レクサスESマイナーチェンジ2021年8月26日登場
ESがマイナーチェンジを迎え、意匠変更を実施します。
新デザインはヘッドライトの意匠をより感じよく変更。(画像引用元:https://www.carscoops.com/)
ESの外観
よりエレガントなメッシュパターンになりました。
ヘッドライトにはブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム(3眼)採用。
ランプユニットを目尻下に移動させたことで、鋭さに磨きがかかっています。
足元のホイールも新デザインを採用。
- 18インチ:切削光輝加工&ブラック塗装
- 19インチ(F SPORT):つや黒塗装
- ボディカラーに2色ソニックイリジウム・ソニッククロム追加
- F SPORTにオレンジ塗装キャリパーLEXUSロゴ追加
ESの内装
- 視認性&操作性向上
- マルチメディアシステムタッチディスプレイ化
- スイッチ類をステアリングへ移動
- インテリアカラーに「モーヴ」追加
- 静粛性&乗り心地向上
- 電子制御ブレーキシステム変更によりコントロール性向上
- リヤサス剛性を上げ操縦安定性向上
- F SPORTは最新AVS採用で乗り心地&操舵応答性向上
ESのLexus Safety System+追加内容
- オートマチックハイビーム
- ロードサインアシスト
- パーキングサポートブレーキ
- パノラミックビューモニター
ESのデジタルミラー更新
- カメラノイズ低減
- 明暗場所の視認性改善
- LED表示画質向上
- 昼夜視認性向上
「デジタルアウターミラー」のメリット
また、予防安全の一環でもある新採用のデジタルアウターミラーのメリットは
- ドアミラーがコンパクトなカメラになるので「風切り音」抑制
- 高速走行時の「静粛性」を生み出す
- 運転席から見えない範囲が減少
以上のようなメリットと安全性を高める効果があります。
また、特徴としては
雨滴防止カメラハウジング形状採用
雨滴によりドアウィンドウが濡れ、見えにくい状況でも、室内のディスプレイで左右後方を確認しやすくなります。
シフト&ウィンカー連動|表示エリア切り換え機能採用
ウインカー操作・シフト操作(バック)にともなって表示内容を変更します。
左右後方を確認しやすいように「表示エリア」を拡大する機能も搭載しています。
【動画】デジタルアウターミラー|稼働イメージ
【2020年8月6日】ES一部改良
デジタルアウターミラーの先端機能を持つレクサスESが一部改良しました。
Fスポーツにも同ミラーを採用し、機能も高めています。
ミラー性能向上
車両・障害物の距離感を距離目安線の表示機能。車速に応じて車両後端から5m~30mまでの距離を示す線を表示する。
安全装備充実
パーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)とブラインドスポットモニターを全車に標準装備
燃費向上
ハイブリッドシステム用バッテリーをニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更し、燃費性能を強化。WLTCモードの燃費値は従来型比+1.7km/リッターとなる22.3km/リッターと公表されている。
インフォテインメントシステム性能向上
「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」「Android Auto」のスマホ連携機能に対応
おくだけ充電のトレイとセンターコンソールのスマートフォン収納スペースのサイズを拡大
価格
- ES300h
- ES300h“Fスポーツ”
- ES300h“バージョンL”
- 5,990,000円
- 6,489,000円
- 7,130,000円
【2018年10月24日】ES7代目
レクサスからLEXUS ES(ES300h)のフルモデルチェンジが行われ2018年10月24日発売。
1年後の2019年末に新開発2.5L直4ターボ搭載のES350が追加されます。
また、量産車世界初となる「デジタルアウターミラー」を採用。
この機能は、サイドミラー部に「小型カメラ」を設置し、Aピラー下部に取り付けた「5インチディスプレイ」に左右後方の交通状況を映し出して確認するものです。
目視のために目や頭を動かす範囲が少なくて済みますが、機能の話題性以上に、どれだけの効果が期待できるのか、発売後のインプレッションに期待ですね。
- GA-L新開発プラットフォーム採用
- 直列4気筒 2.5L直噴エンジン|Dynamic Force Engine搭載
- 2.5L Dynamic Force Engine用 新THSⅡ
- 予防安全パッケージLexus Safety System +採用
- 「デジタルアウターミラー」採用
エクステリア
「走り」を予感させるワイド&ローのスタンスのデザイン。
フロントピラー後方配置・リアピラー傾斜によって、締りのあるキャビンシルエットを表現しています。
リアは、ロースタンスで踏ん張り感を強調。リアコンビネーションランプは個性的な「L字」を重ねたデザイン。
また、クラストップの空力性能を誇るボディ形状を創造。
質感高く細かな部分まで作りこまれた部品により、美と質を追究しています。
シャープなフレーム+縦フィン形状のスピンドルグリル。
ボディサイズ
全長:4970mm
全幅:1865mm
全高:1445mm
ホイールベース:2870mm
新規開発色ボディカラー
- アイスエクリュマイカメタリック
- サンライトグリーンマイカメタリック
を採用しています。エレガントかつ華やかで、多彩なバリエーションを設定予定です。
ES F SPORTは、従来の縦基調メッシュは継承しつつ発展させたレクサスブランド統一の新Fメッシュパターン採用。
- 小型3眼LEDヘッドライト
- リニアソレノイド式AVS
- 19インチアルミホイール
パフォーマンスダンパーを車体の前後に配置し、ボディ剛性のバランスを向上。
