2028年登場予想
LFA 予想価格 4000万円
2025年12月5日。
レクサスが世界に向けて公開したのは、単なる「新しいコンセプトカー」ではありませんでした。
Lexus LFA Concept。
かつて世界をざわつかせたV10スーパースポーツ「LFA」の名をあえて冠しながら、
その中身はバッテリーEV=BEVスポーツカー。
レクサスLFA【2028年登場予想】全固体電池&DIRECT4搭載の次世代BEVスポーツ
GR GT/GR GT3と技術と思想を共有し、
「トヨタの式年遷宮」というキーワードと共に語られるこの1台は、
“エンジンがなくても、スポーツカーの魂は継承できるのか?”
という時代そのものの問いに、真正面から挑んでいるように見えます。
この記事では、プレスリリースの内容をただなぞるのではなく、
Lexus LFA Conceptが示そうとしている「スポーツカーの未来像」 を、
ファン目線でじっくり深掘りしていきます。
⚡ レクサスLFAコンセプトとは何者か──“次のLFA”はエンジン車ではなかった
Lexus LFA Conceptは、その名の通り「LFA」の系譜に連なるコンセプトモデルです。
ただし、重要なのはここです。
- エンジン車ではなく、バッテリーEV(BEV)スポーツカー
- GR GT・GR GT3と技術と思想を共有する“3兄弟”の一角
- 「トヨタの式年遷宮」を体現する、次世代スポーツカーの象徴
LFAという名前は、本来ならV10エンジンの咆哮を思い出させる存在。
それなのに、あえてBEVにこの名をつけてきたということは、
「LFAとは、エンジン形式の名前ではなく、
世代を超えて受け継ぐ“技術と魂”の象徴なのだ」
と宣言しているようにも感じられます。
車名そのものを“継承の器”として使う。
ここにレクサスらしい物語性がにじんでいます。
🧬 GR GT・GR GT3と共有する「3つの柱」──低重心/軽量・高剛性/空力
Lexus LFA Conceptは、単独で生まれたクルマではありません。
GR GT・GR GT3と共通するコア技術を持っています。
- 低重心
- 軽量・高剛性骨格
- 空力性能の追求
この3つは、ガソリンだろうとEVだろうと、
「スポーツカーである限り外せない要素」 と言えそうです。
Lexus LFA Conceptでは、GR GT由来のオールアルミニウム骨格をベースにしつつ、
そこにBEVとして最適化されたパッケージングを組み合わせています。
バッテリーレイアウト、モーター配置、重量配分…。
電気自動車だからこそ自由度の高い設計ができる一方で、
「重さ」という課題とも真正面から向き合わなければなりません。
だからこそ、あえて“軽量・高剛性骨格”を軸に据え、
GR GT/GR GT3と技術を共有しながら、
「BEVでも走りの楽しさは作れる」 というメッセージを込めているように思えます。
🚀 なぜレクサスLFAコンセプトは“式年遷宮”として語られるのか?
