ホンダ次世代技術の核心|2027年以降のEV・HV革命

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新技術の発表会に足を運ぶときって、独特の空気がありますよね。
会場に漂う“未来の匂い”。
Hondaの「四輪技術ワークショップ」で最新技術が明かされた瞬間、まさにその空気を全身で浴びたような感覚がありました。

「操る喜び」と「環境」を同時に成立させるなんて、本当にできるの?
そう思っていた自分の想像を軽々と飛び越えていく技術の数々に、ちょっと鳥肌が立つほどでした。

今日はその核心を、読者のみなさんに“ワクワクをそのまま”届けるつもりでまとめていきます。

Hondaが見据える未来──“操る喜び”を失わない電動化

Hondaが掲げた大きなビジョンは、
2050年「カーボンニュートラル」と「交通事故死者ゼロ」の同時達成。

あまりに壮大ですが、今回の技術公開を見ると「本気でここに向かっているんだ」という実感が滲み出ていました。

ただし、Hondaの特徴はそこではありません。

どれだけ技術が変わっても、
“操る喜び(Enjoy the Drive)”だけは絶対に手放さない。
それが全方位に貫かれているところが、Hondaらしい“頑固なこだわり”。

EVでも、ハイブリッドでも、エンジンでも、
「人とクルマが一体になる感覚」をどう作るのか。
このテーマがすべての技術の中心にあるわけです。


次世代中型プラットフォーム──軽さと剛性の両立という難題を突破

2027年以降の次世代ハイブリッド車から先行投入される新プラットフォームでは、
まず 約90kgの軽量化 が大きなトピックでした。

しかし単なる“軽くした”ではありません。

● 新操安剛性マネジメント

ボディを“しならせる”という逆転発想で、
コーナリング時の荷重移動を最適化し、接地感を向上
軽快さと安定性の両立という難題を突破したHondaらしいアプローチです。

しかもこれ、EVプラットフォームにも応用されるとのこと。

● モジュラー化で6割以上共用化

エンジンルームやリアアンダーを共通化しながら、
キャビン部分だけを車種ごとに最適化。
60%以上の共用率 を目指しつつ、開発スピードとコスト効率を大幅改善。

● 「Motion Management System」

ロボティクス技術を応用した姿勢制御。
さらに「アジャイルハンドリングアシスト」に ピッチ制御が追加 され、
・減速姿勢
・加速姿勢
・路面状況
これらを統合的に管理し、運転者の意思に近い動きを実現します。


次世代大型ハイブリッド──北米を見据えたV6+電動化

ハイブリッド需要が最も強い北米に向けて、
Dセグメント以上の大型車用の新ハイブリッドシステムも公開。

● 新開発のV6エンジン

厳しい環境規制に対応できる次世代仕様。
そのうえで…

● 燃費は30%以上向上(現行ガソリン比)

● 全開加速も10%以上向上

これは単なる“燃費の良い大排気量車”ではなく、
EVへの完全移行までの過渡期を見据えた「精密なバランス点」を狙っています。

大排気量ならではの余裕とハイブリッドアシストによる力強さを両立しながら、
環境性能も引き上げるという難題を、Hondaらしく突破。


小型EV「Super-ONE」──軽快さと“遊び心”の塊

2026年、日本を皮切りに各国で発売予定の 小型EV Super-ONE(量産モデル)

今回公開された内容の中で、もっとも“ワクワクの象徴”だったのがこれです。

● 薄型バッテリーを床下中央に配置

重心を徹底的に下げ、重量物を集中化。
軽自動車ベースながら、
クラス最軽量レベル&従来ガソリン小型車を超える低重心 を実現。

● 拡幅トレッドと専用フェンダー

“まるでスポーツEV”のような俊敏なレスポンス。


EV時代に「走る楽しさ」を持ち込めるのはHondaだけ

多くのメーカーが“EVは静か・スムーズ”だけを武器にしている中で、
Hondaだけが 「人とクルマの一体感」 をEVに本気で持ち込もうとしている。

ここがファンにとって最大の魅力なんです。

特にSuper-ONEに搭載される BOOSTモード は象徴的。

・出力最大化
・仮想有段シフト
・アクティブサウンド
・キックダウンショック再現
・フューエルカット挙動再現

EVでここまでやるのか…?
という“本気の遊び心”。

EVのスムーズさと、
ガソリン車特有の高揚感を“融合”させた走行体験は、
明らかに新しい領域にあります。


Super-ONEはHondaが作る“未来の遊び道具”

単なるエコカーじゃない。
単なる街乗りEVでもない。

HondaがEV時代に持ち込みたい「楽しさ」を凝縮した道具。

クルマ好きとして、この方向性はたまらないですよね。

走るたびに気持ちが上がる。
小さな移動が小さなイベントになる。
そんな未来を本気で設計しているのが、今回の技術公開で伝わってきました。


Honda技術の進化は、結局「人のため」にある

どんなハイテクでも、Hondaは“最後に人の感覚に帰ってくる”メーカーです。
今回のワークショップは、その表れでした。

・軽くて強いプラットフォーム
・進化したV6ハイブリッド
・俊敏で遊び心全開の小型EV
・ロボティクス応用の姿勢制御
・EV時代にも残す操る喜び

これは全部、「人の移動をもっと幸せにするため」の技術。

電動化でクルマがつまらなくなるんじゃないか…
そんな不安を吹っ飛ばすような未来が、静かに形になりつつあります。

Hondaの“本気”は、2027年以降のモデルで一気に花開きそうです。