PR
スポンサーリンク

高速でパンクや故障をしたときの初動

車のトラブル
本サイトにはプロモーションが含まれています。

高速道路でハンドルが取られた。警告灯が点いた。エンジンから異音がする。この瞬間に何をするかで、結果が大きく変わります。

一般道と同じ感覚で対応すると危険です。後ろから時速100キロで車が迫ってくる場所だからです。

ここでは最初の30秒から順番に整理します。読んでおくだけで、いざというとき手が動きます。

スポンサーリンク

🚨 最初の30秒でやること

※画像生成で表現できませんでしたが「ガードレールより外に立つ」とまだ安全

順番はこうです。

合図を出す、避難する、通報する。

この3つだけ覚えてください。

まずハザードランプを点けます。

減速しながら左に寄り、路肩か非常駐車帯に停めます。急ブレーキは踏まないでください。後続車が対応できません。

次に、全員が車から降ります。

降りるのは助手席側からです。運転席側のドアを開けると、そのまま走行車線に体が出ます。

そして、自分の車より後ろのガードレールの外側まで移動します。これが最重要です。

🚗 車内は安全な場所ではない

ここが一番誤解されているところです。

車の中で助けを待つ、あるいは車の前後に立って待つ。どちらも危険です。

高速道路会社は繰り返し警告を出しています。停止している車に後続車が衝突する事故、車外に出ていた人がはねられる事故が後を絶たない、という表現が毎年の資料に出てきます。

NEXCO中日本が管理する高速道路では、2025年に21件の死亡事故が起き、22人が亡くなっています。その年の特徴として挙げられているのが、停止している車両への衝突です。

止まった車は、後ろから来るドライバーには見えていないと考えてください。夜間や雨天ならなおさらです。避難する場所は、車の横ではなく、車の後方のガードレールの外側です。

🛞 パンクに気づいたときの止め方

タイヤが破裂すると、ハンドルが片側に取られます。ここで慌てて逆にハンドルを切ると、スピンにつながります。

ハンドルはしっかり握って直進を保ちます。ブレーキは踏まず、アクセルを緩めて自然に減速させます。速度が落ちてから、ゆっくり左に寄せます。

高速道路では、自分でタイヤ交換をしないでください。作業中は車の外にいることになり、しかも走行車線側で作業する場合もあります。パンク修理キットも同じです。安全な場所で待って、専門の人に任せてください。

📞 通報の方法は3つある

通報の手段は3つあります。

110番。場所がわからなくても、キロポストの数字を伝えれば特定できます。

非常電話。高速道路にはおよそ1キロごと、トンネル内は約200メートルごとに設置されています。受話器を上げるだけで道路管制センターにつながり、場所も自動的に伝わります。携帯の電波が届かない場所でも使えます。

道路緊急ダイヤルの9910番。携帯電話からかけられて、24時間つながります。番号を覚えておくと役に立ちます。

通報すると、電光掲示板に停止車両の情報が表示され、後続車に注意が伝わります。状況によっては交通管理隊が来て車線規制をしてくれます。自分の身を守るという意味でも、通報は早いほうがいいです。

⚠️ 三角表示板は積む義務と置く義務が違う

これは知らない人が多い部分です。

三角表示板、正しくは停止表示器材は、車に積んでおく義務がありません。新車を買っても標準では付いてきません。

ところが、高速道路や自動車専用道路で停車したときには、後続車から見える位置に設置する義務があります。これを怠ると故障車両表示義務違反となり、普通車で反則金6,000円と違反点数1点が科されます。

つまり、積んでいなくても違反にはならないが、積んでいないせいで置けなければ違反になる、というねじれた構造です。トランクに入っているかどうか、今日確認しておく価値があります。

発炎筒のほうは車載が義務なので、たいていは助手席の足元あたりに付いています。ただし有効期限があり、4年程度で切れます。何年も確認していない方は、期限を見ておいてください。

