マツダが2025年10月、MAZDA3にクリーンディーゼル専用の新機種「XD Drive Edition」を追加した。
スポーティさと上質さを両立した黒基調のエクステリア、本革をあしらった上質なインテリア、そしてディーゼルならではの余裕あるトルク。
すでにMAZDA3の世界観を愛している人ほど、この“深化”にグッとくる瞬間があるはずだ。
「走る歓び」を信じて、あたりまえを進化させていくマツダの姿勢。
それはユーザーの毎日に、確かに小さな物語をもたらしてくれる。
この記事では、新たに追加された「XD Drive Edition」を中心に、今回の改良内容を要点だけに絞って深掘りしていくよ。単なるスペック紹介ではなく、なぜこのモデルが生まれたのか? どんな価値があるのか? その先にどんな移動体験が待っているのか?
そんな視点でまとめてみた。
■ MAZDA3に新登場した「XD Drive Edition」とは?
今回の改良の主役は、MAZDA3(ファストバック/セダン)に追加されたクリーンディーゼル専用グレード「XD Drive Edition」だ。
要点はこの3つに集約できる。
- 黒基調のエクステリア
ブラックのアルミホイール、ブラックドアミラー、(セダンは)ブラックのシグネチャーウイングなど、引き締まったスポーティな印象が際立つ。 - レザーシート標準装備
ファストバックは黒革・赤革、セダンは黒革シートが設定され、高級感と世界観に統一感が生まれている。 - ディーゼルの走りを“上品に”楽しむための仕様
燃費効率・トルク感・長距離適性というディーゼルならではの強みを最大化する作り。
特にこの「黒×本革」の組み合わせは、MAZDA3のデザイン性と相性が抜群で、質感を何より大切にするマツダらしさがはっきり表れている。
■ 今回ひっそり重要なポイント:「機種整理」
今回の追加と同時に、以下のグレードが廃止されている。
- XD / 20S Black Selection
- 15S Retro Sports Edition
- 15C i selection
つまり、ラインナップは“わかりやすく、選びやすい体系”へと再編された形だ。
選択肢が絞られたことで、購入検討もしやすく、MAZDA3が向かうデザイン世界もより鮮明になった印象がある。
■ 操作性向上:マツダコネクトがさらに使いやすく進化
もうひとつ嬉しいのが、Apple CarPlay/Android Autoのタッチパネル操作に対応した点。
対象は
「20S/XD S Package(オプション無し車)」を除くほぼ全グレード。
10.25インチセンターディスプレイがタッチ操作可能になったことで、日常の使い勝手がぐっと良くなる。
この「さりげない快適性の底上げ」こそ、マツダが積み重ねてきた価値だと思う。
■ “なぜ?” このタイミングでディーゼル専用の上級スポーツグレードなのか
ここからが今回の肝となる部分。
「なぜ今、マツダはディーゼルにスポーティかつ上質な新グレードを設定したのか?」
僕なりの視点をまとめると、理由は大きく3つある。
● ① EVシフトが進む中で、ディーゼルの“実用性の強み”が再評価されているから
長距離ドライブ、燃費の安定性、トルクの余裕。
ユーザーの多くが“現実として必要な移動性能”を求めていて、ディーゼルの価値が揺るがない層は確実に残っている。
マツダは昔からディーゼル技術に深い情熱を持ってきたメーカー。
その技術的自信を“スポーティ×上質”という形で提示してきたとも言える。
● ② MAZDA3というモデルの世界観に最も合うパワートレインだから
MAZDA3は「走る歓び」を純度高く体現したモデル。
走り出しの力強さ、静かで伸びのいい加速、長距離での疲労感の少なさは、ディーゼルの得意分野。
“美しいクルマで、気持ちいい時間を長く走る”。
そのコンセプトとディーゼルの相性が抜群にいい。
● ③ “質感の高さ”を求めるユーザー層がMAZDA3に増えているから
黒基調のスポーティな外観、本革を使った内装。
これは単なる装備追加ではなく、「移動時間を大事にする人」の感性に寄せた提案だと思う。
マツダはずっと「ひと中心」の哲学を貫いていて、
“クルマは移動のための道具ではなく、人生のシーンを美しくする相棒”
という視点でつくっている。
今回のXD Drive Editionは、その思想を改めて強く表現したグレードだ。
■ この改良がもたらす価値とは?
「MAZDA3と生きる毎日」が変わる
今回の改良は、スペック以上に所有体験の質に響いてくる。
たとえば…
- 朝、エンジンをかけた瞬間に感じるトルクの余裕
- 静かに伸びていく走りが、自分の生活のテンポまで整えてくれる
- ふとした瞬間、本革の触り心地に気持ちが落ち着く
- どんな場所に置いても絵になる佇まい
- タッチ操作でストレスなくナビや音楽を扱える日常的な快適さ
これらは“数字には出てこない価値”だけど、毎日の生活や気分に確実に影響する。
■ MAZDA3が描く「移動体験の未来」
マツダは2030年に向けて、「走る歓び」をさらに進化させ続けると宣言している。
これは大げさではなく、ユーザーひとりひとりの“日常の幸せ”と繋がっていると感じる。
- ただ目的地に着くだけじゃなく
- 自分らしい時間を取り戻す
- 頭がクリアになる
- 心が整う
- 生活のリズムが良くなる
そんな体験を、MAZDA3はこれからもアップデートして届けようとしている。
今回のXD Drive Editionは、その流れの中で生まれた“ひとつの物語の章”なんだと思う。




