細かい振動が「減衰吸収」され、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現。
新採用GA-Kプラットフォーム採用
レクサスは、新開発プラットフォームGA-Kを新型ESに採用。
- 高剛性化・低重心化
- ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンション採用
- ジオメトリー最適化:高い操縦安定性を実現
- ラック平行式電動パワーステアリング:高いステアリングレスポンス
によって、レクサスらしいスーッと走り奥の深い走りを実現。
この美しいボディに包み込まれるインテリアは以下のような仕様に。
ES F SPORTのインテリア
- 水平基調のインストルメントパネル
- ドアトリムまで連続する構成
によって「空間の広がり」が表現されています。
また、センターコンソール・ドアアームレスト表皮は立体的なパターンで加工を施す「ビスコテックス技術」採用。
ディスプレイ・スイッチの操作は、姿勢や視点の移動が少ないまま操作できるレイアウトで、運転に集中できる空間を創出。
ステアリング操作がしやすいショルダー形状のフロントシート。
ドライビングポジションは、低いヒップポイント+ペダル配置。
また、シートのホールド性を向上させた細かな「分析」に基づいたレイアウトに。
リアシートは、広い足元の空間とその開放感が特徴的。
包み込まれるような安心感を両立した造りとなっています。
快適な座り心地・上質な仕上がりを追求。電動リクライニング機能付きで、くつろぎの空間を実現。
直列4気筒 2.5L直噴エンジン|Dynamic Force Engine搭載
- 高い動力性能・環境性能を両立
- 優れたレスポンス発揮
- 吸気効率の向上
- 燃焼室内の気流強化による高速燃焼
- 世界トップレベルの熱効率を実現
GA-L(Global Architecture for Luxury)により、エンジンのポテンシャルを最大限に生かせるようになります。
そのほか、新型トランスアクスル採用、PCU(Power Control Unit)採用によって、HV燃費性能のままダイレクトな加速フィーリングを味わえる仕様となります。
このエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ搭載します。
ハイブリッドシステム新小型THSⅡ採用
- ハイブリッドバッテリー小型化
- リヤシート下へ配置
- 軽量化・低重心化
- 荷室容量拡大
新開発2.5L Dynamic Force Engine用のFR専用・高性能マルチステージTHSⅡとなります。
小型・軽量・低損失化技術、TNGAによる新型エンジンの高い燃焼効率と高出力との「シナジー効果」によって、優れた動力性能・低燃費を高次元で追求。
また、ハイブリッド車の走りのイメージを一新する「高い発進加速性能」と「ダイレクト感溢れる走り」を実現。
- 高速走行時のシステム効率の向上
- 高車速域でもエンジン間欠運転を可能に
したことにより、「高速走行」においても低燃費を実現します。
ハイブリッド性能
- V6 3.5Lなのに「V8 5.0L」を越える高い発進駆動力を発揮
- レスポンス良くダイレクトな加速を体感できる
- 10速AT模擬制御によるリズミカルな加速を実現
- 電力伝達効率の改善
- 動力と燃費性能の高次元での両立
実際に「ES300h」に搭載された場合のハイブリッドパワーが以下になります。
最高出力:176ps/5700rpm
最大トルク:220Nm/3600-5200rpm
このハイブリッドシステムに組み合わされるトランスミッション
新開発「ダイレクトシフト8AT/10AT」新エンジン&新ハイブリッドシステム用に新開発されています。
ダイレクトシフト8AT/10AT|トランスミッション性能
- エネルギーロスを最小限に
- 伝達効率を高めるためギヤ・クラッチ改良
- ギヤ:歯面の摩擦係数を低くする新加工技術採用
- ギヤが噛み合う時のエネルギー伝達ロスを削減
- クラッチ:機構内の摩擦材形状を最適化
- 回転時のクラッチの損失トルクを約50%低減(従来型6速AT比)
これら改良内容によって、世界トップレベルの伝達効率を達成しています。
また、ダイレクトシフト10ATには別の特徴も。
8速から「10速」に段数アップしてトータルのギヤ数を増やし、低中速域を中心に各段の使用領域(段数)を最適化が可能となる「クロスギヤ」を採用しています。
エンジンの特徴を記した最後に、新型ES300hのスペックです。
ES300h|スペック
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- エンジン
- HVシステム
- 最高出力
- 最大トルク
- モーター出力
- モータートルク
- システム出力
- トランスミッション
- 駆動
- JC08モード燃費
- 4895mm
- 1840mm
- 1450mm
- 2825mm
- 2.5L
- 直4直噴D-4S+モーター
- 176ps/5700rpm
- 22.5kgm
- 120ps
- 20.6kgm
- 211ps
- CVT
- FF
- 28.0-33.0km/L
エンジン類の進化に合わせ、安全システムも最新を搭載。
第2世代Lexus Safety System+採用
単眼カメラ+ミリ波レーダー搭載。昼間の自転車・夜間の歩行者を検知可能な「プリクラッシュセーフティ(PCS)」採用。
主な3つの機能は
- プリクラッシュセーフティ(PCS) NEW
- 高度運転支援機能Lexus CoDrive|レーダークルーズコントロール・レーントレーシングアシスト
- ロードサインアシスト(RSA)
以下は、現行モデルにも搭載されるセーフティシステムの機能説明となります。
- レーンディパーチャーアラート|ステアリング制御機能付
- アダプティブハイビームシステム
- オートマチックハイビーム
ES Labo