ランドクルーザーBEVはどこへ向かうのか?SUVとピックアップが示す“次のランクル像”

ランドクルーザーBEV 2027-2028次世代SUVの核心

はじめに|違和感の正体は、きっと「変化の兆し」
正直に言うと、
ランクルBEVの話を追いかけてきた人ほど、
心のどこかに小さな違和感を感じているはずです。
- ラダーフレームじゃない
- BEVが主役
- 3列SUV
- そして、ピックアップまで登場するかもしれない
「それって、本当にランクルなのか?」
でもこの違和感、
実はネガティブなものじゃない。
むしろそれは、
ランドクルーザーが“次の段階”へ進もうとしているサインだと思うんです。
ランクルBEVを1本で語れない理由
SUV編とピックアップ編、
それぞれを見てきて分かるのは、
今回のBEV化が
単一モデルの話ではないということ。
これは、
トヨタ自動車が
ランドクルーザーというブランドを
再定義し直しているプロセスそのものです。
SUVとピックアップは、
役割が違う。
でも、向いている方向は同じ。
それが、この総論記事の一番大事なポイントです。
SUVが担う役割|「移動の信頼」を未来へ
ランドクルーザーBEV(SUV)が示しているのは、
移動そのものの質を引き上げるランクルです。
- 静か
- 疲れにくい
- 家族で長距離を走れる
- 世界中どこでも安心して使える
これは、
「岩場を制するランクル」から
**「人生の移動を支えるランクル」**への進化。
ラダーフレームを手放したのも、
オフロードを捨てたからではなく、
守るべき役割が変わったからだと考えると、
すっと腑に落ちます。
ピックアップが担う役割|「使いこなす自由」
一方で、
ランドクルーザーBEVピックアップが示すのは、
クルマを“使う”楽しさです。
- 積む
- 運ぶ
- 遊ぶ
- 働く(でも、がっつり業務車ではない)
ハイラックスほど実務寄りではなく、
タンドラほど巨大でもない。
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この絶妙な立ち位置は、
「道具としてのクルマ」と
「ライフスタイルの一部」との
ちょうど境界線にあります。
BEV化によって
- 静かで
- トルクがあって
- 新しい使い方ができる
ここに、
ランクルの“信頼”が掛け合わされる。
これはかなり強い組み合わせです。
❓ なぜトヨタは「2つのランクルBEV」を用意するのか
ここが一番重要な「なぜ?」です。
答えはシンプルで、
ランクルを1つの型に戻さないため。
これまでのランドクルーザーは、
ある意味「強すぎるイメージ」を持っていました。
- 頑丈
- 無骨
- 本格派
それは誇りでもあり、
同時に“入口を狭める要因”でもあった。
BEV時代のランクルは、
その価値を分解して再構築しているように見えます。
- SUV:移動の信頼
- ピックアップ:使う信頼
信頼というコアは同じ。
でも、表現の仕方を分ける。
これが、2本立ての意味だと思います。
「ランクルらしさ」は失われたのか?
ここ、いちばん気になる人も多いですよね。
個人的には、
ランクルらしさは失われていないと思っています。
なぜなら、
ランドクルーザーの本質は
「フレーム」や「エンジン形式」じゃない。
- 途中で不安にならない
- 選んだことを後悔しにくい
- 長く付き合える
この感覚こそが、
ランクルの正体。
BEVになっても、
SUVでも、
ピックアップでも、
そこを外していない限り、
それはもう十分“ランクル”です。
2記事をどう読むと面白いか
すでにSUV編・ピックアップ編を読んだ人は、
ぜひこう考えてみてほしいです。
- 自分は「移動」に価値を感じるか
- それとも「使いこなす」ことに惹かれるか
どちらが正解でもない。
ただ、
どちらに心が動いたかで、
今の自分のライフステージが見えてくる。
それが、
今回のランクルBEVシリーズの
一番おもしろい読みどころだと思います。
まとめ|ランドクルーザーは“分岐”ではなく“拡張”へ
ランドクルーザーBEVは、
路線変更ではありません。
- SUVで広げる
- ピックアップで深める
これは、
ブランドの拡張です。
「どこへでも行けるクルマ」から
「どんな生き方にも寄り添えるクルマ」へ。
この変化をどう受け取るかで、
ランクルの未来だけじゃなく、
自分がクルマに何を求めているかも、
少し見えてくるはずです。












