「N-BOXはもう完成形」
そう感じている人ほど、今回のN-BOX CUSTOM 特別仕様車 BLACK STYLEは少し気になる存在かもしれません。
見た目は黒を基調にした“引き締め系”。
でも、今回のBLACK STYLEは、ただのブラック加飾では終わっていません。
なぜ今このタイミングで“黒”なのか。
なぜCUSTOMだけに用意されたのか。
そして、なぜ装備内容がここまで「ちょうどいい」のか。
すでにN-BOXを知っている人だからこそ見えてくる、
BLACK STYLEの本質を、じっくり深掘りしていきます。
🚗 N-BOX CUSTOM BLACK STYLEとは何か
2025年12月、HondaはN-BOX CUSTOMに特別仕様車
「BLACK STYLE(ブラック スタイル)」を設定しました。
ベースとなるのは、N-BOXの中でも
・存在感のあるフロントフェイス
・上質志向の内装
を特徴とするCUSTOM系グレード。
そのCUSTOMに対して、
ブラックを“アクセント”ではなく“軸”として再構築したのが、このBLACK STYLEです。
軽自動車でありながら、
「落ち着き」「精悍さ」「大人っぽさ」を前面に押し出した方向性は、
明確に“ファミリー一択”ではない層も意識しているように感じます。
🎨 エクステリア|黒がもたらす引き締まり感
BLACK STYLEの外観でまず目に入るのは、
各部に施されたベルリナブラック塗装とクリスタルブラック・パール。
具体的には、
- フォグライトガーニッシュ
- カスタムデザインフロントグリル
- リアライセンスガーニッシュ
- アルミホイール(14 / 15インチ)
といった“面積の大きい部分”をブラックで統一。
さらに、
- アウタードアハンドル
- 電動格納式リモコンドアミラー
- N-BOX / CUSTOMエンブレム
といった細部まで黒で揃えることで、
白・シルバー系ボディカラーでも全体が締まって見える構成です。
派手さではなく、
「引き算で作る存在感」
この感覚が、従来のN-BOXとの差別化ポイントと言えそうです。
🖤 インテリア|黒が“落ち着き”に変わる空間
内装も、BLACK STYLEの世界観は一貫しています。
- ピアノブラック塗装のドアオーナメントパネル
- プライムスムース素材のドアライニングアームレスト(ターボ)
ブラック基調と聞くと重く感じがちですが、
実際は質感重視で、大人向けの落ち着いた空間。
特に夜間走行時や雨の日など、
「静かに運転したい場面」で、この内装は効いてきます。
N-BOXの“室内の広さ”という強みを活かしつつ、
空間の雰囲気だけを一段引き上げている印象です。
🤔 なぜ?N-BOXに「BLACK STYLE」が必要だったのか
ここが今回、いちばん考えさせられるポイントです。
N-BOXは、
軽自動車=家族向け・実用重視というイメージを確立しました。
でも同時に、長く乗るユーザーが増えたことで、
- 少し落ち着いたデザインが欲しい
- 子育て後も違和感なく乗り続けたい
- 派手なカスタムは避けたい
という声も、確実に増えています。
BLACK STYLEは、
「N-BOXは好き。でも少し大人に寄せたい」
そんな心理に、かなり正確に刺さる仕様です。
派手な専用色を用意せず、
装備と質感で“選ぶ理由”を作ってきたあたり、
Hondaのマーケティングはかなり冷静だと感じます。
🛠 装備|“欲しいものだけ”が最初から揃う
BLACK STYLEは、見た目だけの特別仕様車ではありません。
全タイプ共通で、
- LEDフォグライト
- パワースライドドア(リア右側)
- 本革巻ステアリングホイール(ブラックステッチ)
- シートバックテーブル(運転席&助手席)
といった満足度に直結する装備を標準化。
特に、
「後からオプションで付けがちな装備」が
最初から揃っている点は、実用面でも評価できます。
ターボ車には、
- 専用15インチアルミホイール
- プライムスムース素材の内装パーツ
が追加され、走りと質感のバランスも良好です。
💰 価格帯|内容を考えると“妥当”に収まる
BLACK STYLEの価格帯は、
- NA(FF / 4WD):約206万円〜219万円前後
- ターボ(FF / 4WD):約220万円〜233万円前後
装備内容と質感を考えると、
「高すぎる」という印象は正直ありません。
むしろ、
オプションを後付けするよりもトータルでは納得しやすい価格帯
と感じる人は多いはずです。
🌟 どんな人に刺さるN-BOXか
BLACK STYLEは、万人向けではありません。
でも、
- N-BOXを何年も乗り続けたい人
- 落ち着いたデザインを好む人
- 軽でも“所有感”を大事にしたい人
こうした価値観を持つ人には、
かなり“ちょうどいい答え”になっています。
派手な進化ではない。
でも、確実に一段階“成熟したN-BOX”。
それが、BLACK STYLEの本質だと感じます。




















