エクストレイルPHEVは来る?日本投入の可能性を深掘り
エクストレイルが好きな人なら、一度は思ったことがあるはずです。
「PHEV、そろそろ日本にも来るのでは?」と。
ちょうどそのタイミングで、北米で兄弟車の「ローグ」に プラグインハイブリッド(PHEV) が追加されました。
これによって、日産ファンの間では再び“エクストレイルPHEV待望論”が盛り上がっています。
エクストレイルは2025年MCで刷新

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でも実際「エクストレイルPHEV化」は、どうなんだろう。
日産は今、日本で“e-POWER一本足打法”ともいえる電動戦略を進めています。
そんな中でPHEVが本当に追加されるのか。
その可能性を冷静に、でもワクワクを忘れずに深掘りしていきます。
この記事では
- 業界の流れ
- 日産の電動化戦略
- 技術面の裏側
- 市場環境の変化
を総合して、「日本向けエクストレイルPHEVが来るのか?」を丁寧に分析していきます。
読み終えたとき、たぶんあなたも
「短期は微妙。でも中期は“来る未来”が見える…!」
と、じわっと確信めいた感覚に出会えるはずです。
■ 北米でローグPHEVが発表された“意味”

2025年11月。
北米で日産初のプラグインハイブリッドとなる ローグPHEV が正式発表されました。
このニュースが日本のファンに衝撃を与えた理由はシンプルです。
ローグ = 日本のエクストレイルと同じ系列の兄弟車。
つまり…
「ローグにPHEVが載ったということは、エクストレイルにも載せられるよね?」
という期待が生まれるわけです。

しかも北米スペックはなかなか強烈です。
- 20kWhバッテリー
- EPA基準 38マイル(約61km)のEV走行
- 総航続420マイル
- 248hp / 322lb-ft
- 7人乗り3列シート
- 7つの走行モード
- インテリジェントAWD
これを見て「そのまま日本にも持ってきてよ…」と思うのは自然な話。
でも、ここでいったん落ち着いて考える必要があります。
「ローグに設定されたからエクストレイルにも来る」…とは限らないのです。

■ 日本での短期導入が“薄い”理由
近い将来(2〜3年以内)での導入は、残念ながら可能性が低いと考えています。
その理由を、日産の国内戦略から順にひも解いていきますね。
● 1. 国内の日産は「e-POWER主軸」で市場を作っている
エクストレイルがe-POWERを採用した背景には、
“日本市場ではシリーズ式ハイブリッドが最適”という日産の判断があります。
- 日常のEVライクな加速感
- ガソリンの心配がない利便性
- 車両価格もPHEVより抑えやすい
- 都市部ユーザーのニーズに合う
この“e-POWER=日産の主役”という構図を崩す気配は、今のところ見えません。
もし今エクストレイルにPHEVを投入すると、
自社の看板技術であるe-POWERと競合してしまうのです。
● 2. PHEVは価格が高く、日本市場と相性がよくない
ローグの内容をそのまま日本で売ろうとすると、
どう見ても 480〜520万円帯 になります。
今のエクストレイルe-POWERは390〜450万円ほど。
この差は決して小さくありません。
PHEVが高くなるのは当たり前で、バッテリーが大きいから。
とはいえ、今の日本市場で500万円超のファミリーSUVとなると
購買層は一気に絞られてしまう。
● 3. 国内のPHEV SUVは競争が激しすぎる

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現在の主役は完全にこの2車種です。
- トヨタ RAV4 PHEV
- 三菱 アウトランダーPHEV

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特にアウトランダーPHEVは“国産PHEVの完成形”とも言われていて、
日産がこのフィールドに突っ込むメリットが大きくない。
日産は国内電動化を「e-POWERで押し切る」方針が強めで、
敢えてPHEVに参入する狙いがありません。
■ では、「なぜ?」それでも中期には期待できるのか?
ここが今回の考察の核心部分です。
短期導入は薄いのに、
中期(次期型)でPHEVが“あり得る”理由 がいくつも存在するんです。
ひとつずつ深掘りしますね。
■ 1. CO2規制が「PHEVを持たないリスク」を生んでいる
日本でも2030年に向けてCO2規制が厳しくなる方向です。
注意したいのは、
e-POWERは世界基準では“ハイブリッド扱い”
という点。
これからは
- EV
- PHEV
の評価が相対的に上がり、
ハイブリッドだけでは規制対応が難しくなってくる。
メーカーがラインナップにPHEVを持っておくこと自体が
“将来の保険”として重要になりつつあるのです。
■ 2. 三菱との連携強化で「PHEV技術」のシェアが可能
日産・ルノー・三菱アライアンスでは、
三菱が“世界でもトップクラスのPHEV技術”を持っています。
逆に日産はe-POWERという強みを持つ。
互いの技術をシェアする価値は大きく、
今後、日産車に三菱式PHEV技術が導入される可能性は普通にある。
そのときの最適車種は?
→ エクストレイル。
SUVで、世界的に売れていて、プラットフォームも共有できる。

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■ 3. 次期エクストレイル(2027〜2028)で“転機”が訪れる
今のT33型は2022年デビュー。
日産のSUVはだいたい6〜7年でFMC(フルモデルチェンジ)。
つまり…
次期エクストレイルは2027〜2028年に登場する可能性が高い。
このタイミングで、
- EV(アリア後継)
- e-POWER(改良版)
- PHEV(新設定)
の“マルチ電動ラインナップ”になる未来は十分考えられます。
実際、北米ではローグPHEVが試運転のような形で投入されており、
そのデータと反応は、将来の日本仕様の判断材料になります。
■ 中期の結論:「次期エクストレイルでPHEVが来る可能性は高い」
整理するとこうなります。
- 短期(現行型):導入は薄い
- 中期(次期型):導入は十分あり得る
- 長期(2030年代):PHEV設定はむしろ必要になる
今は“来ない理由”が勝っているけれど、
未来に向けて“来る理由”が確実に増えている。
これが今回の考察の核心です。
■ エクストレイルの未来をどう待つか
もしあなたがエクストレイル好きで、
PHEVを待っているなら、今はまだ焦らなくて大丈夫です。
次期型のタイミングで大きな転換が来る可能性が高い。
そしてその根拠は、日産の未来戦略そのものにあります。
電動化の加速、CO2規制、三菱との連携…。
このすべてが「PHEV設定」を後押ししている。
“短期は難しい。でも次の大きなサイクルで必ずチャンスが来る”。
エクストレイルが好きな人ほど、
その未来を楽しみにしていてほしいなって思います。













