生産終了のニュースを見たとき、少し胸がざわついた方も多いんじゃないでしょうか。「作られなくなった車って、価値も下がっていくの?」って。長年ホンダのフラッグシップミニバンとして家族を運んできたオデッセイだからこそ、気になりますよね。先に結論だけお伝えすると、答えはむしろ逆でした。
この記事では、2026年時点のオデッセイの下取り・買取相場を年式別に整理しつつ、絶版車ならではの相場の動き方を、静かにまとめてみます。
💰オデッセイの下取り・買取相場はいくら?【年式別の目安】
まず全体感から。オデッセイの買取相場は1万円ほどから463万円までと、年式と型で大きな幅があります。おおよその目安はこんな感じです。
| 年式・世代 | 相場の目安 |
|---|---|
| 2023年式〜(復活後の輸入e:HEV) | 高値で推移、420万円超の実績も |
| 2020年末〜2022年式(後期型) | 3〜5年落ちで300万〜400万円台の高水準 |
| 2016〜2019年式(5代目中期) | 数十万〜200万円前後 |
| 2013〜2015年式(5代目初期) | 40万〜100万円前後 |
| 4代目(2008〜2013年) | 17万〜60万円前後 |
| 3代目以前 | 数万円〜、状態と売り先次第 |
ポイントは「年式と顔つき」で相場がくっきり分かれること。フロントフェイスが大型化した2020年末以降の後期型が別格で、10年落ちの2016年式でも走行4.6万kmで165万円という査定例があるなど、中期型も状態が良ければしっかり勝負できます。売却されるオデッセイの平均は使用年数12年・走行約10.7万kmなので、長く乗った一台でも諦める必要はまったくありません。
※相場は走行距離・グレード・車両状態・時期でかなり動きます。あくまで2026年前半時点の目安として眺めてくださいね。
🚗生産終了でオデッセイの価値は下がる?【絶版車の本当のところ】
一番気になるところだと思うので、はっきり書きますね。オデッセイの場合、2021年末に国内生産が終了したあと、後期型の相場はむしろ高騰しました。
理由はシンプルで、新車で買えなくなったからです。オデッセイのような低床でスポーティな上質ミニバンって、実は代わりがいないんですよね。背の高いミニバンは苦手だけど広さは欲しい、という人たちの需要は消えないのに、供給だけが止まる。だから程度のいい中古に注文が集中して、値段が保たれる。2023年に輸入モデルとして復活したあとも、供給が限られているため高値で推移しています。
ただし正直にお伝えすると、この恩恵を強く受けているのは後期型とe:HEV中心です。中期以前のモデルは、ゆるやかに下がっていく通常の値動き。つまり「絶版だから売れない」は誤解ですが、「絶版だから待てば上がる」も、中期以前にとっては期待しにくい話。持っている型によって、最適な動き方が違う車種なんです。
🔍下取りと買取で26万円変わる?価格差の理由
どの型にお乗りでも共通するのがここ。複数社で査定した人の最高額とディーラー下取り額の差は、平均26万円というアンケートデータがあります(車種を問わない平均です)
オデッセイの場合、この差が開きやすい事情がもうひとつ。年数の進んだ型でも、エンジンや部品に海外での需要があって、輸出の販路を持つ業者にとっては欲しい一台なんです。国内のディーラーさんの下取りでは、この海外の値段は反映されにくい。プリウスやパジェロと同じ構造ですね。

💰 今の車、下取りに出す前に本当の値段を知っておく
新しい車に乗り換えるとき、今まで乗っていた車はディーラーの下取りに出す人が多いですよね。手続きが一度で済むので、いちばんラクな方法です。
ただ、下取りの金額を決めているのは1社だけです。ほかの会社なら、もっと高い値段がつくこともあります。
かといって、買取店を何軒も回るのは大変です。一括査定に申し込んだら、いろんな会社から電話が鳴り続けた、という話もよく聞きます。
そこで使いやすいのが「ユーカーパック」です。査定を受けるのは1回だけ。そのデータをもとに、全国8,000店以上の買取店がオークションで値段を競り合ってくれます。
申し込むと、ユーカーパックから電話が1本かかってきます。話す相手はこの1社だけなので、知らない業者から次々に連絡が来ることはありません。まずはこの電話を受けるところから始まります。
個人情報も、最後に車を買った会社以外には渡りません。売買のお金もユーカーパックがいったん預かってくれるので、車を渡したのにお金が振り込まれない、という心配もなくなります。
申し込みから引き取り、書類の手続きまで手数料はかかりません。金額を見たうえで「やっぱり売らない」と決めても大丈夫です。
下取りの金額と見比べてから決めても、遅くはありません。
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📈オデッセイを高く売る3つのコツ

ひとつめは、ディーラーで下取りの話をする前に、買取の査定額をひとつ確認しておくこと。26万円差の世界なので、基準がひとつあるだけで判断がまるで変わります。
ふたつめは、オデッセイの顔である2列目シートまわりの点検。プレミアムクレードルシートのオットマンや電動リクライニングがきちんと動くか、革の擦れがないかは査定の重要ポイントです。後期型ならジェスチャーコントロールのパワースライドドアの動作も確認しておきましょう。
みっつめは、車内のにおいと汚れの対策。ミニバンは「次の家族」が車内をよく見ます。特に2列目・3列目の使用感は印象を左右するので、シートまわりの拭き掃除と換気だけでもずいぶん違ってきますよ。
⏰オデッセイの売り時はいつ?
時期の面では、業者の買取需要が高まる1〜3月と5〜8月が狙い目とされています。自動車税は4月1日時点の所有者に課税されるので、手放すと決めているなら3月中旬までに。
そして絶版車ならではの考え方をひとつ。今の高値は「新車が出ない+中古の玉が減っていく」というバランスの上に成り立っています。生産終了までの経緯(詳しくは【ホンダ・オデッセイ年度内に販売終了か|静かな名車】にまとめています)を振り返ると、オデッセイの相場は市場の空気で動いてきました。後期型にお乗りの方にとっては、歴史的に見てもかなりの売り手市場が続いている今、価値だけでも知っておく意味は大きいと思います。
🚗 まずは今の車の金額を知るところから
新しい車が気になってきたら、先に今の車がいくらになるか調べておくと、予算が立てやすくなります。
ユーカーパックの申し込みは無料です。査定は1回、電話がかかってくるのもユーカーパックの1社だけ。まずはこの電話で、だいたいの流れを聞くところから始まります。
金額を見てから、下取りに出すか売るかを決めれば大丈夫です。思ったより高ければ売る、そうでなければ今まで通り下取りに出す。それで問題ありません。
知らないまま決めてしまうと、その差額には気づけないままになります。
金額を聞くだけなら、お金はかかりません。
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