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日産スーパーSUV 本当に出るのか GT-R報道の中身

日産
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「日産がGT-Rの中身でSUVを作るらしい」。そんな話を見かけて、思わず手が止まった人も多いと思います。

本当に出るなら、いつなのか。GT-Rそのものはどうなるのか。気になりますよね。

先に答えを書くと、日産はこのスーパーSUVについて何も発表していません。発売時期も、決まったものはありません。

この記事では、報道で伝えられた中身と、日産が公式に話していることを分けて整理します。

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🔎 日産のスーパーSUVは本当に出るの?

ベストカーが伝えたのは「検討を始めた」という段階

話の出どころは、自動車雑誌ベストカーのスクープ記事です。

それによると、日産の社内で、R35型GT-RをもとにしたスーパーSUVの検討が始まったとされています。ただ、正式なプロジェクトとして動き出したわけではない、とも書かれています。

ベストカー自身が、今の時点で実現できるかは「不明」とはっきり書いているんです。

ここは大事なところだと思います。見出しは「開発計画あり」と勢いがありますが、中身を読むと「前向きに検討している」という話。社内の情報提供者から聞いた話として伝えられていて、日産が認めた情報ではありません。

日産の公式発表にはスーパーSUVの話が出てこない

日産が2026年4月14日に発表した長期ビジョンにも、GT-RをベースにしたSUVの話はありませんでした。

なので「いつ出るの?」への答えは、今のところ「決まっていない」です。発売どころか、作るかどうかも決まっていない段階と受け止めておくのがよさそうです。

🏁 なぜGT-Rの中身でSUVを作る話が出てきたの?

R35は、ほかの形にも使える作りだったとされている

ベストカーは、R35型GT-Rには、セダンやSUVも作れるだけの設計の広さが最初からあった、と伝えています。

R35は、エンジンを前に、変速機を後ろに置く作りです。トランスアクスル方式と呼ばれ、前と後ろの重さのバランスをととのえるための工夫でした。

報道では、スーパーSUVもこの作りを受け継ぐと予想されています。

心臓部のV6ツインターボは570psと600ps

R35のエンジンは、3.8LのV6ツインターボです。出力は、ふつうのモデルで570ps、NISMOで600psありました。

ベストカーはこのエンジンを、日産の「宝」と書いています。これだけ強いエンジンを、GT-Rだけで終わらせるのはもったいない。報道が伝える日産社内の空気は、そういうものとされています。

R35の生産は2025年8月に終わった

R35型GT-Rは、2025年8月26日に栃木工場で最後の1台が作られました。2007年から18年間で、生産は約4万8000台です。

つまり今、日産の新車の中に「GT-R」はありません。

GT-Rの技術と経験を、これからどう生かすのか。この空白の時期だからこそ、スーパーSUVのような話が出てきたのだと思います。

💰 なぜ日産はSUVを欲しがっているとされるの?

スポーツカーのとなりにSUVを置くやり方

ベストカーは、ポルシェとランボルギーニを例に挙げています。

ポルシェには911というスポーツカーがあり、そのとなりにカイエンというSUVがあります。ランボルギーニも、スーパーカーのとなりにウルスというSUVを置いています。

ドアが4枚あって荷物も積めるSUVは、スポーツカーより多く売れやすいクルマです。値段が高いので、1台あたりのもうけも大きくなります。

GT-Rという看板があるからこそ、そのとなりに置くSUVも認められる。報道は、日産がそんな形をねらっていると伝えています。

日産の今の方針とは、少し向きがちがう

一方で、日産の長期ビジョンは、クルマの数をしぼる方向です。

車種を56から45に減らし、3つの商品グループでグローバル販売の80%以上をまかなうとしています。1車種あたりの販売は、30%以上ふやす計画です。

たくさん売れるクルマに力を集める方針なので、台数の少ない高級スーパーSUVとは合いにくいところがあります。ベストカーも、この戦略の本流ではなく、開発の中の「別班」に近いものだろうと書いています。

ここが実現へのいちばん大きな壁だと、わたしは思います。

🤔 次のGT-RとスーパーSUVは、何がちがうの?

GT-Rは「出す」と社長が話している

日産のイヴァン・エスピノーサ社長は、GT-Rについては公の場で何度か話しています。

R35の最後の1台が作られたときには、GT-Rは永遠の別れではなく、進化して再び登場する、とコメントしました。2026年4月14日の取材の場でも「GT-Rは出す」と話しています。

ただ、いつ出すのか、どんな形なのかは話していません。SUVについても触れていません。

報道では、次のGT-Rは2ドアクーペのまま

ベストカーは、スーパーSUVとは別に、次のGT-Rの開発も始まりそうだと伝えています。

形は今までどおりの2ドアクーペ。エンジンは、V6・3.8Lツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドになる、とされています。

そうなると、スーパーSUVはGT-Rを名乗らない可能性が高い、というのが報道の見方です。中身はGT-Rゆずりでも、名前は別になるかもしれないんですね。

クルマ今の状況公式に確かなこと期待しすぎないほうがいい点
R35型GT-R2025年8月に生産終了18年で約4万8000台を生産新車ではもう買えない
次のGT-R社長が「出す」と話している時期と形は発表されていないハイブリッドや2ドアは報道の段階
スーパーSUVベストカーが「検討開始」と報道日産の発表はない報道自身が実現は「不明」としている

📅 答えが出るのは、いつごろになりそう?

スーパーSUVについて、日付の出た情報は今のところありません。ベストカーの記事にも、時期は書かれていません。

ただ、順番を考えるヒントはあります。

エスピノーサ社長は2026年4月、「GT-Rは出す」と話したあとに、「それまで新型スカイラインで楽しんで」と続けました。その新型スカイラインは、2026年12月に発表すると社長が明らかにしています。

つまり、まずスカイライン、そのあとにGT-R、という順番になりそうです。スーパーSUVの話が本当に進むとしても、GT-Rより先に出てくるとは考えにくいと思います。

🧭 このニュースとどう付き合えばいい?

今すぐ乗れる速いSUVを探している人にとっては、待つ理由になりにくい話です。作るかどうかも決まっていないので、何年待っても出てこない可能性があります。

反対に、GT-Rの次の姿が気になっている人は、日産の公式発表と、12月の新型スカイラインの発表を追っておくのがいちばん確かだと思います。

報道を読むときに気をつけたいのは、見出しだけで「決まった」と思ってしまうことです。本文に「検討」「とされる」「不明」といった言葉があれば、まだ決まっていない話。そこを見分けるだけで、情報にふりまわされにくくなりますよ。

R35の最後の1台がどんなクルマだったかは、こちらにまとめています。

日産R35 GT-R生産終了【2025年8月26日】18年で約48,000台、伝説の最終章と次世代復活の期待

次のGT-Rがハイブリッドになるかもしれない話は、こちらで追いかけました。

次期GT-Rはハイブリッド?日産の発表と私の密かな期待

GT-Rより先にやってくるスカイラインの話も、あわせてどうぞ。

新型スカイライン12月発表 日産社長「復活の象徴」

日産がこれから出すクルマをまとめて見たいときは、こちらが便利です。

日産新車発売情報2027

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