Honda e ホンダ新型EV2020年10月30日登場|価格451万~495万円
ホンダの電動化を形にした珠玉の一台となるHonda eはコンパクトなEVモビリティ。
後輪駆動を採用することで走りの楽しさもあわせ持つ、期待の電気自動車です。
全長は3895mm・全高1495mmのコンパクトボディで軽量化を実現。
35.5kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーを搭載して、一充電走行可能距離はWLTCモード283km/259km(Advance)となります。
モーター出力は32.1kmgと言われており、3.0Lガソリン車並みのトルクを発揮し、最高出力は2種類設定され、136ps/154ps(Advance)仕様を選べます。
充電器はフロントボンネットの先端に設定。
価格
- Honda e
- Honda e Advance
- 4,510,000円
- 4,950,000円
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- バッテリー容量
- 最高出力
- トルク
- 後輪駆動
- サスペンション
- 乗車定員
- 最小回転半径
- 一充電走行(WLTC)
- 価格
- 3895mm
- 1750mm
- 1495mm
- 2530mm
- 35.5kWh
- 136ps/154ps(Advance)
- 32.1kgm
- リアモーター32.1kgm
- 前後ストラット
- 4人
- 4.3m
- 283km/259km(Advance)
- 350万(補助金含)
※3.2kW AC充電:9.6時間以上
※6.0kW AC充電:5.2時間以上
※急速充電対応:30分80%(202km)充電可能
新型Honda eの円基調エクステリアデザイン
充電・給電ポートはカバーにガラスを採用し中央に配置されています。
乗車定員は4名。
- 重量配分
- 0-100km/h
- 重心
- アイポイント
- 電池
- 50対50
- 8秒
- 500mm
- 高い
- パナソニック
新型Honda eのボディカラー7色
- ルナシルバーメタリック
- モダンスチールメタリック
- プラチナホワイトパール
- チャージイエロー
- クリスタルブラックパール
- プレミアムクリスタルブルーメタリック
- プレミアムクリスタルレッドメタリック
新型Honda e ホンダEVは新開発プラットフォーム採用
EV専用プラットフォームとなります。
”量販市販型EV実現”に向けた技術・設計をフル搭載。
ホンダは2025年に、欧州4輪ラインアップの販売台数を3分の2、EVモデルにする目標です。
新型Honda e内装のポイントはリビング空間
ウッド調パネルを採用して、ドライビング中、落ち着きある空間を楽しめる仕様になっています。
スイッチを必要な分に絞り、シンプルに操作できる配置になっています。
ガラスルーフは全車標準装備。シートとドア表面にはメランジファブリックを採用しています。
さらに一風変わったオシャレなブラウンカラーシートベルトを採用。
リビングを表現するダウンライト式LEDルームライトが採用されています。
両サイドに見えるのは6インチサイドカメラミラーシステム用モニター。
170万画素カメラを採用しており、雨天時の雨滴を気にせず高い視認性を確保しています。
中央には12.3インチHonda CONNECTディスプレーを2つ搭載。
AI音声認識で情報検索可能なHondaパーソナルアシスタントを搭載。
「OK, Honda」で起動。
インテリア機能
- コネクテッドサービスHonda Total Careプレミアム
- スマホアプリでデジタルキー化して開錠・施錠・スタートまで可能
- スマートキー連動ポップアップ式フラッシュアウターハンドル
- スマートキー連動接触式ドア開錠システム
- スマートキー連動乗車時パワーオン機能
- Hondaパーキングパイロット
- 家や家電へ給電機能搭載|Vehicle to Home&Vehicle to Load
Hondaパーキングパイロットとは
4カメラ+12ソナーで駐車する範囲と空間を認識し、1ボタンクリックでアクセル・ブレーキ・ハンドル・シフト操作を自動で行ってくれます。
新型Honda eの走行性能
- リアにビッグトルク発生モーター配置
- 高剛性ボディ
- 四輪独立懸架サスペンション
- 最小回転半径4.3m
- 走行モード2タイプ|NORMAL&SPORT
- シングルペダルコントロール=日産eペダル
シングルペダルコントロールとは
アクセルオフ制動力を高めたワンペダル加減速&停車可能。
Honda SENSING機能
- 衝突軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 近距離衝突軽減ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール
- 車線維持支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
Honda SENSINGとは|セダンから軽自動車まで幅広く搭載されるホンダ安全運転支援システム
アーバンEVコンセプトと【スポーツEVコンセプト】の関係
アーバンEVコンセプトには走行性能を分けた姉妹車的存在がいます。
アーバンEVコンセプト(シビックEV)が都会型。
「スポーツEVコンセプト」は走行性能に特化したEVです。
スポーツEVコンセプトは、アーバンEVコンセプトと共通のEV専用プラットフォームを採用しています。
中身はコンパクトボディ・EVパワートレーン・人工知能(AI)を組み合わせたモデルです。
上記画像を見てもわかる通り、今すぐサーキット走行しそうなデザインですよね。
各EVモデルに役割の棲み分けをさせる
共通プラットフォームを採用しながらも両コンセプトは、初めで述べた通り役割分担しています。
- スポーツEVコンセプト:遠方への移動やスポーツ走行に適したモデル
- アーバンEVコンセプト(シビックEV):都市部移動に適したモデル
といった役割の棲み分けをしています。
今のホンダで言えば、フィットとCR-Zのような関係ですね。
またホンダは、スポーツEVコンセプトを「電動化されても決して失われることのないホンダのDNAである操る喜びを実現」していると紹介しています。
NeuV(ニューヴィー)|自動運転技術+AI技術搭載コンセプト
上記2モデルのほかに「新たなEVコンセプト」も出展しています。
モビリティの可能性を追求する新たなEVコンセプト。移動性と走行性が上記2モデルなら、ニューヴィーは「自動運転」+「AI技術」を搭載する「機能に特化した移動体」としての役割になります。
安全運転サポート
ドライバーの「表情」や「声の調子」を検知し、運転状況を把握しながら安全運転のサポートを行える技術を搭載。
コミュニケーション機能
また、ドライバーのライフスタイルや嗜好まで学習し、休日の行き先を提案するなど「コミュニケーション機能」を発達させたモデルです。
3モデルとも、明確に「EVの可能性」を示唆したホンダらしく分かりやすいコンセプトカーですね。
【参照】新型Honda e ホンダEVプロトタイプ
- 強化樹脂素材を使用する細いAピラー採用
- フロント全体を覆うワイドなフロントガラス
アーバンEVコンセプトのボディカラーには、Harmonic White Mistという名で未来をイメージした「ホンダらしいマットホワイト」を採用。かつてシビックで人気を得たボディカラーです。
このアーバンEVコンセプトのデザインや機能は、次期フィットEVなどにも派生させEVモデルの初期型となりそうです。
先進的でありながら「シンプルな構成」で形作られています。ドア構造には、「後部起点となるヒンジドア」を採用しており、懐かしさと合わせてモダンな雰囲気を感じさせます。
車内には異なる素材で仕上げられたベンチシート2脚を配置。乗車定員は4名。
アーバンEVコンセプトのダッシュボードには、超大型メイン画面を採用しており、電子サイドミラーの除法やバッテリー残量など、あらゆる車両情報を表示します。