PR
スポンサーリンク

一部改良で前期型の相場はどう動く 売り時の判断

車の売却・買取
本サイトにはプロモーションが含まれています。

新型が出たと聞いて「うちの車は値下がりした」と決めつけると、売り時を1回逃します。

スポンサーリンク

🚗 一部改良とフルモデルチェンジは別ものです

まず言葉の整理からです。

フルモデルチェンジは、車の中身を丸ごと作り直すことです。見た目も骨格も変わるので、前の型は一気に古く見えます。相場も分かりやすく下がります。

一部改良は違います。装備を足したり、色を入れ替えたり、選べるオプションを整理したりする小さな変更です。骨格も見た目の基本も変わりません。

ここが大事なところで、一部改良では相場が下がるとは限りません。上がることもあります。

📉 相場が下がるパターン

まず下がるほうから説明します。

新型に人気の装備が標準で付くと、前期型は「その装備が付いていない車」になります。同じ車種なのに、装備の差だけで比べられる状態です。

たとえば大画面のディスプレイやシートヒーターが標準になった場合。前期型でその装備が付いていない個体は、値段を下げないと選ばれにくくなります。

一度カタログから消えたグレードが復活した場合も同じです。「もう新車では買えない」という理由で高くなっていた分が、新車が買えるようになったことで元に戻ります。

📈 相場が上がるパターン

こちらのほうが見落とされます。

一部改良では、装備が増えるだけでなく必ず何かが減ります。エンジンの種類、ボディカラー、オプションの組み合わせ。これらが整理されて消えることがあります。

新車で買えなくなった仕様は、中古でしか手に入りません。欲しい人は中古市場に来ます。ここで値段が上がります。

分かりやすいのはエンジンです。ガソリン車が廃止されてハイブリッドだけになった車種では、ガソリン車が欲しい人の行き先が中古しかなくなります。ツートーンカラーの廃止も同じで、その色を気に入っていた人は中古を探すことになります。

自分の車が「もう新車では作れない仕様」になったかどうか。ここが判断の分かれ目です。

🔎 中古車サイトでは改良前後が区別されません

ここは知っておくと得をします。

一部改良では、型式が変わらないことがほとんどです。フルモデルチェンジのように型式が新しくなるわけではないので、中古車検索では改良前と改良後がほぼ同じ条件で並びます。

区別できるのは年式と、装備欄の書き方くらいです。買う側から見ると分かりにくい状態になります。

これが何を意味するかというと、改良直後は改良前の個体と改良後の個体が同じ土俵で比べられる、ということです。買う人が違いに気づかないうちは、相場もはっきり動きません。

動くのは、改良後の車が下取りで市場に出回りはじめてからです。発表から半年ほどはタイムラグがあります。

⏰ 売るなら発表直後が有利な理由

相場が動く前が、いちばん条件を比べやすい時期です。

改良の発表があると、今の車から乗り換えようとする人が増えます。その人たちの下取り車が中古市場に流れ込むのは、少し先です。まだ流れ込んでいない時期のほうが、同じ車の在庫が少なくて済みます。

反対に、半年ほど経って改良後モデルの下取り車が並びはじめると、選択肢が増えて値段の競争が起きます。

つまり、売ると決めているなら発表直後のほうが有利です。まだ決めていないなら、少なくとも今いくらなのかを知っておくと、あとで比べられます。

🙅 こんな人には向きません

この記事の考え方が当てはまらない人を先に書きます。

ローンが残っていて残債のほうが査定額より多い人は、売っても手出しが発生します。相場を見る前に、まず残りいくらかを確認するほうが先です。

走行距離が10万kmを大きく超えている車は、改良のニュースで相場が動く範囲を超えています。この場合は年式や改良より、車の状態そのもので値段が決まります。

あと3年は乗ると決めている人も、今の相場を知る意味は薄くなります。3年後の相場は今とは別ものだからです。

車が好きで手放す気がまったくない人も、この話は関係ありません。相場より、乗っていて楽しいかのほうが大事です。

状況動いたほうがいい条件合わない条件
乗り換え予定1年以内に考えている3年以上乗るつもり
ローン完済済み、または残債より査定額が多い残債のほうが多い
走行距離8万km以下10万kmを大きく超えている
仕様廃止された色やエンジンに乗っている現行と同じ仕様のまま

🧭 売るか待つかを決める3つの質問

判断を簡単にするために、3つだけ確認してください。

ひとつめ。自分の車の仕様は、改良後も新車で買えますか。買えないなら、値上がり側の可能性があります。

ふたつめ。改良で追加された装備は、自分の車に付いていますか。付いていないなら、値下がり側の可能性があります。

みっつめ。1年以内に乗り換える気持ちはありますか。ないなら、今は何もしなくて大丈夫です。

ひとつめとみっつめが当てはまる人は、動くのが早いほど条件が良くなります。

💰 まず今の値段を知るところから

売ると決める前に、今いくらなのかを知っておくだけで判断が変わります。

数字が分かってはじめて、乗り換えの予算も、待つかどうかも決められるからです。逆に数字を知らないまま考えても、想像で決めることになります。

査定は無料で受けられます。ここで大事なのは、査定を受けたら売らなければいけないわけではない、という点です。値段を聞くだけで終わらせても問題ありません。

ただし、いわゆる一括査定に申し込むと複数の買取店から電話がかかってきます。それが苦手な人は、やり取りが1社で済む方式を選ぶほうが疲れません。ユーカーパックは担当者と1回だけやり取りすれば、あとは全国の業者がネット上で入札してくる仕組みです。

自分に合う方式かどうかは、先に確認しておくほうが確実です。

🚙 乗り換え先を先に決めておくと迷いません

売る話と買う話は、同時に考えたほうが早く終わります。

次の車を現金や残価設定で買うのか、カーリースにするのか。ここが決まっていないと、査定額が出ても判断できません。

ただしカーリースは誰にでも向くわけではありません。走行距離の上限があるので、年間の走行距離が多い人は追加料金がかかります。途中でやめると違約金が発生する点も、買う場合との大きな違いです。

車を売ってからリースに切り替えるつもりなら、この2つの条件だけは先に確認しておいてください。

📝 まとめ

一部改良で相場が下がるとは限りません。装備が増えれば下がる方向、仕様が廃止されれば上がる方向に働きます。

自分の車の仕様が新車で買えなくなったかどうか。ここがいちばん分かりやすい判断材料です。

型式が変わらないので中古車サイトでは改良前後が区別されにくく、相場が本格的に動くのは改良後の下取り車が出回りはじめてからです。売ると決めているなら、その前のほうが有利になります。

なお、ローンが残っている場合は売り時の前に確認することがあります。

売り時が見えたら、次は査定前の準備です。売却の流れ全体は「車の売却で損しない手順 売り時から乗り換えまで」にまとめています。

コメント