RVRは2019年のマイナーチェンジ後、2021~2022年にフルモデルチェンジして発売されると予想されています。
また新型RVRは、ボディ含む基本設計を三菱が担当。
さらに、エクリプスクロスとの差別化のため、サイズダウンしてコンパクトクラスにすると予想されています。
プラットフォームは新型ジュークと共用されると噂されています。
しかし、ジュークは欧州販売に限定され、日本導入なく生産終了。
日本市場にはキックスを導入します。
目次【◎=更新】
三菱RVR新型モデルチェンジ情報2021~2022
三菱は「エクリプスクロスが三菱独自開発の最終モデル」と明言。
新型RVRはジュークとOEM関係となる可能性も高まっています。
新型ジューク・ルノーキャプチャーとプラットフォーム共用
新型RVRは、新型ジュークやルノーの「キャプチャー」に採用されている「Bプラットフォーム」ベースの新プラットフォーム(CMF-B)を採用します。
また、RVRはエクリプスクロスの登場により「キャラが被る」ため、次期型はサイズダウンしてコンパクトクラス(ジュークサイズ)になると言われています。
新型RVR・新型ジュークの画像を並べて比較してみましょう。
新型RVRコンセプト
新型ジューク
新型RVRのエクステリア
新型RVRのフロントマスクは、今、三菱の流れであるダイナミックシールドデザインを採用した迫力あるフロントマスクになります。
シルエットはクーペスタイルとなり、現行のムックリしたリア周辺はスタイリッシュに絞り込まれます。ボディサイズ(特にリア)はコンパクトにまとまっていますね。
全長:4240mm
全幅:1780mm
全高:1575mm
旧RVRのコンセプトモデルであるASXの第2世代ASXとして、米国では予想CGが紹介されていました。
以下は、実車に近いモデルの走行シーンや佇(たたず)まいをCG加工したものです。
それでは次に、新型RVRのインテリアの様子になります。
新型RVRのインテリア
インフォメーションディスプレイ下部に、別のディスプレイが存在。エアコンなどの調整情報が表示されるディスプレイっぽいですね。
また、センターコンソール部にはタッチ式の変速パネル(P・R・D・N)が用意されています。
新型RVRのパワートレインは日産・三菱ともに担当すると予想されています。
新型RVRのパワートレーンは新型ジュークと共用予想
e-POWER(1.2L)・日産1.5Lガソリン&1.6Lターボが候補として挙がります。
新型ジュークe-POWERのスペック
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- エンジン
- エンジン出力
- モーター出力
- トランスミッション
- 4200mm
- 1770mm
- 1550mm
- 2530mm
- 1300kg
- 1.2L直3+モーター
- 79ps/10.5kgm
- 109ps/25.9kgm
- –
ノートe-POWERに電動4WDが採用されたように、新型RVRにも同4輪駆動システムを採用することになるでしょう。
新型ジュークは、1.5Lガソリンを標準グレードに搭載。1.6Lターボは、スポーツモデルに搭載すると言われています。
一方で、三菱も個別にパワートレーンを用意するとの情報もありました。
【参照】三菱が別に用意すると予想されるパワートレーン
- ガソリンエンジン
- クリーンディーゼル?(エクリプスクロス・デリカD:5搭載「2.2L」)
- PHEV?(アウトランダーPHEV搭載システム)
のうち、可能性が高いのは「ガソリンエンジン」となるようです。
その他のパワートレーンの内容はすでに他モデルに搭載されその内容は判明していますね。
クリーンディーゼル|エクリプスクロス・デリカD:5搭載
エクリプスクロスに搭載される改良型「2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン」を新型RVR後継に搭載の可能性があります。
MIVEC(エンジン効率化)システムを採用し改良が施された最新型です。
最高出力:150ps/3,750rpm
最大トルク:400Nm/2,200〜2,250rpm
JC08モード燃費:15キロ
これらパワートレーンをグレード別に使い分けて燃費向上を図り、走行状況に応じた走行性能の「最適化」を図ると言われています。
EV化した場合のパワートレーンは?
EV化の可能性は今のところ低いとの情報ですが、搭載される場合はアウトランダーPHEVに新搭載された「2.4Lエンジン」のPHEVとなります。
当エンジン改良内容は以下。
- バッテリー・モーターの出力効率向上
- エンジン排気量アップ:2.4Lに拡大(現行モデル:2.0L)
- カムプロフィール変更
- バルブタイミング制御による高膨張比サイクル(アトキンソンサイクル)化
- 出力の最大化を抑制して静音化
- 「エンジン発電制御」全域見直し
- エンジン音を大幅に縮小
- 発電によるエンジン始動時の違和感も低減
- 新駆動用バッテリーを採用
- モーター・ジェネレーター出力向上
容量:約15%向上
最高出力:約10%向上
ジェネレーター・リアモーター出力:約10%向上
【新規装備】MI-PILOT(Mitsubishi Intelligent-PILOT)搭載
新型RVRは進化の過程で、さらにドライバーが快適に運転できる仕様へと更新されます。
よりドライバーの負担を減らし、運転を快適にしてくれる日産プロパイロット技術を採用するからです。
三菱マイパイロット
渋滞走行と長時間の巡航走行の2つの場面を想定し、アクセルとブレーキ、ステアリングを自動制御してドライバーの負担を軽減するシステムです。
システム作動時、ドライバーが設定した約30km/hから100km/hスピード内で、先行車両との車間距離を一定に保つように制御。
車線の中央を走れるようにステアリングを支援してくれます。
追伸情報
日産ジューク2019年内生産中止&キックス日本導入
プロパイロット2.0
2019年は改良版スカイライン・セレナに搭載して話題に
画像引用元:https://www.carscoops.com