スバルWRX STI S209新型モデル情報2019年10月発売【北米専用車】
スバルSTIコンプリートカーの新型モデル・WRX STI S209は残念ながら北米専用車です。
Sシリーズ初の海外限定車
デトロイトモーターショー2019で発表されたWRX STI S209は、Sシリーズ初となる海外限定車。アメリカ市場のみで販売されることが決定しました。S209は生産台数200台の限定車となる予定です。
これまでSTIの最高峰に位置するSシリーズは、日本国内のみで販売されてきました。しかし、スバルのメイン市場である北米で初めて発売されることになります。
過去に販売されたSシリーズは、人気過ぎて抽選販売に。
今回のS209は、スバル人気の高いアメリカでの限定車となるので極めて入手が難しいコンプリートカーになるでしょう。
スバル新型WRX STI S209のエクステリア
フロント周りにスプリッターやカナード追加
ダクト設定で大幅に空力性能を向上
フロントフェンダー上部にホイールハウス内の空気を引き抜く目的のダクト設定。
リアにドライカーボン製のGTウイング装着
リアフェンダー後端に通気口を設け、大径4本出しエキゾーストパイプによって迫力を増しています。
- ルーフのカーボン化やフェンダーは前後15mmワイド化
- ダンロップ製265/35R19ハイグリップタイヤ
歴代STIモデルで最大の幅を持つタイヤに、BBS製19インチ鍛造アルミホイールを装着しています。
スバル新型WRX STI S209のインテリア
ステアリングはウルトラスエードにシルバーステッチの入った特別製
シートはシルバー加飾とS209のロゴか入ったレカロ製
シルバーアクセントインテリア
センターコンソールにシリアルナンバーが刻まれたS209ロゴ入りプレートが装備されています。
スバル新型WRX STI S209のパワートレイン
S209に搭載されるエンジンは、米国向けWRX STI専用のEJ25型2.5L水平対向4気筒ガソリンターボエンジンをベースにします。
- 専用の大型エアクリーナーや専用ダクト
- 専用開発されたHKS製の大径ターボチャージャー
- 排気系にも専用設計の大口径テールパイプを備えた低背圧マフラー
を装備しています。
これらのチューニングによって歴代STIモデルの中で最強となる345馬力を実現。
この増大したパワーに対応するべく、ピストンとコンロッドは専用の鍛造品に置き換えてられ、インタークーラーはウォータースプレーを備えた大容量インテークとするなど対策が実施されています。
足回り
専用開発のビルシュタイン製ダンパーと専用コイルスプリング、強化ブッシュを採用。エンジンのみならず全方位で強化されています。
S209が日本でも導入される可能性は?
過去に販売されたS207とS208は日本市場限定モデルでした。S209は残念ながら北米市場限定モデルとなる可能性が高いです。
- S209の商標登録がアメリカで行われた
- S209の商品企画を米国のスバルオブアメリカが主導
- 初公開の場がアメリカのデトロイトモーターショー
など、S209は最初からアメリカでの販売を考えて作られたモデルだからです。
そのため、S209がそのまま日本で販売される可能性は低く、次のSTIコンプリートカーとして導入されることを期待しましょう。
スバルWRX STI S209新型モデル情報Labo
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