bZ4X Touring徹底深掘り|734kmの真価
bZ4X Touringの存在を、あなたはもう知っているはずです。
けれど本当に“理解”していますか?
単なる派生モデルではありません。
これは「BEVでも、家族と遠くへ行けるのか?」という問いへの、トヨタなりの答えです。
- 734kmという数字
- 619Lという広さ
- 0-100km/h 4.6秒という走り
そのスペックの裏にある思想を、今日は少しだけ深掘りしてみたいと思います。
🚙 bZ4X Touringは「拡張」ではなく「再定義」

bZ4X Touringは、bZ4Xのロングボディ版という単純な位置づけではありません。
開発の出発点は明確です。
「BEVでも、アウトドアを妥協しなくていいのか?」
世界中のユーザーの声を拾った結果、見えてきたのは
“環境意識はある。でも、荷物は減らしたくない”という本音でした。
そこで生まれたのが、約1.4倍のラゲージ容量。
619L(VDA法)。リヤシート格納時は1,240L。
数字だけを見ると大きい。
でも本質はそこではありません。

- ゴルフバッグ4本が積める
- 家族4人+キャンプ道具が入る
- スキー板を積んでもまだ余裕がある
つまりこれは、「BEVだから小さく我慢する」を終わらせる提案なのです。
🔋 734km航続距離の意味

734km(Z・FWD、WLTC)
この数字が示しているのは、単なる長距離性能ではありません。
- 福岡から神戸まで約530km
- 東京から名古屋まで約350km
理論上、途中充電なしで余裕を持って移動できる距離感です。
さらに注目すべきは冷間性能。
- −10℃環境下でも約28分で10%→80%充電
- プレコンディショニング機能付き
冬のスキー場帰りでも、
「寒いから充電遅いかも」という不安を減らす設計思想です。
BEVの心理的ハードルは、航続距離より“安心感”。
Touringはそこを確実に突いてきました。
⚡ 0-100km/h 4.6秒の4WD

4WDモデルはシステム最高出力280kW。
0-100km/h加速4.6秒(社内測定値)。
これは、スポーツSUVに近い加速領域です。
しかもX-MODE標準装備。
前後トルクを最適配分する新制御。

雪道や未舗装路での安定性を考えると、
単なる速さではなく“余裕の走り”を狙った設定と考えられます。
BEVは静かで速い。
でもTouringはそこに“安心して踏める感覚”を足してきた。
ここが通常の電動SUVとの分岐点でしょう。
🧳 パッケージは「家族基準」

全長4,830mm。
ホイールベース2,850mm。
後席ヘッドクリアランス113mm。
前後カップルディスタンス1,000mm。
数値は冷たい。
でも体感は温かい。
後席が窮屈ではない。
荷室が妥協ではない。
視界が水平基調で開放的。
BEVにありがちな“実験感”はありません。
これは明らかに「量販SUV」の文脈で設計されています。
🛡 トヨタセーフティセンスの安心

- プロアクティブドライビングアシスト統合
- アドバンストドライブ(渋滞支援)
- アドバンストパーク(リモート機能付)
BEVを買う層は、家族を乗せる層。
だからこそ、安全装備は“全部入り”に近い構成です。
高額帯BEVにおいて、安全装備がオプションだと心理的に不安。
Touringはそこを標準装備で抑えてきました。
💰 価格とKINTOという選択肢

Z(FWD):5,750,000円
Z(4WD):6,400,000円
決して安くはありません。
ただしKINTOなら月額77,440円〜(条件付き)。
保険・税金込み。
7年総額約881万円。
ここは冷静に比較すべき部分です。
残価や補助金、電気代も含めた総コストでどう判断するか。
“所有”ではなく“利用”という選択肢も含めて、Touringは提案しているのです。
🌍 bZ4X Touringは誰に向くのか?

- 家族4人でアウトドアに行く人
- EVでも遠出したい人
- 雪道も視野に入れる人
- 充電ストレスを減らしたい人
- ガソリンSUVからの乗り換え検討者
逆に、街乗り中心なら標準bZ4Xでも十分かもしれません。
Touringは“余白を買うクルマ”。
その余白に、あなたは何を詰め込みますか?












