CX-3は、マツダの中でも少し不思議な立ち位置のSUVだった。
コンパクトで、軽快で、走りは確かにマツダらしい。
それなのに、時代の波に押されるように存在感が薄れ、
「このままフェードアウトするのでは?」
そんな空気すら漂っていた時期もある。
だが今、次期CX-3に関して、にわかに面白い噂が集まり始めている。
ロータリーEV
BEV(電気自動車)
なぜ今、マツダはこのクラスに“再挑戦”しようとしているのか。
その背景と狙いを、CX-3の文脈から深掘りしていく。
🚗 次期CX-3とは何者か|CX-20登場の可能性も?
2027年夏ごろの登場が予想されている次期CX-3。
これは単なる車名変更ではなく、
- 電動化を前提とした再設計
- グローバル市場での分かりやすさ
- CX-30との差別化
こうした要素を整理した結果とも考えられる。
いずれにせよ、
次期CX-3は“従来の延長線”ではない
という点が、最大のポイントだ。
🔄 上級モデルにロータリーEVを採用する意味
最も注目されているのが、
e-SKYACTIV Rotary-EVの採用だ。
これは、ロータリーエンジンを
**「走らせるため」ではなく「発電するため」**に使う方式。
現時点で噂されているスペック(予想)は以下。
- モーター最高出力:約180ps
- モーター最大トルク:約28.0kgm
- ロータリー発電機出力:約80ps
駆動はモーターのみ。
ロータリーはあくまで裏方に徹する。
この構成によって、
- EVらしい静粛性
- モーター特有の瞬発力
- ロータリーの小型・低振動特性
これらを同時に成立させる狙いが見える。
⚡ BEV(電気自動車)設定は“逃げ”ではない
次期CX-3では、
純粋なBEVモデルも用意される可能性が高いと見られている。
都市部を中心に、
- ゼロエミッション需要
- 短距離・日常用途
- 充電インフラの進展
こうした条件が揃い始めた今、
BEVを用意しない理由の方が少ない。
ただしマツダは、
BEVを「唯一の正解」として押し出すメーカーではない。
ロータリーEVとBEVを併売することで、
使い方で選ばせるというスタンスが見えてくる。
⚙️ 標準モデルは1.5Lマイルドハイブリッド?
全車電動化、というわけではなさそうなのも
次期CX-3のリアルなところ。
標準モデルには、
- 1.5Lガソリン+マイルドハイブリッド
- 軽量・低コスト
- 自然なドライビングフィール
こうした構成が有力視されている。
フルハイブリッドにしない理由は明確だ。
👉 価格と“日常の使いやすさ”のバランス
EVやロータリーEVに興味はある。
でも、価格や使い勝手で踏み切れない。
そんな層を、
きちんと取りこぼさない設計になりそうだ。
📐 予想ボディサイズ|一回り大きく、でも都会的
次期CX-3の予想サイズは以下。
- 全長:約4,300mm
- 全幅:約1,780mm
- 全高:約1,550mm
- ホイールベース:約2,600mm
現行型よりわずかに拡大しつつ、
- 後席・荷室の余裕
- SUVらしいスタンス
- 都市部での取り回し
この3点を高次元で両立する狙いが見える。
❓ なぜ今、このクラスに“再挑戦”するのか
ここが、このモデル最大の核心だ。
なぜマツダは今、
あえてコンパクトSUV×電動化に力を入れるのか。
理由はシンプル。
- 世界的にコンパクトSUV市場は拡大中
- 都市と郊外、両方で使えるサイズ
- 初めてのEV・電動車として選ばれやすい
そこにマツダは、
「走る歓び」と「物語性」
を重ねようとしている。
ロータリーEVという選択は、
単なる技術的合理性だけじゃない。
“マツダである理由”を、ここに残すため
そう考えると、すべてがつながってくる。
🌱 まとめ|次期CX-3は「小さな実験場」かもしれない
次期CX-3は、
マツダにとっての小さな実験場になりそうだ。
- ロータリーEVという象徴的技術
- BEVという現実解
- マイルドHVという入り口
この3本立ては、
「どれが正解か」を押しつけない。
選ぶのは、ユーザーだ。
静かで速くて、
でもどこか“マツダらしい鼓動”を感じるSUV。
それが、2027年に登場する次期CX-3の正体かもしれない。
この再挑戦は、
マツダが、まだワクワクするクルマを諦めていない証拠だ。




















