目次
ホンダNシリーズ【2021年】スケジュール
N-BOX SLASH
ホンダNシリーズ【2020年】スケジュール
N-ONE
N-BOX|マイナーチェンジ
ホンダNシリーズ【2019年】スケジュール
N-WGN
N-ONE 改良
ホンダNシリーズ【2018年】スケジュール
N-VAN
N-ONE 特別仕様車
N-BOX 特別仕様車
N-BOX SLASH 改良
N-BOX SLASH 特別仕様車
N-WGN 特別仕様車
ホンダの軽自動車Nシリーズとその歴史
ホンダの軽自動車シリーズは現在Nシリーズを中心に展開しています。NシリーズはN-BOX・N-WGN・N-ONE・N-VANの4車種。
S660・アクティトラックはNシリーズにカウントされていません。
Nシリーズの元祖は1967年に販売したホンダの軽乗用車N360になります。
N-ONEは、このN360をオマージュしたものとなっています。
現在のNシリーズの共通点
現在展開されているホンダのNシリーズは、エンジンがボンネット内部にあり前輪を駆動するFFベースになります。
また、燃料タンクをフロントシートの下に設置した”センタータンクレイアウト”を搭載していることが共通点として挙げられます。
このため、室内が大幅に広くなっており、多彩なシートアレンジを可能としたモデルや、荷室を低床化することに成功しています。
Nシリーズにならない車種とその理由
センタータンクレイアウトではないS660やアクティトラックは”ミッドシップエンジン配置”+”後輪駆動”となる点で「Nシリーズではない」ということがここにも表れています。
アクティトラックは、ミッドシップレイアウトを採用し続ける限り、次世代型でもNトラックを名乗らないと考えられます。
また、以前販売されていたライフは、
- モデル途中で名称変更のタイミングではなかった
- N-WGNと比べて新規性がない
- センタータンクレイアウトを搭載していない
上記のような理由もあったため、Nシリーズに改名・編入されることはありませんでした。
Nシリーズの歴史
2011年にN-BOXが発売されてから現在のNシリーズの歴史はスタートしています。同年の東京モーターショーではN-BOX+・N-ONEのプロトタイプとなるモデルも展示されています。
2012年11月にはN-ONEが発売。
2013年11月にはそれまで販売されていたライフと入れ替わる形でN-WGNが登場。
2014年12月にはN-BOXスラッシュが販売されています。
2017年にはNシリーズ初のフルモデルチェンジとなる2代目N-BOX。
2018年にはアクティバンからバトンタッチする形でNシリーズ初の商用車となるN-VANが登場。
そして、2019年に2代目N-WGNが登場しています。
Nシリーズ車種別の特徴
N-BOX
Nシリーズ最初の一台で後席は両側スライドドアのスーパーハイト系に分類される軽自動車。広い室内と多彩なシートアレンジが特徴です。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- 3395mm
- 1475mm
- 1790-1815mm
- 2520mm
- 890-1030kg
N-ONE(初代)
ハッチバック型の軽乗用車でインテリア・スタイルなどプレミアム志向となっています。モデル中期からNシリーズで唯一立体駐車場に入る高さとなったローダウンが登場しています。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- 3395mm
- 1475mm
- 1610-1630mm
- 2520mm
- 830-920kg
N-WGN
トールワゴン系軽乗用車で初代と2代目ではデザインの方向性を大きく変えていることが特徴といえます。Nシリーズ随一の低燃費と運転しやすさがポイントとなっています。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- 3395mm
- 1475mm
- 1675-1725mm
- 2520mm
- 850-930kg
N-BOX SLASH(2020年2月終了)
N-BOXをベースに低全高とスイングドアを採用してクーペスタイルを持たせた個性的な一台です。インテリアテーマも多数用意されています。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- 3395mm
- 1475mm
- 1670-1685mm
- 2520mm
- 920-980kg
N-VAN
Nシリーズ唯一の商用車で、後席はもちろん、助手席を完全に床下収納できます。さらに、助手席側ドアはピラーレスドアとなっており大開口スペースで作業が可能です。
- 全長
- 全幅
- 全高
- ホイールベース
- 重量
- 3395mm
- 1475mm
- 1945-1960mm
- 2520mm
- 930-1020kg
Nシリーズの今後≫≫
Nシリーズは、N-ONEとN-BOXスラッシュが予防安全装備HondaSENSING非搭載という点で、他車より遅れた存在となっています。そのため、今後のモデルチェンジが不透明な立ち位置にあるのが現状です。
「N-ONEは唯一、立体駐車場に入る」という点でフルモデルチェンジをする甲斐があるのに、それが確実ではないのが現状です。
2021年あたりまでに、各モデルの整理も含めて動向がはっきりするでしょう
また、N-ONE各タイプにハイブリッド搭載も期待されます。しかし現状、軽自動車の燃費競争はそこまで激化していないこともあり、確実視できるものではないといえるでしょう。
NシリーズLabo
画像引用元:https://www.carscoops.com/
画像引用元:https://www.honda.co.jp