マツダスクラムトラック改良|安全進化

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朝6時。まだ空が白みきらない農道。吐く息がうっすら白い。
軽トラのエンジン音が、静かな集落に響く。

このクルマを「ただの道具」と思っている人は、きっと少ないはずです。
荷台に肥料を積み、現場へ向かい、夕方は資材を載せて帰る。
スクラムトラックは、仕事の始まりと終わりを毎日見てきた相棒。

今回の改良は、派手な改良ではありません。
でも、現場に立つ人ほど「あ、そこ変わったんだ」と気づく内容です。

今日は、その進化の“本質”を一緒に見ていきましょう。

🚚 デザイン刷新|“働く顔”が変わった意味

まず目に入るのがフロントフェイス。
従来よりも引き締まった印象へ変更されました。

軽トラにデザイン?と思うかもしれません。
でも現場では、意外と見られています。

農協の駐車場。建設現場の朝礼前。
同じ軽トラが並ぶ中で、少しだけ精悍な顔つき。
「なんか新しくない?」と言われるだけで、ちょっと誇らしい。

インテリアも全車でインパネを刷新。
KXグレードでは、ピアノブラックのセンターガーニッシュやメッキ加飾を採用。

正直、軽トラに高級感は不要…という声もあるでしょう。
でも長時間乗る人ほど分かる。
視界の中心にあるパネルが少し整うだけで、気持ちは変わります。

そして新色「モスグレーメタリック」。
スクラムバンで好評だった色が、トラックにも追加。
畑にも、街にも、自然に溶け込む落ち着いた色味です。


🛑 デュアルセンサーブレーキサポートⅡ採用

今回の最大の進化は、ここです。

単眼カメラ+ミリ波レーダーを組み合わせた
「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」。

従来は四輪車や歩行者中心だった検知対象が、
自動二輪車・自転車まで拡大しました。

さらに対応シーンも拡張。
・交差点の出会い頭
・右左折時の対向車
・先行車追突リスク

軽トラは“仕事中”に使うクルマ。
疲労が溜まった夕方、集中力が落ちた瞬間。
その「一瞬」を守る装備が増えたのは大きい。

軽商用車でもここまで来たか、という印象です。


🔔 パーキングセンサー&低速前進ブレーキ

狭い倉庫。
畑の脇の細道。
バックで資材を寄せるときの緊張感。

フロント/リアに超音波センサーを配置。
ブザー音とメーター表示で接近を知らせます。

さらに低速前進時ブレーキサポートを新設定。
衝突の危険が高まれば自動ブレーキが作動。

軽トラは「当てても仕方ない」と言われがち。
でも修理費も時間も、無駄にできません。

仕事を止めないための装備。
ここが本質です。


🚦 発進お知らせ機能・車線機能の改良

信号待ち。
前のクルマが発進しているのに気づかない。

そんな場面に加え、信号切り替わり時にも通知機能を追加。

さらに
・車線逸脱抑制機能
・車線逸脱警報
・標識認識機能

これらも改良されています。

軽トラ=最低限の安全装備、という時代は終わりつつあります。


🏷 グレード整理と価格

機種体系は3グレードへ整理。

・KC(2WD/4WD)
・KC農繁(4WD)
・KX(4WD)

全グレードで安全装備を標準化。

価格帯は
1,227,600円~1,634,600円(税込)

軽トラとしては上限に近い価格帯もありますが、
装備内容を見れば単なる値上げではないことが分かります。


🎯 この改良の本当の意味

今回の改良は、「売るための進化」というより
“軽商用車の基準を引き上げる改良”です。

2030年に向けたマツダの方針は「ひと中心」。

軽トラに乗る人は、
派手な加速や豪華装備を求めているわけではない。

・事故を起こさないこと
・仕事を止めないこと
・毎日を無事に終えること

そこに寄り添う改良。

スクラムトラックは、
「軽トラはこういうもの」という固定観念を
少しずつ塗り替えているのかもしれません。