クロスビー改良版の価格帯は1,805,100円~2,207,700円。
トヨタからのOEMやジムニーシエラ5ドアの現実味(海外限定?)も帯びてきて、スズキの勢いが止まりませんね。
目次
安全装備の充実
- 車線維持支援機能
- 全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール
- デュアルカメラブレーキサポート(夜間歩行者検知)
グレード別新装備
ハイブリッドMV
- ステアリングオーディオスイッチ
- はっ水加工シート
- 後席左右パーソナルテーブル
- 防汚ラゲッジフロア
ハイブリッドMZ
- ラックススエード
- レザー調コンビネーション表皮専用シート
- ダークグレーパールインストゥルメントパネル
- ダークグレーパールドアトリムパネル
メーカーオプションとしてブラックインテリアパッケージが追加されています。
インテリアはノーマルだとカジュアル感が出ます。アウトドアには最適な色でしょう。ブラックインテリアパッケージはきめが細かいシート地で、シックな印象の落ち着く内装を演出できそうです。
内装Labo
防汚ラゲッジフロア
後席背面&ラゲッジフロアが防汚タイプになっており、汚れや濡れを気にせず積載可能。アウトドアやレジャー後の洗車で拭き取ればすっかりきれいに元通り。
ラゲッジアンダーボックス
タテに利用すれば、ベビーカーも収納可能で縦長物を積載する機会が多ければ、重宝する機能です。
左右独立リヤシートスライド機能
165mm
体が15cm後方に移動できて、足を組める広さが確保されます。SUVの後席は頭上が広く感じるので、体と足回りに余裕ができると比較的乗り心地がよくなります。
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ボディーカラー追加全13ライン
- タフカーキパールメタリックNEW
- プレミアムシルバーメタリックNEW
タフカーキパールメタリックの2トーンカラーは、ブラックやシルバーパーツと相性が良くまとまっていますね。アウトドアとクロスビーのイメージカラーに選ばれるだけあります。
しかし、購入して長く乗っていると飽きる可能性も秘めた色です。5年程度で乗り換えて、しっとりとおしゃれにクルマの所有を楽しみたい場合に最適な色ですね。
ほか、そういう乗り方でおすすめの色は、キャラバンアイボリーパールメタリック2トーンやクラッシーブラウンメタリック2トーンが年齢関係なくオシャレだと思います。
【2019年7月3日】クロスビー特別専用色スターシルバーエディション発売
スズキは、クロスビー・HYBRID MZをベースに、特別専用色スターシルバーメタリック塗装を施したスターシルバーエディションを設定しました。
今日はスズキに行ってクロスビー試乗してきた。セーフティサポート機能をいろいろ試したが、なかなか優秀で楽しかった。ただ納車まで2ヶ月かかると。うーん長いな。値引きも目標通りしてもらって契約してきたなり。 pic.twitter.com/MICj3nAcrk
— akinori’s TOY-BOX (@akinoriTB) 2019年7月6日
スターシルバーメタリック塗装箇所
- ルーフ
- ドアミラー
- サイドカラーパネル
ボディカラー3色に設定
- クラレットレッドメタリック
- スピーディーブルーメタリック
- スーパーブラックパール
シート
アイボリーをアクセントに使用しています。
【2017年12月25日】クロスビー登場
大ヒット軽自動車・ハスラーの乗用モデルとなるクロスビー(XBEE)は、5人乗りとして発売されました。
クロスビー(XBEE)は、ハスラーと同じく人気が出て、2018年5月時点のスズキ登録台数はスイフトの販売数を抜き、ソリオに続く2位に達しました。
その人気の理由は、ハスラーと比較して高い走行性能、5人乗りの居住性、既存ユーザーからの需要が主です。しかし、新規ユーザーも続々増えているようです。
また、そのほかの人気の理由として考えられるのは、”ソリオのファミリー感からの離脱”かもしれません。クロスビーのCMでも演出されているように、”トレンド感””オシャレさ”でソリオを引き離しているように思います。
- 燃費:22キロ(2WD)/20.6キロ(4WD)
