「マツダロードスター」の特別仕様車30周年記念車が2019年4月5日に商談予約受付開始すると発表されました。
- RSグレードベース(MT/ソフトトップ):4月5日~15日
- RS(MT)&VS(AT)グレードベース(リトラクタブルハードトップ):5月27日~6月10日
マツダロードスターといえば、国産オープンカーとして車好きや車が詳しくない方にも車名が知られているのではないでしょうか。
1989年にデビューしてからモデルチェンジを繰り返し、数少ない生産を継続しているスポーツカーの1台として貴重な存在です。
ND型をもって現行型の4代目になります。
そのメーカー新モデルとして、2019年2月7日から行われたシカゴオートショーで、誕生30周年特別記念車が発表されました。
ND型は今までメタルトップの追加や出力向上などのマイナーチェンジを受けて進化し続けていますが、その内容を探っていきたいと思います。
マツダロードスター特別仕様車30周年記念車レーシングオレンジカラー
ボディカラー
特別仕様車の外観の大きな変更点で一番目立つのは、レーシングオレンジのボディーカラーです。
この色は、30年前のジュネーブオートショーの初代のショーモデル「MX-5 Miata club racer」にヒントを得て設定されたそうです。
「MX-5 Miata club racer」を初めて知りましたが、格好いいと思うので市販化して欲しかったですね。
先進安全技術
「スポーツカーに先進安全技術が必要なのか?」と思う方もいるかもしれません。
高い走行性能のスポーツカーであるからこそ、万が一の時の装備により、一般地域の社会への安全性をアピール。
今後のスポーツカーの存続には必要と考えています。
マツダでは「セーフティ・サポートカーS」を採用。
被害軽減ブレーキ、ペダルふみ違い加速抑制装置などが装着されています。
エンジン
ND型では、先代から排気量が2000ccから1500ccに変更され、新しいエンジンとなりました。
エンジンスペックとしては、初代の1600ccエンジンに近い物があると感じます。
初代のB6-ZEエンジンは、絶対的な馬力はないものの、エンジンの吹け上がりやサウンドがよく、扱いやすいものでした。
NDのエンジンもそれに近いフィーリングであり、運転して楽しいと思います。
新規装備
今回の仕様車では、以下の特別装備になっています。
- RAYS社製鍛造アルミ
- 特製オーナメント
- オレンジ色アクセントの内装
- RECAROシート
- BILSTEIN製ダンパー
- Brenbo製ブレーキキャリパー
エクステリア
特別車では、レーシングオレンジのボディーカラーに合わせたガンメタのRAYS社製鍛造アルミホイールを採用。
非常に格好よく仕上がっています。
また、専用オーナメントにより所有欲を増しています。本当に
インテリア
標準でもスポーツテイストが溢れています。
今回の仕様車はボディカラーのレーシングオレンジアクセントをドアトリムやシートに採用。
標準モデルとの違いを大きく表しています。特別感を感じるインテリアも魅力的なひとつです。
価格
ソフトトップ|SKYACTIV-G 1.5
3,682,800円(6速MT)
リトラクタブルハードトップRF|SKYACTIV-G 2.0
4,303,800円(6速MT)
4,260,600円(6速AT)
特別装備と、世界限定3000台のうちの1台を所有できる価値を感じる事ができれば、妥当かもしれません。
標準車は新車価格が255万円から。
ライバルのスポーツカーよりも価格面でアドバンテージがあり、購入後カスタムに費用をかける方法もアリかもしれません。
しかし今回の仕様車は本当にプレミア。ファン待望といっても過言ではないでしょう。
それを400万円弱で手に入れられることは本当にお得と思います。
この機会に是非、1/300を手に入れたいものですね。
以上、標準車と特別車の変更点を取り上げてみました。
日本での発売も待たれますが、日本でも速攻完売が予想されるので、気になる方は、マツダディーラーに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
追伸情報
関連記事
画像引用元:https://www.motor1.com