お盆の帰省、今年はいつ出発するか決めましたか。
気象庁が7月21日に出したばかりの3か月予報を見ると、8月はかなり暑くなりそうです。そこにお盆の渋滞が重なります。
でも、先に知っておけば怖くありません。この記事では、公的なデータをもとに「いつ動くか」と「何を積んでおくか」の2つだけに絞ってお伝えします。読み終わるころには、準備することがはっきりしているはずです。
🌡️ 8月は「平年より高い」予報が出ています
気象庁は7月21日、8月から10月にかけての3か月予報を発表しました。8月の平均気温は、東日本・西日本・沖縄と奄美で平年より高い見込みです。北日本でも平年並みか高い予想になっています。
エルニーニョ現象が続く見込みで、にわか雨や台風の影響にも注意が必要とされています。9月になると暑さは落ち着き、残暑はあまり長引かない見通しです。
つまり今年のお盆は、暑さのピークとまるかぶりということになります。「暑い中を走る」前提で準備をしておくと安心です。
🚗 渋滞の山は、前半と後半で2回きます
NEXCO各社は7月17日、2026年8月7日(金)から16日(日)までの10日間の渋滞予測を発表しました。全国で見ると、地方へ向かう下り線は前半と後半の2回、都市部へ戻る上り線は後半にピークが集中する見込みです。
NEXCO中日本の予測では、下り線のピークは8月8日(土)から9日(日)、上り線のピークは8月14日(金)となっています。関東甲信と静岡県内では、下りが8月12日(水)と13日(木)、上りが14日(金)と15日(土)にピークが来ると予測されました。
関東甲信・静岡での10km以上の渋滞は、下り95回・上り141回の合計236回の見込みです。昨年の実績(事故などの影響を含む)より35回増える予測になっています。
数字が具体的に出ている区間もあります。8月8日(土)と13日(木)は、中央道の相模湖IC付近を先頭に最大約45km。通過に約135分かかり、いつもより約100分多くみておく必要があります。
朝の早い時間に集中するのは「明るいうちに着きたい」と考える人が多いからです。裏を返せば、その時間をあえて外すと下りは避けやすくなります。
💸 休日割引が使えない日があります
これは知らないと損をする話なので、先にお伝えします。
お盆期間のうち、8月8日(土)・9日(日)・11日(火・祝)・15日(土)・16日(日)は、渋滞の激化を避けるために高速道路の休日割引が適用されません。土日に走るつもりだった方は、料金の見込みを立て直しておくと安心です。
今年は8月10日(月)と12日(水)に休みを取れば、8日から16日まで9連休になる並びです。出発日をずらせる人は、割引の対象になる平日側に寄せるという選び方もあります。
🥵 止めている間に、車内は48℃まで上がります
JAFが行ったテストでは、真夏に駐車した車の車内温度は1時間で40℃を超え、最終的に48℃まで上がりました。ダッシュボードは57.8℃に達しています。
こわいのは座席まわりです。チャイルドシートの表面やベルトの金具も熱くなり、子どもがやけどを負った事例があるとJAFは注意を呼びかけています。
サービスエリアで休憩したあと、後ろの席に子どもを座らせる前に、金具を手で触って確かめる。ほんの数秒ですが、これだけでも違います。
長い距離を走る前に、今の値段だけ知っておく
お盆の帰省は、1年でいちばん長い距離を走る機会という方も多いと思います。走った分だけ距離は増えていきますから、乗り換えを考えているなら「走る前の今」がひとつの区切りになります。
ユーカーパックは、査定を1回受けるだけで、全国の買取店がオークション形式で入札してくれるサービスです。業者同士が競り合うので、値段が上がりやすい仕組みになっています。
うれしいのは、電話がかかってくるのがユーカーパック1社だけという点です。何社もの業者から次々に着信が来ることはありません。
出品する前に「これ以下では売らない」という値段を担当者と決めておけるので、安く買いたたかれる心配もありません。
売る・売らないを決めるのは、値段を見てからで大丈夫です。
❄️ 乗り込んだ直後は「窓を開けて、走りながら」が最短
サウナのようになった車内。エンジンをかけてエアコンを最強にして、涼しくなるまでじっと待つ——これが実はいちばん遠回りです。
JAFは、車内が55℃になった状態から5つの方法を試して、下がり方を比べています。結果はこうでした。
いちばん早かったのは最後の「エアコン+走行」でした。10分かけて到達する涼しさに、半分の5分でたどり着いています。走ることで熱気が押し出され、エアコンの効きも良くなるためです。
