【古い情報】NV200 e-POWER|可能性はある?
日産は小型商用車のラインナップ強化に取り組んでいます。
NV200にはe-NV200というEVモデルがあり、
現状航続距離190キロの課題で
中距離以上の運用が難しいモデルとなっています。
そこでe-POWER投入の可能性が予想されています。
しかし、2018年3月末、e-NV200に40kWhバッテリー搭載で
航続距離300キロの情報が出たため、
NV200へのe-POWER搭載(2018年)・発売予想はハズレました。
さて、e-POWERを搭載する場合、
- 小型エンジンを発電専用に使用
- 生まれた電力をバッテリーに蓄電
- モーターで走行できるガソリンモデル
となります。その性能は、EVと変わらず、
滑らかな走行・静粛性・パワーと3拍子揃います。
新型NV200 e-POWER|搭載はあるのか?
EV航続距離の課題克服が目的
e-NV200(EVモデル)の航続距離は約190キロ。「給電」を行わなれば航続距離は限られており、
設置数の少ない給電ステーションに寄らなければ、走り続けることができません。
商用で使う場合、クルマが190キロ以上走行するのは日常的で、あちこち忙しく移動も必要となるため、頻繁な給電を余儀なくされます。
e-POWER搭載が実現すれば、「乗用車と変わらない条件」=「ガソリンスタンドで給油」「航続距離の問題は解消」となり、
商用利用に非常に貢献することになります。
e-POWER搭載で「安定した走行距離に」
e-POWERは、小型ガソリンエンジンで発電した電力をバッテリーに蓄電し、モーター走行が可能となります。
給電の必要が無くなり、ガソリンスタンドで給油すれば、ガソリンモデルと変わらない使い勝手で利用できます。
NV200バネットの積載性+e-POWERの快適性能
スタイリッシュなフォルムに低床大開口の荷室がNV200の魅力。
大容量の荷室スペースで、キャパシティの高さは「荷室内の作業」にも貢献します。
NV200バネットは、荷室の幅と床の低さが魅力です。
NV200バネットの積載性
- 最大積載量:600キロ
- ダンボール箱積載数:190個
- 荷室床面地上高:520mm
- リアホイールハウス間寸法:1220mm
- 荷室高:1.32m
- 長物積載:1.83m(2名乗車)
- 助手席床下スペース活用:3mの長物も積載可能
e-POWERの快適性能
さらに、ノートe-POWERで好評の「1ペダル操作」が魅力的で、アクセルと回生(ブレーキ)をペダル1つで行えるため、
様々な走行シーンが考えられるビジネスでは、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み替えが減り、ドライバーの負担が軽減されます。
低速域のストップ&ゴーが多い儒教であれば、アクセルのみで加減速することが可能。この操作性の高さに加えて、e-POWERモデルの
- 「リニアな走行感覚」
- 「振動や騒音の少ない車内」
により、運転中の快適さが高まり、よりスムーズなビジネス展開まで期待できるでしょう。
新型NV200 e-POWER|予想スペック
全長:4400mm
全幅:1695mm
全高:1855mm
ホイールベース:2725mm
重量:1320キロ
エンジン:直列3気筒1.2L(発電専用)+モーター
エンジン出力:79ps/10.5kgm
モーター出力:109ps/25.9kgm
駆動:FF
燃費:32キロ
価格:280万円
しかし、e-NV200はバッテリー容量を増やし航続距離を300キロまで伸ばす処置をとりました。
【2018年4月19日発表】e-NV200|40kWhバッテリー搭載
日産e-NV200にリーフと同じ「40kWhバッテリー」を搭載し、航続距離を「300キロ」に伸ばします。
e-NV200|一部改良内容
- 航続距離:300キロへ延長
- パワープラグ給電時間:8時間→15時間(1000W)へ向上
- 車載充電器:3kW→6kWへ変更(設置費用:27万円へアップ)
装備変更など
- オートライト:全車標準装備
- ナビ:DVD再生機能・ミュージックボックス機能追加(ワゴン)
- サイド&カーテンエアバッグ装備(ワゴン)
- プライバシーガラス・スライドドア開閉式ウインドウ:追加装備(バン)
- ボディカラー①:リキッドブルー廃止/ブリリアントブルー追加
- ボディカラー②:ブリリアントホワイトパールをバンに設定
- グレード:バン「VX」廃止/上位グレード「GX」に統合
- 価格:ワゴン5人乗り価格15万円アップ
- 納期:2018年秋~年末近くになる