お盆の帰省でいちばん気になるのは、「今年はどれくらい混むのか」ですよね。
NEXCO各社が2026年7月17日に、お盆期間の渋滞予測を発表しました。対象は8月7日(金)から16日(日)までの10日間で、10km以上の渋滞は上下線あわせて436回と予測されています。
先に結論をお伝えします。いちばん混むのは、行きの下りが8月13日(木)、戻りの上りが8月15日(土)になる見込みです。
この記事では、混む日と時間帯、長く伸びる区間、そして「ずらすだけで効く」避け方をまとめました。軽自動車やコンパクトカーで長い距離を走る方向けの備えも、後半で紹介します。
🗓️ 混むのはこの2日|下り8月13日、上り8月15日
下りの帰省ラッシュは8月8日(土)と12日(水)〜13日(木)に山があり、なかでも13日(木)が最多。上りのUターンラッシュは8月14日(金)〜15日(土)に集中し、15日(土)が期間中で最も混む見込みです。
内訳を見ると、下りが188回、上りが248回。戻りのほうが60回多く、Uターンのほうが警戒が必要そうです。
下りの山がふたつに分かれるのは、曜日の並びが理由です。連休に入る8月8日(土)に動く人と、迎え盆に合わせて出る人に分かれます。
とくに13日(木)は下りの渋滞が29回と期間中で最多。上りは14日(金)が39回、15日(土)が45回で、この2日が正念場になります。
⏰ 下りは朝、上りは午後|時間帯がまるで違います
同じ渋滞でも、下りと上りでは混む時間帯が逆になります。
下りが混むのは朝から昼過ぎ。「明るいうちに着きたい」と考える人が多いからです。早い人は夜明け前に動き出します。
上りが混むのは午後から夜。「夕方までに帰り着きたい」と午後に出発する人が重なります。
つまり、下りなら早朝、上りなら午前か夜。出発時刻を1〜2時間ずらすだけで、かかる時間はかなり変わります。
公式の回避例も出ています。中央道の下りは高井戸ICを5〜13時に通ると混みますが、4時より前か15時以降なら約35分で抜けられる見込み。関越道の上りは藤岡JCTを18〜19時に通ると混みますが、14時より前か翌0時以降なら約30分の見込みです。
🛣️ 長く伸びるのはこの区間
渋滞が長くなる場所は、だいたい毎年同じです。合流するところ、上り坂、トンネルの手前に集まります。
下りでいちばん長いのは中央道の相模湖IC付近で45km。次いで東北道の矢板北PA付近が35km、関越道の高坂SA付近が30kmと予測されています。
上りでいちばん長いのは関越道の坂戸西スマートIC付近で40km。続いて東北道の加須IC付近が35km、中央道の小仏トンネル付近が30km、関西方面では名神の大津IC付近で25kmの予測です。
自分が通る道が入っていたら、その区間の通過時刻だけでも意識しておくと安心です。
📉 ずらせるなら、下りは10日・上りは16日
日程に融通がきくなら、これがいちばん効きます。
下りは8月10日(月)が谷になっていて13回の予測。最多の13日(29回)と比べると半分以下です。
意外なのが、連休最終日の8月16日(日)。上りの渋滞予測は14回で、15日の45回・14日の39回と比べるとぐっと少なくなっています。「最終日は混むはず」と15日に前倒しする人が多いぶん、16日は空きやすいという見方です。
ただし、路線ごとの事情もあります。全国の傾向で日を決めたら、最後は自分が使う道の予測を確認しておきましょう。
💰 見落としがち|お盆は休日割引が使えません
意外と知られていないのが、料金の話です。
渋滞の激化を避けるため、お盆期間中はETCの休日割引が適用されません。2026年は、期間内の土日祝にあたる8月8日・9日・11日・15日・16日が対象外になります。
「土曜に出るから安くなる」と思って計算していると、あとで金額を見て驚くことになります。先に知っておくだけで、予算の組み方が変わります。
深夜割引(午前0時〜4時)はお盆期間中も使えます。交通量も少なめの時間帯なので、渋滞回避と節約を同時に狙えます。ただし眠気には十分気をつけて、こまめに休憩を取ってください。
なお、高速道路周遊パスは8月7日〜16日が販売除外期間です。使う予定だった方はご注意を。
🧊 軽やコンパクトカーは、後ろの席が暑くなります
ここからは実践編です。
軽自動車やコンパクトカーは、後ろの席にエアコンの吹き出し口がない車種が少なくありません。走っているうちは風がまわりますが、渋滞で止まると後ろだけ暑くなりがちです。
お子さんやおじいちゃん、おばあちゃんが後ろに座るなら、ここは先に手を打っておきたいところ。ヘッドレストに付けられる小さな扇風機がひとつあるだけで、体感はかなり変わります。
もうひとつ。エンジンが小さいぶん、エアコンを効かせながらの登り坂は負担が大きめです。荷物を積みすぎない、タイヤの空気圧を適正に保つ。この2つだけでも、エアコンの効きと燃費が安定しやすくなります。
🔧 出発前の5分点検で、当日の不安が減ります
長い距離を走る前に見ておきたいのは、4つだけです。
ひとつ目はタイヤ。空気圧と、溝の残りを見ます。夏の高速は路面が熱く、タイヤにいちばん負担がかかる場面です。
