スバルWRX STI EJ20ファイナルエディション特別仕様車発売|WRXの今後の動向を確認
スバルが1988年から長年改良を続けて販売したEJ20エンジンのファイナルエディションを販売することを決定しています。
スバルのエンジンである以上、EJ20後継エンジンも水平対向エンジンであることは確定的。2.0L FA20直噴ターボ
30年もの歴史を持ちレースでの活躍もあったエンジンだけに話題になるのは当然といえるでしょう。
スバルWRX STI EJ20ファイナルエディション特別仕様車
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- 4595mm
- 1795mm
- 1475mm
- 2650mm
- 1500kg
- EJ20 2.0L水平対向
- 308ps/6400rpm
- 43.0kgm/4400rpm
- 6MT
スバルWRX STI EJ20ファイナルエディション特別仕様車の特徴
スバルWRX STI EJ20ファイナルエディションはエンジンの数値的なスペック自体はWRX STI Type Sと同等となっています
レーシングエンジン並みの高精度を誇るピストン&コンロッド、フライホイール&クラッチカバーを採用したバランスドエンジンを銘打ち、より高性能化が図られています。
スバルWRX STI EJ20ファイナルエディションとスバルWRX STI EJ20ファイナルエディションフルパッケージの二種類が用意され、インテリアを中心に変化があります。
価格
- WRX STI EJ20 Final Edition|4,521,000円
- WRX STI EJ20 Final Edition FULL PACKAGE|4,851,000円
外観
STIロゴが入ったフロントグリルやサイドガーニッシュ、リヤバンパーも目を引くものとなっており、この装備はフルパッケージでも同等の内容となっています。
インテリア
フルパッケージのみSTIロゴが入ったレカロシートが装備され、ウェルカムライティングも装備されます。
後側方警戒支援システムのスバルリヤビークルディテクション、自動防眩ルームミラー付ハイビームアシスト、フロント&サイドビューモニターによるアドバンスドセイフティパッケージもフルパッケージのみの装備となっています。
19インチアルミホイール、ブレンボ製4輪ベンチレーテッドディスクブレーキは特別仕様の共通装備となります。
ボディカラー
WR・ブルーパール、クリスタルホワイト・パール、クリスタルブラック・シリカの三色のみとなっており、標準仕様のWRX STIのほうがボディカラーは多くなっています。
スバルWRX STI EJ20ファイナルエディションと今後
スバルWRX STI EJ20ファイナルエディション特別仕様車は台数555台限定のため抽選販売となり早期売り切れが予想されます。
WRX STI自体の生産も2019年12月23日に終了。
EJ20エンジンへの愛着がある方はファイナルエディションに限定せず注意したほうが良いでしょう。
スバルWRX STIの動向
今後のWRXはレヴォーグ/S4の新型エンジンをベースに出力強化を行っていく線も考えられます。
ハイブリッド化という噂もあり、次世代レヴォーグのプロトタイプがモーターショーに出展された時点ではまだ全容はわかっていません。
おそらく、今後もWRXはレヴォーグをベースにすることは間違いないと思われます。
発売までのタイミングは海外モーターショーの情報をチェックするとよいでしょう。
東京モーターショーで発表されている次世代レヴォーグは1.8Lターボエンジン設定。
直系と呼べる2.0Lの後継エンジンが登場するかはやや微妙な部分があります。
S4も同時にフルモデルチェンジを行う可能性もあります。
S4には300psを超すエンジンを搭載したモデルが登場する可能性が高いです。
また、現行インプレッサにはNAのFB20エンジン。
WRX STIには出力は劣るもののS4にFA20エンジンを搭載しています。
スバルWRX STI EJ20ファイナルエディション、WRX STI(12月23日まで受注)と次世代WRX STIの販売までに一定の”空白期間”があるかもしれません。
しかし、新型WRX STIを待つ価値はあるでしょう。
画像引用元:https://www.carscoops.com/
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