北米ホンダの“魂”とも言えるタフSUV、ホンダ・パスポート。
2026年モデルでのフルモデルチェンジ、**東京オートサロン2026**での参考出品──
その一連の流れを見て、「これは本当に日本に来るかもしれない」と感じた人も多いはずです。
この記事では、すでにパスポートの存在を知っている読者に向けて、
なぜ今“日本導入の現実味”が一気に高まっているのか、
そしてもし導入されたら、どんな立ち位置のクルマになるのかを、感情とリアリティの両面から深掘りします。
🚙 なぜ今「パスポート日本導入」が語られるのか
正直に言うと、少し前までパスポートは「日本では縁のない北米専売SUV」でした。
それが今、空気が明確に変わっています。
理由は大きく3つあります。
1つ目は、2026年モデルでのフルモデルチェンジ。
これは単なる刷新ではなく、ホンダが「北米流ラギッドSUV」を再定義したモデルです。
2つ目は、東京オートサロンで披露されたTrailLine/TrailSport系の演出。
“日本のクルマ好き”に向けた文脈を、明らかに意識していました。
3つ目が、左ハンドル車輸入に関する制度・運用面の柔軟化。
ここは確証を持って断言できる部分ではありませんが、
「逆輸入・限定導入が成立しやすい環境」に近づいているのは事実です。
少なくとも、「机上の空論」ではなくなりました。
🔥 あえてV6を残したホンダの“覚悟”
2026年型パスポート最大の象徴は、
3.5L V型6気筒NAエンジンを継続したことです。
- 最高出力:285hp
- 最大トルク:355N・m
- 新開発10速ATと組み合わせ
電動化全盛の今、これは“逆張り”に見えるかもしれません。
でも実際は違います。
このV6は、
**「牽引・悪路・長距離を安心して走れる信頼性」**を最優先した選択。
ホンダは効率よりも、“道具としての説得力”を取りました。
🛞 第2世代i-VTM4が生む「本物の走破性」
走りの中核を担うのが、進化したi-VTM4(電子制御トルクベクタリングAWD)。
TrailSport系では、
- 専用サスペンション
- オールテレーンタイヤ
- 地上高アップ
がセットで与えられ、
「見た目だけのSUV」とは明確に一線を画します。
正直、オンロード性能だけなら他に選択肢はあります。
でも、**“何も気にせず荒れた道に踏み込める安心感”**は別物です。
💺 デジタル×実戦仕様のインテリア思想
インテリアも興味深い進化を遂げています。
- 12.3インチ大型ディスプレイ
- Google Built-in(マップ/アシスタント)標準化
そして象徴的なのが、
リアルーフエンドのマットブラック処理。
荷物を立てかけても気にしない。
傷が“味”になる。
この思想、かなり北米ホンダらしいです。
💰 価格は高い。でも「高すぎない」理由
北米最上級「TrailSport Elite」は
約52,650ドル(約830万円)。
日本導入となれば、
900万〜1,000万円クラスになる可能性が高いでしょう。
競合として意識されるのは、
- ランドクルーザー250
- マツダ CX‑80
ただし、パスポートは
「プレミアム」でも「王道」でもない、北米流タフネス。
ここが最大の個性です。
🌍 日本で選ぶ意味はどこにあるのか
このクルマは、万人向けではありません。
でも、
- ランクルほど“記号化”されたくない
- ドイツSUVほど都会的じゃなくていい
- 本気で使えるSUVが欲しい
そんな人には、強く刺さるはずです。
もし日本導入が実現すれば、
**「わかってる人のためのホンダ」**として、
かなり特別な存在になると思います。




















