トヨタはノア&ヴォクシーに一部改良を加え、特別仕様車の装備充実を図りました。ノアにベージュ&ブラック内外装、ヴォクシーにシルバーメッキ内外装で飾られ、やわらかさとクールを両モデルで使い分けています。
価格帯はW×BⅢ2,909,500円~3,443,000円、煌Ⅲ2,909,500円~3,443,000円。次期ノア(&ヴォクシー)は来年夏に期待されています。現行も価格と完成度で魅力です。しかし、グレード統合(?)、2.0Lエンジン、E-four搭載の噂など新型を待ちたいですね。
ノアSi“W×BⅢ”特別装備内容
単調な黒か茶だった選択肢の内装に、ブラック&フロマージュの内装色が追加設定されました。明るさと柔らかさが印象で、ノアのイメージと同じく買い物を楽しむ幸せなファミリー仕様となっています。
ちょっとしたお出かけにも足が軽くなりますよね。加えて、内外装合わせ、メッキ加飾や木目で華やかさも演出されています。
- メッキ加飾ドアミラー
- 黒木目調加工本革巻き3本スポークステアリングホイール
- 本革巻きシフトノブ(ガソリン)
などを採用し、ポイント加飾されています。
そのほか、特別装備としてデュアルパワースライドドア、リアオートエアコン、スーパーUVカット、IRカット、はっ水機能ガラス、LEDルームランプ、ナノイーといった快適装備も充実しています。
ヴォクシーZS“煌Ⅲ”特別装備内容
外装のフードモール、内装のセンタークラスターパネルにシルバー加飾で華やかさを演出します。豪華さで言えばノアの大きなメッキグリルですが、ヴォクシーはシンプル&シックな印象を追求しています。
インテリアにはさらに、高級感を演出する専用シート表皮が施され、合成皮革巻きドアトリムオーナメントも装備されました。
その他、特別装備としてデュアルパワースライドドア、リアオートエアコン、LEDルームランプ、ナノイーなど快適装備が新設定されました。
新型は今現在、2021年夏が予定されており、エスクァイアの統合が噂されています。
【2019年1月7日】ノア 一部改良
専用内装色(ブラック×ブラック)を採用。天井・ピラー等のインテリアをブラックで統一し、モノトーンの世界観を表現したノア特別仕様車Si “W×B(ダブルバイビー)”。詳しくは https://t.co/0hezgXKkR8 pic.twitter.com/8JwiaNqxXF
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) July 6, 2016
ノアの安全装備
ノアの安全装備は2018年6月に「Toyota Safety Sense(レーザーレーダー+単眼カメラ)」がすでに採用されており、プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)が「対車両」のみに対応しました。
2019年の一部改良では、このプリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)に「対歩行者」を加え性能向上。最新のToyota Safety Senseは「対歩行者・対車両(昼夜)」に対応します。
昨年マイナーチェンジが行われたシエンタも「対歩行者」「対車両」のみに収まっています。
加えて、アクセルとブレーキを踏み間違えた時などに、障害物を検知して自動的にブレーキをかけるインテリジェントクリアランスソナーも新設定されています。
Toyota Safety Sense
レーザーレーダー(またはミリ波レーダー※最新)とカメラを用いることで、優れた認識性能と信頼性を確保するとともに
- 歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)
- 車線逸脱を防止するレーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
をパッケージ化することで優れた安全性能を発揮しています。
ノアの燃費性能
今回の一部改良は主に安全性能の向上が目的に行われており、エンジンやトランスミッションに大幅な改良が加えられることは無いので、燃費性能は現状維持となる予想です。
そのため、ガソリンエンジン仕様の2WDの燃費は16.0km/L、4WD(一部グレード除く)の燃費は15.0km、ハイブリッド仕様の燃費は23.8km/Lとなります。
ノアの販売価格
ノアの販売価格は先進安全装備の内容が充実することにより、小幅のアップがされる予想となっています。その価格変更は3万円程度に抑えられます。
ノアSi W×BⅡの装備内容
ノアSi W×BはノアのエアログレードとなるSiをベースに
- フロントグリルモール
- バックドアガーニッシュ
ダークメッキ - スモークメッキ
上記を装備して精悍(せいかん)さを増しています。
内装色
特別設定色となる「ブラック&フロマージュ」を採用し、室内空間をモノトーンで統一した世界観を作れるようになっています。さらに、W×B専用エンブレムやホワイトステッチが施された専用シート(合成皮革+ファブリックの消臭機能付)を特別装備。
アクセントとしてアウトサイド/インサイド・ドアハンドルにメッキ加飾が施されます。
特別装備以外
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア
- リヤオートエアコン
- LEDルームランプ
上記を標準装備にすることで利便性の向上も図られています。
価格
特別仕様車ノアSi W×BⅡはベースモデルのSiから約20万円プラス
- 2.0Lガソリン(8人乗り/FF)2,856,600円
- ハイブリッド3,380,400円
先進安全装備
ノアの安全装備は2018年6月にToyota Safety Sense(レーザーレーダー+単眼カメラ)採用。プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)が「対車両」のみに対応しました。
2019年の一部改良では、このプリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)に「対歩行者」を加え性能向上。最新のToyota Safety Senseは対歩行者・対車両(昼夜)に対応します。
加えて、アクセルとブレーキを踏み間違えた時に、障害物を検知して自動的にブレーキをかけるインテリジェントクリアランスソナーも新設定されました。
ノアLabo
ノア【来歴】
ノアは先代モデルとなる「タウンエースノア」・「ライトエースノア」が採用していた後輪駆動方式から、イプサムのプラットフォームを活用した前輪駆動方式へと転換することで低床化し、
後席の左右両側にスライドドアを採用するなど現代的な改良が加えられたモデルとして2001年に登場しました。
現行型は2014年に登場した3代目モデルとなっており、兄弟モデルであるヴォクシーと共通のデザインコンセプトとなるEMOTIONAL BOXを掲げ、車外からも車内空間の広さが分かる力強い箱型となりました。
さらにアンダーグリルと一体化させた大型フロントグリルとヘッドライトの組み合わせによって、ミニバンの王道を行く「堂々感」を表現しています。
3代目モデルのパワートレーンは、2.0L直列4気筒DOHCエンジンを採用したガソリンエンジン仕様。1.8L直列4気筒DOHCミラーサイクルエンジンにモーターのリダクション機構付THS2を採用するハイブリッドを設定しています。