アルファードとヴェルファイア一部改良2024|PHEV新設定しガソリン車とハイブリッド車(HEV)も一部改良
2024年12月20日にアルファードとヴェルファイアにプラグインハイブリッド車(PHEV)を新たに設定し、2025年1月31日に発売することを発表
同時に、ガソリン車とハイブリッド車(HEV)の一部改良も行い、こちらは2025年1月7日に発売となります。
今回の発表の目玉は、日本初となるミニバンPHEVの導入です。

このPHEVモデルは、静粛性と乗り心地を特に重視し、「快適な移動の幸せ」を追求しています。
アルファードとヴェルファイアのPHEVモデルは、静粛性と乗り心地を大幅に向上させ、ショーファーユースを含む様々なシーンで快適な移動を提供するだけでなく、環境性能にも配慮したモデルと言えるでしょう。
また、日常的な移動をEV走行で賄える航続距離を備えている点も大きな魅力です。
静かで快適な走行
EV走行を主体とすることで、騒音や振動を抑え、静かで快適な移動を実現しています。また、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に配置することで低重心化を図り、安定した走行性能も確保しています。
これにより、特にショーファーユース(運転手がいて後部座席に乗るような使い方)において、より快適な移動を提供します。
環境性能
電気のみでエアコンを作動させることが可能なため、停車中のアイドリングを抑え、環境負荷を低減します。ショーファーユースでの待機時にも快適な空間を維持できます。
EV走行性能
大容量バッテリーにより、日常的な移動の多くをEV走行でカバーできる航続距離(EV走行換算距離73km)を実現しています。

長距離移動の際にはエンジンも併用することで、航続距離の心配なく安心して移動できます。
カーボンニュートラルへの貢献
PHEVはカーボンニュートラル実現のための重要な選択肢の一つとして位置付けられており、トヨタは今後も多様なニーズに応える電動車の選択肢を増やしていくとしています。
アルファードExecutive Lounge(2.5L シリーズパラレルプラグインハイブリッドシステム(A25A-FXS))10,650,000円 |
ヴェルファイアExecutive Lounge(2.5L シリーズパラレルプラグインハイブリッドシステム(A25A-FXS))10,850,000円 |
ガソリン車およびハイブリッド車(HEV)の一部改良
全車標準装備の追加
ドライブレコーダー(前後方)を備えたデジタルインナーミラーが全車標準装備となりました。これにより、安全性が向上するとともに、万が一の際の記録も安心です。
Z・Z Premierグレードの装備拡充
JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)と14インチリヤシートエンターテインメントシステムの設定が、これまで上位グレードのみだったものが、ZとZ Premierグレードにも拡大されました。
これにより、これらのグレードでも上質な音響と後席のエンターテインメントを楽しめるようになりました。
ヴェルファイアの外板色追加
ヴェルファイアには、アグレッシブさをより際立たせる専用のプレシャスメタルを含む全3色の外板色が新たに加わりました。これにより、外観の選択肢が広がり、個性を表現しやすくなりました。
アルファードHEVに8人乗りグレード追加
アルファードのハイブリッド車(HEV)には、新たに8人乗りのXグレードが追加設定されました。これにより、より多くの人数で移動するニーズに対応できるようになりました。
今回の改良は、安全装備の標準化、上位グレードの快適装備の普及、外観の選択肢の拡大、そして乗車人数の選択肢の追加といった内容で、より幅広いユーザーのニーズに対応し、快適性を向上させることを目的としていると言えるでしょう。
特に、デジタルインナーミラーの標準装備化は安全面で大きな進化と言えます。
アルファード5,100,000円~8,820,000円 |
ヴェルファイア6,700,000円~9,020,000円 |