- 1.0L直噴ターボブースタージェット(K10C型)+マイルドハイブリッド
- 最高出力:75kW(102ps)/5500rpm
- 最大トルク:150Nm(15.3kgm)/1700〜4500rpm
- 2WD/4WDを設定(4WDには多彩な走行モード設定予定)
- スズキセーフティサポート装備
- 価格:174万9600円〜209万1960円
- 2トーン/3トーン仕様車価格:180万9000~218万9160円
XBEEはコンパクトカーのプラットフォームで開発
スズキはよく軽自動車をワイド化します。ジムニー(軽自動車)をワイド化したジムニーワイド、ワゴンRをワイド化したソリオが存在しますね。
クロスビー(XBEE)は見た目もハスラーのままなので、また「ワイド化?」と思いきや、ソリオ・ソリオバンディット、イグニスと同じプラットフォームで開発されています。
ボディサイズは、全長・全幅がイグニスよりも少し大きく、SUVの全高を持つ5ナンバーサイズとなります。
また、クロスビーはコンパクトカーの骨組みを利用しているので「軽量化・高剛性を両立」「走りも燃費も期待できる」モデルです。
軽量化は、部分的なパーツに樹脂素材を使用して減量。高剛性は、軽量高剛性の新プラットフォーム・ハーテクトを採用しています。
スペック
全長:3760mm(イグニス+60mm)
全幅:1670mm(イグニス+10mm)
全高:1705mm(イグニス+110mm)
ホイールベース:2435mm
重量:960キロ(2WD)/1000キロ(4WD)
乗車:5名
エンジン:996cc 直列3気筒ターボ+マイルドハイブリッド
最高出力:73kW(99ps)/5500rpm
最大トルク:150Nm(15.3kgm)/1700〜4500rpm
モーター最大出力:2.3kw(31ps)/1000rpm
モーター最大トルク:50Nm(5.1kgm)/100rpm
トランスミッション:6AT
駆動:2WD/4WD
燃費:22キロ(2WD)/20.6キロ(4WD)
価格:174万9600円〜209万1960円
価格
HYBRID MX|1.0Lターボ(5ドア/5人乗り)
176万5800円(2WD)
190万8360円(4WD)
HYBRID MZ|1.0Lターボ(5ドア/5人乗り)
200万3400円(2WD)
214万5960円(4WD)
HYBRID MZは安全装備採用
フロントシートSRSサイドエアバッグ
デュアルセンサーブレーキサポート
LEDヘッドライト
LEDフロントフォグランプ
クルーズコントロールシステム
4WD機能
スノー
グリップコントロール
ヒルディセントコントロール
エクステリア
また、スズキはアウトドア仕様やアーバン仕様が好きです。オプションでカスタマイズが可能です。
クロスビー アウトドアアドベンチャー(アウトドア仕様)
アウトドアアドベンチャーのドア下部・ウッド調デザインは、とてもいい感じですね。
これをオプションで用意するのでしょうけど、ノーマルのシンプルなデザインとボディカラーにシックな雰囲気が漂い印象が変わります。
クロスビー ストリートアドベンチャー(アーバン(都会的)仕様)
対してストリートアドベンチャーのデザインは、ノーマルの色使いを逆転して採用し、ボディ上部のカラーで都会の雰囲気に合わせつつも、足元にドライバーのアグレッシブさを表現するカラーを使います。
多彩な雰囲気を表現して楽しめるコンセプトは、ハスラーと同じですね。
ハスラーは、そこが人気となって販売台数を一気に伸ばし、ベストセラーに駆け上がったので、クロスビーも大人気車種になる可能性を十分に秘めています。
この外装を支え守るのが、以下の技術です。
新プラットフォーム・HEATECT(ハーテクト)採用
高い剛性と軽量化を実現。
次世代テクノロジー ハーテクト
構造や部品の配置を全面刷新することでアンダーボディーを理想的な骨格構造とし、基本性能の向上と軽量化を両立。
屈曲した骨格を最短距離で滑らかにつなぐことで、合理的かつシンプルな形状としました。またサスペンション部品も骨格の一部として利用。
さらに、骨格同士が結合する強い部分を部品の固定に利用することで補強部品を削減しました。これらにより、ボディー剛性を向上させながら軽量化を実現。