設置するときも、走行車線側を歩かないでください。ガードレールの外側を通って移動します。無理な場合は設置をあきらめて避難を優先してかまいません。

🔦 積んでおくもの

いざというときに手元にあるかどうかで、対応が変わります。

三角表示板。エーモンの停止表示板は折りたたみ式で、トランクの隅に入ります。千円台から買えます。

LEDタイプの非常信号灯。従来の発炎筒は使い切りで期限がありますが、LED式は電池交換で長く使えます。エーモンの非常信号灯は車検にも対応するモデルがあります。

もうひとつ、夜間なら反射材の付いたベストがあると安全性が上がります。数百円のものでかまいません。

🚑 レッカーと費用

自走できない場合、本線上に止まっているのは危険なので、まず安全な場所まで移動させる必要があります。本線から最寄りの出口やサービスエリアまでの移動については、道路管理者側で手配してもらえる運用があります。そこから先の目的地までは自分で手配することになります。実際の扱いは状況によって変わるので、通報時に確認してください。

その先のレッカーは、加入している自動車保険のロードサービスか、JAFです。保険付帯のロードサービスは無料距離が決まっていることが多く、超えた分は実費です。JAFは会員なら15キロまで無料、非会員は1キロごとの加算があります。

ここで大事なのは、ロードサービスを使っても等級は下がらないという点です。ロードアシスタンス特約による費用の支払いはノーカウント事故として扱われるため、翌年の保険料に影響しません。遠慮せずに呼んでください。

📊 呼ぶ先の比較

呼ぶ先向いている状況合わない条件
110番・非常電話・9910本線上で止まった。安全確保が最優先危険が去っていて、単に移動手段を探しているだけの場合
保険のロードサービス保険にレッカーが付いている。目的地まで運びたい無料距離が短い契約。超過分が高くつくことがある
JAF距離が長い。友人の車やレンタカーで困っている非会員の場合。1回の実費が年会費を上回ることが多い
自分でタイヤ交換一般道の広い駐車場など、安全が確保できる場所高速道路上。作業中に後続車と接触する危険がある

高速道路上での自力作業は、選択肢に入れないでください。表に入れたのは、入れてはいけないことを明示するためです。

🔧 故障が増えてきた車をどうするか

一度こういう目に遭うと、次が怖くなります。実際、10年を超えた車は、警告灯が点く頻度が増えていきます。

オルタネーター、ウォーターポンプ、燃料ポンプ。どれも予告なしに止まる部品です。高速で止まるリスクは、車の年式と整備状況にそのまま比例します。

修理して乗り続けるか、替えるか。判断するには、修理見積もりと今の買取相場を並べる必要があります。修理費が買取相場に近づいてきたら、乗り換えを考える段階です。査定は無料なので、金額だけ知っておくと判断が早くなります。

売り時の考え方から売り方の選び方まではこちらにまとめています。→ 車の売却で損しない手順 売り時から乗り換えまで

車検や整備の出費を平準化したい場合は、定額サービスという選択肢もあります。

🙅 こんな人には向きません

この記事は、乗用車で高速道路を走る人向けに書いています。次の場合は前提が変わります。

大型車やけん引をしている場合。移動の手配も対応も変わるので、事業者の指示に従ってください。

トンネル内で止まった場合。火災のリスクがあり、避難の方向も変わります。トンネル内には非常駐車帯がおよそ750メートルごとにあるので、可能ならそこまで移動してください。消火器も設置されています。

雪道や凍結路で止まった場合。路肩の外側が安全とは限りません。周囲の状況を見て判断してください。

📝 まとめ

合図、避難、通報。この3つの順番だけ覚えてください。

車内は安全ではありません。全員が助手席側から降りて、自分の車より後ろのガードレールの外側まで移動します。

三角表示板が積んであるかどうかは、今日確認できます。積む義務はありませんが、高速で停車したときに置かなければ違反になります。発炎筒の期限も一緒に見ておいてください。

そして、故障が増えてきた車なら、修理費と買取相場を並べて考える時期かもしれません。高速で止まるリスクは、金額だけの問題ではありません。

一括査定の使い勝手が気になる方はこちらもどうぞ。→ ユーカーパックの評判

コメント