【トヨタモビリティカンパニー】2020年5月全販売店全車種併売化【ひとつのトヨタ】
トヨタは5月に国内にある6000店舗の販売店で「全車種併売化」を開始します。
これはどういうことになるかというと、これまで車種別に存在していた販売店
- ネッツ店
- トヨタ店
- トヨペット店
- トヨタカローラ店
これら、どの店舗においても全モデルを購入することが可能になったということです。
トヨタの兄弟車は現在40車種程度存在しています。
これを2025年までに30車種程度まで減らしていき、”もっといいクルマ”を開発していく予定です。
もっといいクルマとは、つまり今まで以上に”魅力的なクルマ”のことを指し、話題になっているヤリスクロスにすでに表れていると言えますね。
豊田章男社長が「私はトヨタを、クルマ会社を超え、人々のさまざまな移動を助ける会社、モビリティ・カンパニーへと変革することを決意しました」と宣言した取り組みへの一環が、全車種併売化です。
その他、トヨタが取り組んでいく変革の一環についても、以下で紹介します。
トヨタ、モビリティサービス会社になるってよ。
- 少子高齢化
- 地方の移動制限緩和
- 交通事故ゼロ
この解消に向けて、MaaS・CASEにも取り組みます。
また、今のところ話題にはなりつつも評判はイマイチな新サブスクリプションサービス「KINTO」やシェアリングサービスを促進。
KINTOは2020年内に全車種対応を目指します。
このような新しい取り組みを通じて、トヨタは国内販売台数150万台を維持することが目標で、100年に一度と言われるクルマ業界の大変革に挑みます。
全車種併売化やサブスクリプションサービスでクルマの稼働率を上げ、次のクルマに乗ってもらい、クルマの保有期間を短くし、クルマの販売台数を保持することが目的です。