ここが、このクルマを理解する上での一番のポイントです。
トヨタは、
TOYOTA 2000GT、LFA、そしてGR GT/GR GT3/Lexus LFA Conceptを
「トヨタの式年遷宮」 として位置づけています。
式年遷宮とは、
一定の年数ごとに社殿を建て替え、
その過程で“技術と精神”を次の世代へバトンしていく、日本の伝統的な作法。
この考え方をクルマづくりに持ち込んでいるわけです。
- ベテランエンジニアが培ってきた“クルマ屋としての技能”
- 空力、骨格設計、走りの味つけといった“目に見えないノウハウ”
- LFAで積み上げた「官能性」や「造形美」の感覚
これらを、
GR GT/GR GT3/Lexus LFA Conceptという3台を通じて、
若い世代のエンジニアやデザイナーへ渡していく。
つまりLexus LFA Conceptは、
「電動化時代のLFAの解答」であると同時に、
“技術継承の場そのもの” として設計されているとも言えます。
🌊 Discover Immersion──“没頭”をデザインするBEVスポーツ
Lexus LFA Conceptのテーマのひとつが、
「Discover Immersion(ディスカバー・イマージョン)」。
直訳すると「没入の発見」。
この言葉が教えてくれるのは、
「時代が変わっても、
走りに没頭する感覚こそスポーツカーの本質だ」
という、レクサスからの宣言のようなものです。
エクステリアでは、
・空力性能
・冷却性能
・造形美
これらを高次元で融合させ、
見るだけで“走りの世界に引き込まれる”ようなシルエットを目指しています。
- 全長:4,690mm
- 全幅:2,040mm
- 全高:1,195mm
- ホイールベース:2,725mm
- 乗車定員:2名
数字だけ見ても、かなりワイド&ローなプロポーション。
低く構えたボディと広いスタンスは、
それだけで「これは本気のスポーツカーだ」と語りかけてくるようです。
そしてインテリアは、
“没入コックピット” という言葉が似合う空間に仕上げられています。
- GR GTと共通する理想的なドライビングポジション
- 操作系が自然と手に触れるよう集約された運転席まわり
- ブラインドタッチを前提としたステアリングスイッチレイアウト
- メカニカルな造形と静かな室内空間のコントラスト
余計な装飾を削ぎ落とし、
「運転する」という行為だけを際立たせたようなミニマルな世界観。
EV時代の“コクピットの理想像”を、
Lexusらしい美学とともに提示しているように感じられます。
🪞 LFAの“官能美”をどう継承したのか?
LFAと言えば、まず思い出すのはあの造形美です。
ノーズからキャビン、そしてリヤへと流れるライン。
どの角度から見ても「走るためのかたち」と「美しさ」が共存していました。
Lexus LFA Conceptも、
その“官能的なライン”をしっかり受け継いでいます。
- 低く伸びやかに流れるシルエット
- ロングノーズ&タイトなキャビン
- 正統派クーペとしてのプロポーション
GR GT由来のオールアルミ骨格を土台にしながらも、
LFAの文脈を感じさせるラインを取り入れることで、
「技術はアップデートされても、“美しさの系譜”は途切れない」
というメッセージをかたちにしているようです。
国・文化・時代の境界を越えても通用するデザイン。
それは、EVという新しいパワートレーンを得たとしても、
スポーツカーが目指すべき“普遍的な価値”として残り続けるのかもしれません。
🧭 BEVスポーツカーの未来に、レクサスは何を刻もうとしているのか
電動化の時代に入り、
「スポーツカーは終わるのか、それとも生まれ変わるのか?」
という問いが世界中で語られています。
レクサスLFAコンセプトは、その問いに対してこう答えているように見えます。
「パワートレーンが変わっても、
走りに没頭する感覚さえ継承できれば、
スポーツカーの価値は生き続ける。」
- GR GT・GR GT3と共有する“骨格”と“思想”
- LFAから受け継いだ官能性と造形美
- Discover Immersionという“没入体験”のコンセプト
- モントレー・カー・ウィーク2025やJapan Mobility Show 2025での公開から続く文脈
これらを一台に凝縮したのが、Lexus LFA Concept。
まだコンセプトモデルの段階ではありますが、
「次世代のLFAはこういう方向に進んでいくのかもしれない」
そんな未来の片鱗を見せてくれる存在になっています。
🌈 まとめ──Lexus LFA Conceptは“未来のスポーツカー像”そのもの
Lexus LFA Conceptは、
スペックシートだけでは語り切れない、物語と思想をまとったBEVスポーツカーです。
- LFAの名を受け継ぎつつ、あえてBEVとして登場
- GR GT・GR GT3と技術と想いを共有する“式年遷宮”の一台
- 低重心/軽量・高剛性/空力性能という王道を、電動化時代に再定義
- Discover Immersionで“走りへの没入体験”をデザイン
- プロポーションとコクピットが、未来のスポーツカーの理想像を提示
もし、
「EVのスポーツカーって本当に楽しいの?」
そんな疑問を持っている人がいるなら、
Lexus LFA Conceptは、その問いに対するレクサスからの**ひとつの答えの“予告編”**なのかもしれません。
このコンセプトが、どんな市販モデルへと結実していくのか。
LFAという名前を知っている世代にとっても、
まったく新しい世代のクルマ好きにとっても、
ワクワクしながら追いかけたくなるプロジェクトだと感じます。




