ちなみに、車体に水をかける方法も試されています。バケツ3杯ぶん(8リットル)をかけても車内は0.9℃しか下がらず、現実的ではないという結論でした。
🛒 帰省前にそろえたい、暑さ対策の4点
対策グッズはたくさん売られていますが、全部そろえる必要はありません。ここでは「停めている間の日差し」「後ろの席の風」「背中の蒸れ」の3つに絞って、実際に手に入るものを選びました。
いちばん困るのは、出発当日に「あれ買っておけばよかった」と気づくことです。届くまでの日数を考えると、8月に入る前が動きやすいタイミングになります。
① セイワ ワンタッチサンシェード IMP349(Mサイズ)
傘のようにパッと開いて、置いて留めるだけのサンシェードです。棒(シャフト)がないタイプなので、ダッシュボードの上に大きなモニターがある車でも使えます。
放射冷却素材「ラディクール」を使っていて、メーカー公表値は紫外線カット率100%・遮光率100%・遮熱率60%です。Sサイズは IMP348、Lサイズは IMP350 があります。
買う前に、フロントガラスの幅と高さをメジャーで測っておくと失敗しません。
② カシムラ USB扇風機 ヘッドレスト取り付け KJ-191
前の席のヘッドレストの棒に付ける、後ろの席向けのファンです。USB Type-Aから給電し、風量は3段階に切り替えられます。
ボールジョイントで360度角度を変えられるので、子どもの顔に直接当たらない向きにも調整できます。
③ クレトム ベーシックカーファン SA-401
12V車専用の車載ファンです。大型クリップでアシストグリップなどにはさんで取り付けられます。
電源コードが約3mあるので、前のシガーソケットから後ろの席まで届きます。ヘッドレストの形が合わない車には、こちらのほうが付けやすいです。
④ ボンフォーム クーラックスメッシュ 背もたれ付クッション 5495-07BK
背もたれから座面までつながった一体型のクッションです。表地に接触冷感と速乾の生地を使い、裏地は3Dメッシュになっています。
サイズは450×980×20mm。長い時間ハンドルを握る運転席の、背中とお尻の蒸れが気になる方に向いています。
暑さの対策は、出発してからでは間に合いません。
👶 いちばん暑いのは、後ろの席です
エアコンの吹き出し口は前の席に集中しています。そのため冷たい風は後ろまで届きにくく、軽自動車やコンパクトカーでは後席用の吹き出し口がない車も少なくありません。
小さい子どもは体温を調節する力がまだ育っていません。お年寄りも、年齢とともにその力は落ちていきます。前の席で「涼しい」と感じていても、後ろでは同じとは限らないということです。
ファンをひとつ足して空気を回すだけで、前と後ろの温度差は縮まります。渋滞で止まっている時間ほど、この差は開いていきます。
こまめに声をかけて、水分をとる時間をつくってあげてください。
帰省先で車の話が出たときのために
お盆に実家へ帰ると、家族の車の話になることがあります。乗る回数が減った、そろそろ買い替えを考えている——そんな会話は、顔を合わせたときにこそ出てくるものです。
そのときに「だいたいいくらになるか」がわかっていると、話がぐっと前に進みます。逆に値段の見当がつかないままだと、その場では決まらず、また来年に持ち越しになりがちです。
ユーカーパックは全国に対応していて、申し込みも査定も無料です。入札の結果はマイページで見られるので、今の相場を知るだけでも役に立ちます。
帰省の前に値段だけ調べておくと、実家での相談がスムーズになります。
✅ まとめ
今年のお盆に向けて、やっておくことを整理します。
出発日については、下りの山が8月8日〜9日と12日〜13日、上りの山が14日〜15日に来る見込みです。朝の早い時間を避けると下りは楽になります。8日・9日・11日・15日・16日は休日割引が使えないので、料金は多めに見ておいてください。
積んでおくものは、サンシェードと後席用のファン、そして冷感クッション。停めている間の日差しと、走っている間の後ろの席。この2つを押さえれば大丈夫です。
そして乗り込んだ直後は、窓を全開にして外気導入で走り出し、2分たったら窓を閉めて内気循環に切り替える。これがいちばん早く涼しくなる方法でした。
準備が済んでいれば、渋滞にはまってもただの待ち時間です。気をつけて、いってらっしゃい。
※渋滞予測は事故や天候によって変わります。出発前に最新の道路交通情報をご確認ください。


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