ふたつ目は冷却水(クーラント)の量、三つ目はエンジンオイル。四つ目は燃料で、渋滞にはまることを考えて少し多めに入れておくと安心です。
もし点検で気になるところが見つかったら、直すか乗り換えるかの判断が必要になります。
直すか、乗り換えるか。この判断でつまずく方はとても多いです。
決め手になるのは、今の愛車にいくらの値がつくかという一点。ここがわからないままだと、修理代の金額だけを見て決めることになってしまいます。
💰 今の車、下取りに出す前に本当の値段を知っておく
新しい車に乗り換えるとき、今まで乗っていた車はディーラーの下取りに出す人が多いですよね。手続きが一度で済むので、いちばんラクな方法です。
ただ、下取りの金額を決めているのは1社だけです。ほかの会社なら、もっと高い値段がつくこともあります。
かといって、買取店を何軒も回るのは大変です。一括査定に申し込んだら、いろんな会社から電話が鳴り続けた、という話もよく聞きます。
そこで使いやすいのが「ユーカーパック」です。査定を受けるのは1回だけ。そのデータをもとに、全国8,000店以上の買取店がオークションで値段を競り合ってくれます。
申し込むと、ユーカーパックから電話が1本かかってきます。話す相手はこの1社だけなので、知らない業者から次々に連絡が来ることはありません。まずはこの電話を受けるところから始まります。
個人情報も、最後に車を買った会社以外には渡りません。売買のお金もユーカーパックがいったん預かってくれるので、車を渡したのにお金が振り込まれない、という心配もなくなります。
申し込みから引き取り、書類の手続きまで手数料はかかりません。金額を見たうえで「やっぱり売らない」と決めても大丈夫です。
下取りの金額と見比べてから決めても、遅くはありません。
🛒 渋滞にはまっても困らない、車内の備え
渋滞は完全には避けきれません。それでも、備えがあれば車内の時間はぐっとラクになります。
長距離の帰省で「あってよかった」となりやすいものを、5つに絞りました。全部そろえる必要はありません。気になったものだけで十分です。
携帯トイレ(凝固剤タイプ)
渋滞でいちばんつらいのが、トイレに行けない状況です。小さなお子さんがいると、SAまで我慢というわけにはいきません。
1箱をラゲッジに入れておくだけで、安心感がまるで違います。
ヘッドレストに付ける車載扇風機
軽やコンパクトカーの後ろの席は、止まると暑くなりがちです。
USB給電で首振りができるタイプなら、後ろの席にも風がまわります。
ロール式サンシェード
SAやPAに停めている間も、車内の温度は上がります。
常時取り付けておけるロール式なら、出し入れの手間がありません。軽自動車に合うサイズも選べます。
大容量モバイルバッテリー
ナビ、音楽、動画。渋滞中はスマホの電池がどんどん減ります。
ケーブル内蔵タイプなら、忘れ物の心配もありません。
後部座席のタブレットホルダー
長い渋滞は、お子さんにとっていちばん退屈な時間です。
ヘッドレストに挟むタイプなら、工具なしで取り付けられます。
この中でとくに効くのは、携帯トイレと後ろの席の風です。この2つがあるだけで、渋滞中の車内はまるで違います。
📱 当日はこの3つを見れば大丈夫
予測はあくまで予測です。事故や天候の影響で、実際の渋滞は変わることがあります。当日は最新の情報を見ながら動きましょう。
ひとつ目は、NEXCO公式の交通情報。東日本なら「ドラとら」、中日本・西日本なら「iHighway」でリアルタイムの状況がわかります。
ふたつ目は地図アプリ。Googleマップは出発時刻を変えたときの所要時間の差を比べられるので、計画づくりに向いています。
三つ目はJARTIC。高速だけでなく一般道の情報も出るので、「高速を降りるべきか」で迷ったときの判断に使えます。
✅ まとめ
最後に、大事なところをおさらいします。
2026年のお盆期間は8月7日(金)〜16日(日)の10日間。下りのピークは8月13日(木)、上りのピークは8月15日(土)です。下りは朝、上りは午後が混みます。
ずらせるなら、下りは8月10日(月)、上りは8月16日(日)がねらい目。そしてお盆期間は休日割引が使えない点も、忘れずに。
軽やコンパクトカーで行くなら、後ろの席の暑さ対策と、出発前のタイヤチェックだけは済ませておきましょう。
長い距離を走ると、今の愛車の得意なところと苦手なところがはっきり見えてきます。
登り坂がつらかった、後ろの席が狭かった、燃費が思ったより伸びなかった。そう感じたなら、乗り換えを考えるいいタイミングです。
🚗 まずは今の車の金額を知るところから
新しい車が気になってきたら、先に今の車がいくらになるか調べておくと、予算が立てやすくなります。
ユーカーパックの申し込みは無料です。査定は1回、電話がかかってくるのもユーカーパックの1社だけ。まずはこの電話で、だいたいの流れを聞くところから始まります。
金額を見てから、下取りに出すか売るかを決めれば大丈夫です。思ったより高ければ売る、そうでなければ今まで通り下取りに出す。それで問題ありません。
知らないまま決めてしまうと、その差額には気づけないままになります。
金額を聞くだけなら、お金はかかりません。


コメント