部品の配置を最適化したことにより、広い室内空間や荷室スペースも確保しています。
上記エクステリアに用意されるボディカラーは多彩なラインナップを実現されていますよ。
ボディカラー
モノトーン
- ミネラルグレーメタリック
- スーパーブラックパール
- ピュアホワイトパール
2トーン
- ラッシュイエローメタリック×ブラック2トーンルーフ
- キャラバンアイボリーパールメタリック×ホワイト2トーンルーフ
- クラッシーブラウンメタリック×ホワイト2トーンルーフ
- スピーディーブルーメタリック×ブラック2トーンルーフ
- ファーベントレッド×ブラック2トーンルーフ
- フレイムオレンジパールメタリック×ブラック2トーンルーフ
3トーンコーディネート
- ミネラルグレーメタリック×3トーンコーディネート
- スーパーブラックパール×3トーンコーディネート
3トーンが用意されていることがニクい演出ですよね。全色で都会派の老若男女を虜にするカラーラインナップです。
「ハスラーが大きくなっただけじゃないか」と思う人は下記も参考にしてください。色気を持つモデルです。
外観装備に見られるハスラーとの差別化戦略
フロントバンパー最下部のデザインは、初めからフロントロアスカートを装着したイメージを完成。左右のフェンダーに向かう「曲線」が素敵です。
ルーフ後端は、ハスラーがほぼ垂直なのに対して、クロスビーはクーペルックに後ろに流す仕様です。室内の延長によるものでしょうけど、この部分で軽と乗用の差別化を明確にしています。
このエクステリアに包まれるインテリアも広くポップでオシャレな空間となっています。
パワートレイン
1.0Lだからと侮る必要はありません。スズキ得意のモーターアシスト性能が付き、重い車体を快適に目的地まで運んでくれる仕様です。
1.0Lブースタージェット+マイルドハイブリッド
新型クロスビーに搭載されるエンジンは、バレーノに搭載された1.0Lブースタージェット+マイルドハイブリッドです。既出パワーユニットを採用します。
エンジン:996cc 直列3気筒ターボ+マイルドハイブリッド
最高出力:73kW(99ps)/5500rpm
最大トルク:150Nm(15.3kgm)/1700〜4500rpm
モーター最大出力:2.3kw(31ps)/1000rpm
モーター最大トルク:50Nm(5.1kgm)/100rpm
当然、安全性能も充実させます。
スズキセーフティサポート・運転支援パッケージを装備
新型クロスビーは、スズキセーフティサポート「運転支援パッケージ」を装備します。
- 前方のデュアルセンサーブレーキサポート
- 前進・後退時衝突被害軽減ブレーキを採用
- 3Dビュー機能付き全方位モニター
- フロントガラス投影式ヘッドアップディスプレイ
また、走行時の安全性で高い評価を受けているスズキのデュアルセンサーブレーキサポートを装備。新プラットフォームの採用と併せ、高い次元で安全を守ります。
※メーカーオプションのセーフティパッケージ装着車に機能付加。
デュアルセンサーブレーキサポート|機能の種類
単眼カメラ+レーザーレーダー方式で危険回避
- 前方衝突警報機能
- 前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能
- 後方衝突被害軽減|後退時ブレーキサポート機能 NEW
- 自動ブレーキ機能
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
ステレオカメラから単眼カメラとレーザーレーダーの一体型ユニットに変更
ドイツContinental社製の単眼カメラ+レーザーレーダー一体型ユニットを採用しており、ステレオカメラより小型でコストが安いようです。
また、ステレオカメラは、フロントウィンドウ上部に取り付けるとルームミラーの裏に隠れるため、圧迫感があり車両前方の視認性に悪影響を及ぼす恐れがありました。
しかし、単眼カメラとレーザーレーダーの一体型ユニットは、ステレオカメラより小さく「視認性」が高まる効果があります。
さらに、トヨタが小型車向け自動ブレーキ「Toyota Safety Sense C」で採用しているものとハードウエアは同じです。トヨタ採用による量産により、コストはステレオカメラより安く抑えられています。