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ホンダ高級ブランド【アキュラ】を日本導入していたら、どうなってた?

かつてホンダは2008年に高級ブランド・アキュラの日本導入を白紙撤回して現在に至ります。

このアキュラはトヨタに対するレクサスの立ち位置に近く、ホンダの企業・販売店の展開規模から考えると白紙撤回は妥当なものだったと考えられます。

この時点で開発途中だったV10エンジン搭載のスポーツカーは、2代目NSXに搭載される可能性もありました。
しかし、アキュラ日本導入の白紙撤回と同時に開発中止となっています。



アキュラを日本導入していたらアキュラのラインナップは?

アキュラ5

現行アキュラのラインナップは

  • レジェンド同等上級セダン・レジェンドにないガソリン車も設定されるRLX
  • 中国仕様はロングボディとなる3.5Lのスポーツセダンでハイブリッドは設定されないTLX
  • 2.0L200馬力のFFセダンILX
  • 2.0Lでハイブリッドも用意される中国専用CDX
  • 2.0Lターボを搭載したミドルクラスSUV・RDX
  • 3.5ガソリンまたは3.0L SH-AWDハイブリッドの7人乗りSUV・MDX
  • 日本でも発売されるNSX

上記、取り揃えとなっています。

現行ホンダラインナップにはアキュラと被る車種はなく、しかもアキュラは、より大型で高級な車種が増えていく方向性になっています。

ただ、アキュラ日本導入を検討していた当時、海外では2008年型アコードとアコードツアラーをTSXの名称で販売していました。
カナダでも2005年型シビックがCSXとして販売されていたため、当時のホンダで併売の可能性もあったでしょう。

しかし、この流れでアキュラを日本導入していたら、「セダンが販売されない」という可能性もあったと言えます。
「2010年までの売れ筋であったミニバンをアキュラでは用意していない」点も、アキュラを日本導入しなかったポイントといえます。

当時からアキュラはSH-AWDをTLX・RDX以上の車種に搭載していた傾向があり、日本導入していれば「車種全体が高額なブランドとなっていた」と言えます。

アキュラを日本導入していた場合のTSXとアコードの関係&インスパイア

アコード7

2008年代のアキュラTSXはアコードと同デザインとなっており、日本導入していればアコードの廃止、TSXへの変更という方向も考えられました。

TSX

当時販売されていたインスパイアはアコードよりサイズが大きく、日本導入していればホンダの最上級セダンとして販売されていた可能性もあります。

インスパイア

さらに、レジェンドはアキュラ専売となっていたと考えられます。

レジェンド

こういう傾向が続いた場合、2013年のアコードハイブリッドがインスパイアになっていたこともあり得ます。

現在もハイブリッド展開が遅いアキュラを見ると「白紙撤回は正しい判断だった」といえるでしょう。

アキュラを日本導入していたらアキュラのデザインはどういう変遷だった?

ホンダが六角形グリルを採用していたのに対し、アキュラは2013年あたりまで代々五角形のグリルを採用しています。

現行TLXからマイナーチェンジでグリルデザインを大幅に変更して押し出しの強いデザインとなり、全タイプ五角形のデザインになりました。

TLX

日本仕様ではレジェンドがこのデザイン傾向を受けたものとなっています。

レジェンド

仮にアキュラが日本市場のデザインを導入していたら、「押し出しの強いデザインになっていたか分からない」と言えます。

NSX・レジェンドに見られるジュエルアイデザインのヘッドライトもアキュラならではの特徴です。
ホンダの一般車に用意される傾向はなく、アキュラの独自性を持たせる傾向となっています。

アキュラを日本導入していたらNSXとアキュラの扱いはどうなってた?

Honda NSX マイナーチェンジ11

例えばテレビCMで、アキュラ枠とホンダ枠を設定する必要が発生し、国内に店舗が少ないアキュラの販売は不利になっていたでしょう。
また、アキュラが日本で展開されていた場合、NSXはアキュラ専売ブランドになっていたと思います。

そうすると現行ホンダの方向性はシビックタイプRがスポーツカーのトップだったと言えますね。

こうなった場合、NSXはスポーツカーのイメージアイコンとして”やや使いにくくなる”ので、現行ホンダのイメージ展開は不便になっていたでしょう。

NSX

さらに、アキュラ日本導入でV10エンジンのNSXが登場していたら、2010年辺りに日本で普及していたことになります。

この場合、ハイブリッド非搭載の点で燃費競争で不利になり、モデルライフの問題として2019年には「フルモデルチェンジか、廃止か」の方向になっていたことが考えられます。

今はスポーツカーのイメージリーダーであるNSXも、その役割は厳しいものになっていたでしょう。

アキュラ日本導入撤回Labo

そんなホンダNSXにオープンやタイプR設定の噂がありますね。

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画像引用元:https://www.carscoops.com/

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