で使うなら、こうあるべき」という強いメッセージでした。
それは6代目となった現行型でも変わっていません。
✔ クラス最大級の室内三寸法
✔ シンプルで視界の良いインテリア
✔ 家族全員が“気を使わずに過ごせる”空間設計
30周年特別仕様車は、この“変わらなかった価値”を、今の時代の装備で丁寧に磨いた存在です。
✨ 今回の30周年特別仕様車、何が特別なのか?
特別仕様車というと、
「エンブレムが付いただけ?」
そんな疑問を持つ人もいると思います。
でも今回のステップワゴンは違います。
家族の快適性と安全性に、ちゃんと“効く装備”が追加されています。
- マルチビューカメラシステム
- 後退出庫サポート
- 2列目シートヒーター
- アダプティブドライビングビーム
- LEDルームランプ
- 30周年専用エンブレム&専用タグ
とくに2列目シートヒーターは、
「後席に人を乗せることが前提」のステップワゴンらしい進化。
運転席だけが快適、では終わらせない思想がにじみます。
❓ なぜ30周年で“この方向性”なのか?
ここ、かなり大事なポイントです。
30周年という節目なら、
・派手な専用エアロ
・限定カラー
・スポーツ寄り演出
そういう選択肢もあったはずです。
それでもHondaは「家族のための快適・安全」を選びました。
これは偶然じゃありません。
ステップワゴンは
「人生の派手な瞬間」よりも、「何気ない日常」を支えてきたクルマ
だからです。
・雨の日の送り迎え
・眠った子どもを起こさずに帰る夜
・家族全員で出かけた何度目かわからない旅行
そういう“思い出の背景”として選ばれてきた。
だから30周年でも、主役はクルマではなく家族なんです。
⚡ e:HEVという選択が持つ意味
30周年特別仕様車は、どちらもe:HEV(2モーターハイブリッド)専用。
これは単なる環境対応ではありません。
- 市街地での静かさ
- 発進時のスムーズさ
- 長距離移動での疲れにくさ
家族で乗る時間が長いからこそ、
“走りの質”がそのまま快適性に直結します。
e:HEVは、ステップワゴンの性格と非常に相性がいいパワートレーンです。
💰 価格帯はどう見るべき?
今回の30周年特別仕様車の価格は、あえて価格帯で見るのが正解です。
- e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車:400万円前後
- e:HEV SPADA 30周年特別仕様車:410万円前後
決して安くはありません。
でも、装備内容・30周年専用要素・e:HEV専用設定を考えると、
「記念モデルとしてはかなり良心的」とも言えます。
とくに、すでにステップワゴンを知っている人ほど
「これはちゃんと考えられてるな」と感じるはずです。
🎨 ボディカラーにも“らしさ”が出ている
AIR EXは柔らかく、生活になじむカラー。
SPADAは少し引き締まった大人の色気。
どちらも30周年だから奇抜にしない。
ここにもステップワゴンらしさがあります。
「10年後に見ても、きっと後悔しない色」
そう思えるラインナップです。
まとめ:30周年は“ゴール”じゃなく“確認”
この30周年特別仕様車は、
「これからもステップワゴンは、こういうクルマであり続けます」
というHondaからの静かな宣言のように感じます。
派手さより、本質。
目新しさより、信頼。
長く乗ってきた人にも、
これから選ぶ人にも、
同じ温度で寄り添ってくる30周年。
もしあなたがステップワゴンを少しでも知っているなら、
この特別仕様車、きっと“刺さる理由”が見つかると思います。




















