新型エスティマは燃料電池車(FCV)として2022年初めに生まれ変わることが期待されています。
エクステリアはシエナに似たフォルムで、ボンネットからルーフエンドに渡って丸みを持たせています。
全長は4850mmと予想されており、3000mm近いロングホイールベース採用。
プラットフォームにはMIRAIのFR用を利用せず、エスティマ専用の新開発プラットフォーム採用とのうわさです。
TNGAの影響でインテリアは、低床フルフラット化されます。
パワートレインはFCV(燃料電池車)を軸に、メインに2.5Lハイブリッドを設定するようです。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- 動力源
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- 予想価格
- 4830mm
- 1820mm
- 1790mm
- 2950mm
- 1920kg
- モーター
- 154ps
- 34.2kgm
- –
- 500~700万円
目次
新型エスティマFCVのエクステリア
Fine-Comfort RideというFCV(燃料電池車)のコンセプトモデルが参考デザインです。
結構大胆なフォルムですよね。
ところで、この造形って、アメリカで発売された初代エスティマである現行型シエナに似てるんですよね。
- 全長
- 全幅
- 全高
- 5169mm
- 1994mm
- 1740mm
このシエナはヴェンザ(ハリアー大型モデル)の兄弟モデルで、TNGA-Kプラットフォームを共用しています。
ボディサイズでみると、ライバルは北米版オデッセイです。
- 全長
- 全幅
- 全高
- 5080mm
- 1960mm
- 1710mm
もし、このシエナが新型エスティマになったら、かなり大きくなっちゃいますね。
可能性があっても、デザイン性にとどまるのでしょう。
シエナそのものの日本発売も期待されていて、「まさか!?」の新型エスティマとして登場することもある!?
【サイズ比較】Fine-Comfort Rideと現行エスティマ
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 4830mm
- 1950mm
- 1650mm
- 3450mm
- 4820mm
- 1810mm
- 1760mm
- 2950mm
新型エスティマFCVはFine-Comfort Rideデザイン採用
いま見られる燃料電池車の最先端デザインから、どのように変化を遂げるのか、楽しみです。
グラストップをオプション設定
Fine-Comfort Rideのガラスルーフを新型エスティマFCVではオプション設定するとの情報です。
先進的なデザインを採用
現行よりも車高を大幅に低く抑え、空気抵抗係数(Cd値)は0.25と、ミニバン・クラストップレベルの数値を実現します。
ホンダ・旧オデッセイのように低いルーフ・ロングホイールベース。次世代ミニバンデザインは進化と共に、温故知新を図っていきます。
それでは、エスティマ次世代型FCVのインテリアは、これまでのガソリン・HVモデルと一体どこが異なるのでしょうか。
新型エスティマFCVの内装予想
シートアレンジ
ソファのように360°向きを変えられ、車内ウィンドウに「データを映し出して」会議室のような空間を作れるアイデアが盛り込まれています。
これがファミリー仕様となれば、家族で向き合って空間を共有し、とても楽しい時間を過ごせそうですね。
また、燃料電池車となり「内装に人の姿が透けて見える」ような最先端の技術を採用します。
これは、内装のスクリーンにカメラで捉えた映像を映し出す技術です。
現行の安全装備はクルマが自動でブレーキをかけたり、ハンドル操作の補助をします。
しかし、最高の安全対策にはやはりドライバーが目視で直接確認することも必要。
それを最先端技術で補助する映像が、内装に映し出されるものということになります。
新型エスティマはFCVモデルとして開発中
まず初めに、注目の電気自動車・燃料電池車の情報です。
燃料電池車|FCVシステム概要
エスティマ次世代型FCVは、コンセプトモデル「Fine-Comfort Ride」の内外装デザインに表れているように、FCV(燃料電池車)採用を想定して開発が進められています。
燃料電池車は、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる「燃料電池」を搭載し、完全に「モーター走行」する次世代モデルです。
トヨタが培ってきたハイブリッド技術をコアテクノロジーとして応用開発されました。
すでに世界各国では、水素エネルギーの利用が進められ、宇宙でいちばん豊富なクリーンエネルギーは「水素」と言われています。
燃料の使用から脱却するために、水素の大きな可能性を見据え、トヨタは燃料電池自動車(FCV)を開発しました。
すでに「MIRAI」が登場しており、そのMIRAIは新型が登場する予定です。
FCVモデルは水素を燃料として走行
使用過程におけるCO₂の排出はゼロと、環境に貢献する自動車の最新技術となります。
でも燃料電池車が使用する「水素」って、どうやって調達するのでしょうか。
水素は「多様な一次エネルギーから製造可能」
そのため化石燃料のように枯渇の心配がなく、安定した供給が期待できます。
「再生可能エネルギー(風力・太陽光など)」で得た電気から水素を作り、供給・貯蔵が可能です。余った電気は送電網へ送電もできます。
このシステムが確立されれば、離島・過疎地などにも設置・活用ができるようになり、地球規模のエネルギーに関するリスクを抑えることができます。
しかし、再生可能エネルギーで得た発電量は、自然に大きく左右されるため変動が大きくなってしまいます。
そのため、発電した電気を水素に置換することで、エネルギーを貯蔵することができ、需要に応じた容易な輸送が可能となります。
燃料電池自動車・水素エネルギーの未来
これからの社会に広く浸透していけば、社会のあり方そのものを大きく変え、プリウスをはるかに上回るイノベーション(技術革新)につながります。
PHVモデルには、プリウスPHVのプラグインハイブリッドシステムをさらに性能向上した技術が搭載されます。
新型エスティマはFCVと別にハイブリッド設定?
優れたハイブリッドシステムを搭載するうわさもあります。
具体的な燃費数値など、以下のスペックで予想されていました。
新型エスティマハイブリッドの予想スペック
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- 動力源
- 最高出力
- 最大トルク
- トランスミッション
- 駆動
- 燃費
- 予想価格
- 4830mm
- 1820mm
- 1790mm
- 2950mm
- 1920kg
- 2.5L直4+モーター
- 176ps/5700rpm
- 22.4kgm
- CVT
- FF
- 24km/L
- 320~380万円
ハイブリッドシステム
2.5LのTHSⅡは小型・軽量・低損失化技術、TNGAによる新型エンジンの高い燃焼効率と高出力のシナジー効果により、優れた動力性能・低燃費を高次元で追求します。
【比較】現行ハイブリッドエンジン
パワートレーン:直列4気筒 2.4L+モーター
最高出力:150ps/6000rpm
最大トルク:19.4kgf・m/3600-5200rpm
燃費と走りの両立
燃費は24キロ程度に向上します。熱効率を上げ余計な排出量を減らすことで、このような優れた燃費を実現します。
現行エスティマハイブリッドの燃費は18キロ。ガソリン車の燃費は11.2~11.4キロなので、飛躍的な進化と呼べるでしょう。
新型エスティマFCVの先進安全機能
各種支援機能が追加され、より安全性能が進化・向上するでしょう。
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